『日本のいちばん長い夏』公開日決定
忘れ去られようとしている戦争。
混迷する日本が失くしてしまったものを改めて見つめる。
原爆は落とされなかったかもしれない。
昭和38年(1963年)6月20日、日本を代表する知識人や政治家、官僚を含む28名の人々が、当時文藝春秋の社員であった半藤一利氏によって集められた。
およそ5時間にわたって彼ら一人一人が語り明かしていく戦争の記憶は、ポツダム宣言に対する日本政府の対応から、原爆の投下、ソ連の参戦、そして終戦へと至る過程で起きた出来事を、当事者たちの心理状態も含めて、次々と露にしていった。
