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【実証実験】映画館内の空気の流れを見える化し、換気実証実験を実施

映画館は密閉空間ではない。
映画館内の空気の流れを“見える化”し、映画館における換気実証実験を実施。

映画館内における換気実証実験映像

新型コロナウイルス感染拡大により、4月から5月の映画館の長期休業、また新作映画の公開延期、映画製作に遅れが生じるなどの大きな打撃を受けました。

現在全国の映画館は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」において示されたガイドラインに基づき、業界独自のガイドラインを全国興行生活衛生同業組合連合会が策定し、各劇場の衛生管理、従業員の健康管理、お客様の体温、体調の確認など、各興行会社・映画館が一体となって感染防止策に努めています。

しかし、映画館に対するアンケート調査(全国15~19歳の男女を対象としたインターネットアンケート(回答者数:3,872)提供:GEM partners))によると、映画館は3密に該当すると思うという意見が「とても思う」「ややそう思う」を合わせて63%もあり、「映画館が危ないと感じる理由」として、「換気が悪そう」と回答した人が半数を超える54%となっています。

また、映画館内は各自治体の定める基準に基づき設置されている換気設備により常時換気されているのですが、この調査によるとその認知度が27%と約4分の1に留まっていることが判明しました。

映画館内における換気実証実験映像

そこで、来場者の不安を取り除き、「映画館は密閉空間ではない」ということを分かりやすく理解していただくため、全国興行生活衛生同業組合連合会では専門家の指導のもと映画館内での空気の流れを「可視化」する実験を実施しました。

この実験は愛知医科大学 感染症科 三鴨廣繁教授に監修いただき、愛知県立大学 看護学部 清水宣明教授の実験協力の元、実施されました。

実験では、映画館内(客席数352席)にスモークを充満させ、スモークが完全に消えるまで何分かかるかを検証。噴射開始後、場内に充満したスモークはスクリーン下の徐々に排気口から排出され、実験開始から20分後にはほぼすべてのスモークが消え新しい空気に入れ変わる結果となり、映画館内がしっかり換気されていることが証明されました。

映画館内における換気実証実験映像

●映画館内における換気実証実験映像

●全国興行生活衛生同業組合連合会 佐々木伸一会長コメント
緊急事態宣言解除後、全国の映画館は厚生労働省・経済産業省の指導のもとに作成したガイドラインを遵守し、営業を再開しております。お客様に“興行場は、換気設備が整った安全で安心できる施設である”ことを広くお伝えできればと思い、この動画を作成いたしました。