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コラム

映画館や試写室で観た映画・アニメ・特撮のレビューです。ネタバレはいたしません。映画鑑賞や映画選びの参考にどうぞ。

Vol.125 『キック・アス』

キック・アスマスコミ試写にて『キック・アス』を観賞。下町コメディ映画祭in台東でジャパンプレミアを行ったアメコミヒーロー映画……ではありますがR15+のレイティングがなされていることでもわかるように、『スパイダーマン』などのヒーロー映画と違って子どもと楽しめる映画ではなく、けっこう人を選ぶ映画だと思います。
話としては、なんの力も持たない高校生が自前のスーツとマスクで自称ヒーロー“キック・アス”として自警団活動をするうち、ニコラス・ケイジが演じる“ビッグ・ダディ”、そして高度な訓練を受けたその娘“ヒット・ガール”とともに麻薬犯罪組織に立ち向かっていく……というアクション映画です。

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コラム, 冒険活劇映画          

Vol.124 『ロビン・フッド』

マスコミ試写にて『ロビン・フッド』を観賞。リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット主演。今年のカンヌ映画祭でオープニングを務めた作品で、『グラディエーター』の監督・主演コンビとくれば期待が高まるというもの。
ロビン・フッドといえば、シャーウッドの森に仲間達と住み、民衆に圧政を強いる国王に立ち向かうヒーローなわけですが、実際のところは実在したかどうかも定かではない、吟遊詩人によって語り継がれた伝説の人物です。これまでも様々な映画、ドラマで描かれてきましたが、弱きを助けるヒーローとしての側面が強調されるものが多く、実在した人物としての生々しさというのは描き切れていなかったと思います。
今回のリドリー版では、十字軍遠征帰りの男が運命に導かれるかのようにノッティンガムの村を訪れ、さらにはイングランドの危機に立ち向かい、そして伝説となっていく姿が描かれています。

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コラム, 歴史物・偉人物映画          

Vol.123 『ピラミッド』

ピラミッド観賞映画振り返りコラムの50回目は1981年に観た『ピラミッド』。どこで観たのか覚えてないのですが、たぶん有楽座か日比谷映画のどちらかだったような……。
1955年製作のハワード・ホークス監督作品である『ピラミッド』(これは名作でした)とはまったく無関係の映画。ドラキュラの原作者として知られるブラム・ストーカーの小説を映画化、チャールトン・ヘストンが主演、しかもエジプトがらみ……ということでそれなりに期待して観に行きました。

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コラム, ホラー・スプラッタ映画          

Vol.122 『フライングハイ』

フライングハイ観賞映画振り返りコラムはここから1981年に突入。49回目は1981年1月1日に観た『フライングハイ』。伯母から株主優待券を2枚もらったので、弟と一緒に観ることにしたのですが、銀座だと入場するのに1人2枚必要だったため、1枚で入れる浅草の映画館に行きました。映画館名はもう覚えてません(^_^;)。
スチュワーデスの恋人との仲がうまくいっていなかったテッドは、関係を修繕すべく彼女が搭乗している飛行機に乗り込む。ところが飛行中に集団食中毒が発生。機長も副操縦士も倒れてしまう。この飛行機には心臓移植手術のためにシカゴへ向かう少女もおり、定刻に到着しないと生命に関わってしまう……。乗客の中で飛行機を操縦できるのはテッドだけだったが、彼は、戦争中の経験によって飛行機恐怖症なのであった……。

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コメディ・ギャグ映画, コラム          

Vol.121 『劇場版 機動戦士ガンダム00 – A wakening of the Trailblazer -』

劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-マスコミ試写にて『劇場版 機動戦士ガンダム00 – A wakening of the Trailblazer -』を観賞。TVアニメ『機動戦士ガンダム00』の完結編として製作された、ガンダムシリーズとしては19年振りとなるオリジナル劇場版アニメ。
イオリア計画によるシナリオは世界を一つにし、人類の変革をも促した。刹那がイノベイターとなった意味とは? その先に待つ「来るべき対話」とは? ガンダムマイスターたちとソレスタルビーイングのラストミッション。それはこれまで描かれたことのないガンダムの世界……。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.120 『パンドラム』

マスコミ試写にて『パンドラム』を観賞。デニス・クエイド主演のSFホラー。製作は『バイオハザード』シリーズの監督として知られるポール・W・S・アンダーソン。
膨れあがった人口、資源の枯渇、滅亡に向かう地球……西暦2174年、地球上の生物のサンプル2000万種と6万人を乗せた宇宙船エリジウムは地球とよく似た環境の惑星タニスへと旅立つ。ほとんどの人はその長旅のために冷凍睡眠装置で眠っており、船は数人によるいくつかのチームが交代で航行していた。やがて、チーム5のペイトン(デニス・クエイド)とバウアー(ベン・フォスター)が目を覚ますが前のチームはおらず、2人以外誰もいなかった。しかし、船の中には、恐ろしい“何か”が暗躍していた……。

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SF映画, コラム          

Vol.119 『カサノバ』

フェデリコ・フェリーニ セレクション カサノバ観賞映画振り返りコラムの48回目は1980年に観た『カサノバ』。友人が招待券があるということで観に行った映画で、有楽町のスバル座で観ました。
稀代の色事師として知られるカサノバの人生を、映像の魔術師と呼ばれたフェデリコ・フェリーニが映画化した作品。セットでの撮影にこだわった映像がフェリーニ独特の色彩で描き出され、他の監督にはない映像美を作り出しています。布(?)で作った海を小舟で渡るシーンなど、ともすれば陳腐な画になりがちなシチュエーションもきちんと説得力のある映像となっているのはフェリーニの手腕でしょう。

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コラム, 歴史物・偉人物映画          

Vol.118 『レイズ・ザ・タイタニック』

観賞映画振り返りコラムの47回目は1980年に観た『レイズ・ザ・タイタニック』。今は日比谷シャンテになっている日比谷映画で観ました。この年の正月映画としてはキューブリックの『シャイニング』、マックィーン主演の『ハンター』などが話題作でしたが、ポスターに使用された海底から浮上するタイタニック号のイラストが心を掴んで離さず、この作品を観ることにしました。
この浮上するシーンが実際の映像でどう描かれているのか? それが気になって気になって……。昔はこういうポスタービジュアルなどに惹かれて映画を観たり、書籍を買ったりということがよくありましたが、最近はそこまで心惹かれる絵が少なくなった気がします。映画ポスターはほとんど写真のコラージュですし……。

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コラム, サスペンス映画          

Vol.117 『アラビアのロレンス』

アラビアのロレンス [完全版]デラックス・コレクターズ・エデション観賞映画振り返りコラムの46回目は1980年にリバイバル上映を観た『アラビアのロレンス』。これを観た松竹セントラルはかなり広い映画館で、そのわりに丸の内ピカデリーで上映する作品が同じことが多いためかめちゃくちゃ混んでいるということもなく、さらに2階でも観られるのあってけっこう気に入っていた映画館でした。いまはADK松竹スクエアというビルになっています。
『アラビアのロレンス』はアカデミー賞10部門受賞の名作で1962年の作品。この頃、毎年のように2週間ほどリバイバル上映していて、2、3年の間に3回観に行きました。当時絵描き一歩手前だった私は、この映画のイラストをB2サイズで描いたことがあります。あのイラスト、どこかにしまってあったかな? わりとよく描けてたんだけど……。

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コラム, 戦争映画          

Vol.116 『未知との遭遇 特別編』

未知との遭遇 製作30周年アニバーサリー アルティメット・エディション観賞映画振り返りコラムの45回目は1980年に日比谷有楽座で観た『未知との遭遇 特別編』。左の画像はオリジナル版のデザインですが、特別編のキービジュアルを使ったBD・DVDは存在しないみたいですね。いまやファイナルカット版と合わせて3バージョンを1アイテムで観られる時代ですからねぇ。
オリジナル版は言わずと知れた名作で、「Vol.38 『未知との遭遇』」にも書きました。このオリジナル版がヒットしたため、映画会社としては続編を作りたかったのですがスピルバーグは乗り気ではなく、新カットの追加・再編集リニューアルバージョンの製作ということで折り合いをつけ、この特別編ができました。

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SF映画, コラム          

Vol.115 『仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』

撮影報告書 メイキング・オブ・仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて『仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』を観賞。同時上映は『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』
まずはゴセイジャーですが、30分という短い作品ではありますが、劇場版ならではというべきアクションの連続。けっこうワイヤーアクションを使ってましたね。あとは、今となっては珍しいカースタント。屋根やボンネットに人が張り付いた状態で疾走する車……すごく久しぶりにみました。内容としてはゲストが入ったり、ベテラン声優などを用いていて、少し豪華な感じではありますが、テレビとの差はあまり感じられなかったというのが素直な感想でしょうか。

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コラム, 特撮映画          

Vol.114 『大地震』

大地震観賞映画振り返りコラムの44回目は1980年にリバイバル上映で観た1974年製作の『大地震』。日展を観に行った帰りに丸ノ内東映パラス(現在のTOEI(2))で観ました。血縁関係のない(要するに親戚ではない)女性と二人きりで観た初めての映画。女性と観るならもう少し選択肢があるだろうにとも思うわけですが、こういう映画を選ぶあたりが私らしいというか。
この映画は、いわゆるパニック映画と呼ばれるジャンルに属します。1970年の『大空港』を火付け役として、1970年代はパニック映画がとても多かったですね。最近ではディザスタームービーとも呼ばれるようになりましたが、パニック映画は災害に関係のない作品も多く、厳密には両者は違うのではないかという気もします。

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コラム, パニック・ディザスター映画          

Vol.113 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝deエンド・パイレーツ』

超電王トリロジー ORIGINAL SOUNDTRACKTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝deエンド・パイレーツ』を観賞。『仮面ライダー電王』の劇場版7作目で、3部作(トリロジー)の3本目。
この作品は『仮面ライダーディケイド』に登場した仮面ライダーディエンドが主役ということで、電王とは違う世界のライダーをうまくからめることができるかどうかがポイントだと思っていましたが、なんら違和感がなくなじんでいました。また初登場となるG電王の存在もとてもしっくりきていて、シナリオがよくできているなと感心。

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コラム, 特撮映画          

Vol.112 『レポゼッション・メン』

ブロマイド写真★ジュード・ロウ/白黒・写真家名付きマスコミ試写にて『レポゼッション・メン』を観賞。ジュード・ロウ主演の近未来SF作品。
今から20年後。ユニオン社の人工臓器が広く普及し、人々は長寿を得ていたが、高額なローンが払えない人々も現れる。それらの人から人工臓器を回収するのが主人公たち回収人(レポメン)。ジュード・ロウが演じるレミーはトップクラスの回収人だったが、事故により人工臓器をつけることになり……。追う立場が追われる立場になり、レミーはある決断を下すのだった……。

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SF映画, コラム          

Vol.111 『バトルクリーク・ブロー』

バトルクリーク・ブロー デジタル・リマスター版観賞映画振り返りコラムの43回目は1980年に一般試写で観た『バトルクリーク・ブロー』。確かヤクルトホールだったと思うのですが記憶が定かではありません。ジャッキー・チェン主演のアクション映画で、この作品がハリウッド進出第1作になります。
日本では『ドランクモンキー 酔拳』『スネーキーモンキー 蛇拳』が公開され、ジャッキー・チェンの名前がようやく知られてきた頃という感じでしょうか。ブルース・リーの後、低迷していた香港映画のこれからを担うスターがようやく登場したかなというところでのハリウッド進出。『燃えよドラゴン』のスタッフが結集し、鳴り物入りでの登場となりました。

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アクション映画(一般), コラム          

Vol.110 『東京島』

東京島マスコミ試写にて『東京島』を観賞。桐野夏生さん原作のベストセラーを映画化した人間ドラマ。
嵐で無人島に漂着した中年夫婦、バイト先から逃げ出してきた若者、密航が見つかり船から降ろされた中国人。男性23人、女性1人。この島で唯一の女性である清子の夫が謎の死を遂げる。清子は若者の中からカスカベを2人目の夫とするが、これもまた不審な死を迎える。そして、残った者たちは争いを避けるため、清子の3人目の夫をくじ引きで決めようとするのだった……。

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コラム, ヒューマンドラマ          

Vol.109 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』

超電王トリロジー ORIGINAL SOUNDTRACKTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』を観賞。『仮面ライダー電王』の劇場版6作目で、3部作(トリロジー)の2本目。
前作のEPISODE RED ゼロノス編がTVシリーズの正統な続編だったのに対し、こちらは劇場版からの流れで作られた外伝というべきでしょうか。『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』で初登場となったNEW電王ですが、その時は野上良太郎役の佐藤健さんを特別出演とし、主役という位置付けになっていて、ここで電王からNEW電王へバトンタッチさせる予定なのかと思われましたが、いま一つNEW電王そのものを描き切れていなかった感じがしていました。

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コラム, 特撮映画          

Vol.108 『アイアンマン2』

アイアンマン2一般試写にて『アイアンマン2』を観賞。マーベルのアメコミヒーローを映画化した『アイアンマン』の続編。
前作の衝撃のラストシーンから始まるこの作品は、続編映画にありがちな罠にはまらず、素直な続きとして観ることができ、なんら世界観を壊していないのがいいですね。主人公トニー・スターク、その秘書ペッパー、友人でもある軍人のローディ。それぞれのキャラクターが前作と同じ性格・言い回しで登場し、それぞれの人間関係もそのまま。続きだから当たり前と思われる人もいると思いますが、その当たり前のことができていない続編がどれだけ多いか。

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コラム, 特撮映画          

Vol.107 『二百三高地』

二百三高地観賞映画振り返りコラムの42回目は1980年に観た『二百三高地』。丸ノ内東映(現在のTOEI(1))で、父親に連れられて家族4人で観ました。家族揃って映画館に行ったのはこの作品が最後になりました。
日露戦争で激戦となった旅順攻略戦を描いた戦争大作映画。大ヒットを記録し、翌年にはテレビドラマも作られました。さだまさしさんが歌う主題歌『防人の歌』もヒットしましたね。

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コラム, 戦争映画          

Vol.106 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』

超電王トリロジー ORIGINAL SOUNDTRACKTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』を観賞。『仮面ライダー電王』の劇場版5作目で、3部作(トリロジー)の1本目。
前作『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』の続きというわけではなく、TVシリーズの正統なる続編となっています。TVシリーズを通して観た人が気になっていたであろう侑斗と愛理の愛の物語。最終回から2年以上経って、こうした話が観られるのはファンにはうれしいんじゃないでしょうか。

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コラム, 特撮映画