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戦争映画

映画館や試写室で観た戦争映画のレビューです。ネタバレはいたしません。映画鑑賞や映画選びの参考にどうぞ。

Vol.269 『ダンケルク』

TOHOシネマズ日本橋にて『ダンケルク』を鑑賞。クリストファー・ノーラン監督による、第二次世界大戦の実話に基づく戦争映画。

快進撃を続けるドイツ軍はヨーロッパ西部への侵攻を開始する。南への退路を断たれたイギリスおよびフランスの連合軍は、英仏海峡のダンケルクに追い込まれてしまう。イギリスはダンケルクに取り残された40万人にも上る兵士たちの撤退作戦を開始するのだが……。

ダンケルク

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Vol.230 『日本のいちばん長い日』

マスコミ試写にて『日本のいちばん長い日』を鑑賞。1967年にも映画化されている、ポツダム宣言の受諾、日本の敗戦にまつわる男たちの物語。

敗戦色が色濃くなった昭和20年4月に発足した鈴木貫太郎内閣。ドイツの降伏、そして連合国側から最後通牒として打診されるポツダム宣言。それでもなお徹底抗戦をとなえ、本土決戦を主張する陸軍との間で結論が出ないまま時間は過ぎていく。広島、そして長崎に原爆が落とされ、ソ連が参戦。日本はいよいよポツダム宣言受諾が決定するが、その裏に様々な思いが交錯するドラマがあった……。

日本のいちばん長い日

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Vol.223 『フューリー』

TOHOシネマズ日劇にて『フューリー』を観賞。今年は『永遠の0』から始まって、最後に観る映画として選んだのがまた戦争映画というのがなんとも不思議。とりたてて戦争映画ばかり観ているわけではないんですけどね。
今作は、ブラッド・ピット主演の、第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線を描いた作品。アフリカ戦線から戦い続けてきたシャーマン戦車。ウォーダディーの名で知られるコリアー軍曹が指揮するこの戦車は、激戦の中、部下が一人戦死する。その補充要員として送り込まれてきたのは、事務を志望して入隊した、新兵のノーマンだった。これまでの日常ではありえない戦場の修羅場を経て、ノーマンは兵士として成長していく。その先に待ち受けていたのは、ドイツ武装SS大隊との勝ち目のない戦いだった……。

フューリー

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Vol.217 『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

完成披露試写にて『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』を観賞。会場となった丸の内ピカデリー2では、エクスペンダブルズガール(?)がお出迎え&一緒に写真撮影サービス。まあ、この二人の間に入って写真撮る勇気はなかったw

エクスペンダブルズ3

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Vol.206 『永遠の0』

TOHOシネマズ日劇1にて『永遠の0』を観賞。山崎貴監督による、太平洋戦争で散った一人の特攻隊員の物語。
祖母の葬儀で祖父と血縁がないことを知った佐伯健太郎は、実の祖父であり、太平洋戦争時に特攻出撃によって帰らぬ人となった宮部久蔵について調べ始める。宮部を知る人から語られる人物像は、生還するために戦闘に参加しない臆病者であった。その宮部がなぜ特攻という最期を選択したのか? やがて健太郎は、その最期を知る人物にたどりつく……。

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Vol.199 『U・ボート』

U・ボート ディレクターズ・カット観賞映画振り返りコラムの70回目は1982年に観た『U・ボート』。ここからようやく1982年に入ります。先はまだまだ長い……。この作品は友人と二人で松竹セントラルで観ました。
第二次世界大戦中に大西洋で活躍したドイツの潜水艦U・ボート。その壮絶な戦いをリアルに描いた戦争映画。西ドイツ製作の映画がメジャータイトルとして公開されたのは珍しかったという記憶があります。ハリウッド製作の戦争映画で、第二次世界大戦を描いた場合には主役はアメリカを中心とした連合軍であり、ドイツ側の視点で描かれたというのも初体験でした。

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Vol.192 『終戦のエンペラー』

新宿ピカデリーにて『終戦のエンペラー』観賞。8月1日に観たのですが、時間が取れず、ここに掲載できていませんでした。
作品としては、これまでほとんど映像化されることのなかった、第二次世界大戦終戦直後の日本の姿。カテゴリとして戦争映画に分類しましたが、戦争自体を描いた作品ではなく、マッカーサーが占領政策、大きくいうと、戦後の日本をどのように導いていくかについてを策定するにあたり、その責任の所在をどのように判断したかが描かれています。

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Vol.164 『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』

聯合艦隊司令長官 山本五十六 オリジナル・サウンドトラック楽天地シネマズ錦糸町にて『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』観賞。
戦争前夜の海軍省から前線基地視察時の戦死まで、山本五十六の物語を通じて、なぜ日本が勝つ見込みのない戦争に傾き、突入し、負けていったのかを描いた作品。戦争映画というよりも山本五十六の伝記映画といったほうがいいでしょう。

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Vol.163 『連合艦隊』

連合艦隊観賞映画振り返りコラムの61回目は1981年に観た『連合艦隊』。一般試写でイイノホールで観ました。
真珠湾攻撃による太平洋戦争の開戦から、ミッドウェー海戦を経て敗戦の道を進んでいく日本海軍。レイテ、そして大和の沖縄特攻作戦までの戦争の流れを縦軸にしながら、歴史に翻弄された2組の家族、特に親子の物語をオールスターキャストで描いた作品。中井貴一さんのデビュー作でもあります。

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Vol.139 『戦争の犬たち』

戦争の犬たち観賞映画振り返りコラムの52回目は1981年に観た『戦争の犬たち』。戦争映画好きの父親に連れられて、弟と3人で観ましたが、どこの映画館で観たのか覚えてません。テアトル東京だったような気もするんですが。
『ジャッカルの日』で知られるフレデリック・フォーサイスの原作を映画化した傭兵物。イギリスの資本家から依頼された傭兵がアフリカでクーデターを起こし、資本家の扱いやすい大統領を擁立しようと画策する物語で、単なるドンパチではない裏の駆け引きが見どころ。

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Vol.117 『アラビアのロレンス』

アラビアのロレンス [完全版]デラックス・コレクターズ・エデション観賞映画振り返りコラムの46回目は1980年にリバイバル上映を観た『アラビアのロレンス』。これを観た松竹セントラルはかなり広い映画館で、そのわりに丸の内ピカデリーで上映する作品が同じことが多いためかめちゃくちゃ混んでいるということもなく、さらに2階でも観られるのあってけっこう気に入っていた映画館でした。いまはADK松竹スクエアというビルになっています。
『アラビアのロレンス』はアカデミー賞10部門受賞の名作で1962年の作品。この頃、毎年のように2週間ほどリバイバル上映していて、2、3年の間に3回観に行きました。当時絵描き一歩手前だった私は、この映画のイラストをB2サイズで描いたことがあります。あのイラスト、どこかにしまってあったかな? わりとよく描けてたんだけど……。

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Vol.107 『二百三高地』

二百三高地観賞映画振り返りコラムの42回目は1980年に観た『二百三高地』。丸ノ内東映(現在のTOEI(1))で、父親に連れられて家族4人で観ました。家族揃って映画館に行ったのはこの作品が最後になりました。
日露戦争で激戦となった旅順攻略戦を描いた戦争大作映画。大ヒットを記録し、翌年にはテレビドラマも作られました。さだまさしさんが歌う主題歌『防人の歌』もヒットしましたね。

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Vol.82 『ディア・ハンター』

ディア・ハンター デジタル・ニューマスター版観賞映画振り返りコラムの31回目は『ディア・ハンター』。この映画が公開されたのは1979年なのですが、その時に見逃していたので1980年のアンコール上映を観に行きました。本八幡駅前のビル内にあった4つの映画館のいずれかで観たのですが、映画館名までは覚えてません。
1979年のアカデミー賞作品賞を含む5部門を受賞した作品で、マイケル・チミノが監督。ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・サベージ、ジョン・カザールらが出演。アカデミー賞ノミネートとなったメリル・ストリープの出世作とも言えます。

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Vol.79 『地獄の黙示録』

地獄の黙示録観賞映画振り返りコラムの29回目は1980年公開の『地獄の黙示録』。公開時、35mm版と70mm版でラストシーンが違い、テアトル東京の70mm版と有楽座の35mm版で迷ったのですが、先行上映となった有楽座の35mm版を観ました。拡大上映までの間は全席指定での上映でした。これは父と弟の3人で観た映画。
DVDジャケットになっているのはVol.37 『007/私を愛したスパイ』のときに書いたボブ・ピークのイラスト。光の表現などを見るとボブ・ピーク独特のタッチではありますが、それまで見ていたイラストとはかなり画風が違い、その迫力に圧倒された記憶があります。映画を観終わった後、なぜモチーフがドラン橋のシーンなのだろう?と思いましたが、この映画に潜む闇をクローズアップさせるためのモチーフ選びなのかなという気がします。

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Vol.48 『真夏のオリオン』

映画「真夏のオリオン」オリジナル・サウンドトラックTOHOシネマズ日劇にて『真夏のオリオン』鑑賞。特に観ようと思っていた作品ではなく、たまたま特別観賞券が手に入ったので……という程度でたいした期待もせずに観たわけですが……。
我々はすでに数多くの戦争映画や潜水艦映画を観てきている。その上で提示された映画がこの作品というのはどうなんでしょうか?というのが素直な感想です。

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Vol.45 『戦場』

戦場観賞映画振り返りコラム14回目は1978年公開のベトナム戦争映画『戦場』。前回観た『ナバロンの嵐』が家族に喜ばれたと調子づいた父親に連れられて、弟と3人で観賞。映画館は丸の内東映パラス(現丸の内TOEI(2))。
この映画の前に観た戦争映画といえば冒険活劇的な第二次大戦ものばかりで、ベトナム戦争の映画はこれが初めてでした。当時はまだベトナム戦争が終わって間もなくであり、映画の題材として扱われることは多少はありましたが、まだまだ少ないころ。ましてや反戦色の強い映画というのは初めてだったので、現実の戦場の悲惨さというものが強く印象に残りました。

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Vol.44 『ナバロンの嵐』

ナバロンの嵐観賞映画振り返りコラム13回目は1978年公開の戦争映画『ナバロンの嵐』。有名な『ナバロンの要塞』の19年振りの続編。戦争映画が好きだった父親に連れられて家族4人で観ました。映画館はいまはなきテアトル東京。
いまでこそ戦争映画というと反戦映画が主流になっていますが、この頃まではどちらかというと冒険活劇的な映画が多く、「連合軍=善」、「ドイツ軍=悪」という勧善懲悪の構図の映画が多かったですね。

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Vol.4 『硫黄島からの手紙』

硫黄島からの手紙『硫黄島からの手紙』観賞。悲しいですね。この映画がアメリカ映画であること、日本人としてとても悲しいし、とても恥ずかしい。内容としてはまぎれもなくアメリカ映画であり、そこに違和感は覚えるものの、題材としては日本人の手で作らなければいけなかった作品だったと思います。
違和感を覚えたのは、日本の戦争映画でこれまで描かれてきた日本兵像と、この作品に登場する日本兵が微妙に一致しないという点です。どっちが正しいということではなく、視点の違いからくる違和感だと思います。やはり、どこかアメリカ人の視点という感じがありました。

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Vol.3 『父親たちの星条旗』

父親たちの星条旗遅ればせながら『父親たちの星条旗』観賞。太平洋戦争における激戦地、硫黄島での戦いを、日米双方から描いた2部作の1作目……と思っていたのですが、思っていた話とはちょっと違いましたね。
観ようと思っている映画の情報は基本的にシャットアウトしてしまうので、ポスターだけで「硫黄島を占領するまでの戦いが描かれるんだ」とばかり思っていたので、『ウィンドトーカーズ』のような話を想像していました。同じ俳優も出てるし(^_^;)

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