『地獄の黙示録 ファイナル・カット』40周年記念特別映像が解禁
「なぜ私が“ファイナル・カット”を作ったか」
フランシス・フォード・コッポラ監督のコメント入り、40周年記念特別映像が解禁
フランシス・フォード・コッポラ監督自らが再編集し、新たなデジタル修復を施した最終版『地獄の黙示録 ファイナル・カット』。
1980年2月16日、『地獄の黙示録』の日本初公開から満40周年を迎える記念すべき本日、コッポラ監督コメント映像&40周年記念特別映像を解禁。製作40周年を記念して、コッポラ監督自ら、1979年の劇場公開版より30分長く、すべてを盛り込んだ2001年の特別完全版より20分短いバージョンに再編集したファイナル・カットが誕生しました。
映像の中で、コッポラ監督は「40年という年月を経て、最高の形にできた」とコメント、これまで製作した3つのバージョンについて、さらに以下のように語っています。
「1979年当時、本作は、戦争映画としてはかなり異色かつシュールで、奇妙な印象を受ける人もいた。だから、最初のバージョンは、なるべく短く編集し、異様に見えないようにした。だが数年後に観た時、本作は時代の少し先を行っていただけで、少しもおかしくないことに気づいた。そこで、2001年の特別完全版は、撮影したのに使われなかったあらゆるシークエンスを戻してつなぎ合わせた。製作40周年を迎える2019年に、どちらのバージョンを上映するか聞かれた時、私は、自分が好きな新しいバージョンを作りたいと考えた。それは、1979年の劇場公開版ではカットされ、2001年の特別完全版に使用した箇所をすべて修復し、私が妥当だと思った重要なシークエンスだけを戻したものだ」
撮影時のオリジナル・ネガフィルムを初めて使用し、音声は劇場公開版のプリントマスターを使用。いずれも独自のIMAX DMR (Digital Media Remastering) 技術でデジタルリマスターされ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像と迫力あるサウンドを体感できる『地獄の黙示録 ファイナル・カット』は2月28日(金)より、全国IMAXにて期間限定上映されます。
『地獄の黙示録 ファイナル・カット』
2020年2月28日(金)より、全国IMAXにて期間限定上映
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