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2010年11月24日の記事

Vol.124 『ロビン・フッド』

マスコミ試写にて『ロビン・フッド』を観賞。リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット主演。今年のカンヌ映画祭でオープニングを務めた作品で、『グラディエーター』の監督・主演コンビとくれば期待が高まるというもの。
ロビン・フッドといえば、シャーウッドの森に仲間達と住み、民衆に圧政を強いる国王に立ち向かうヒーローなわけですが、実際のところは実在したかどうかも定かではない、吟遊詩人によって語り継がれた伝説の人物です。これまでも様々な映画、ドラマで描かれてきましたが、弱きを助けるヒーローとしての側面が強調されるものが多く、実在した人物としての生々しさというのは描き切れていなかったと思います。
今回のリドリー版では、十字軍遠征帰りの男が運命に導かれるかのようにノッティンガムの村を訪れ、さらにはイングランドの危機に立ち向かい、そして伝説となっていく姿が描かれています。

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コラム, 歴史物・偉人物映画