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Vol.160 『ペントハウス』

Tower Heist完成披露試写にて『ペントハウス』観賞。TOHOシネマズ六本木。
『ナイト・ミュージアム』シリーズで知られるベン・スティラーと、数々のヒット作で知られるエディ・マーフィの豪華顔合わせによるコメディ要素たっぷりの娯楽作品。お話しとしては「金持ち階級VS一般市民階級」の物語で、『大逆転』に似た雰囲気の作品です。


マンハッタンに建っているザ・タワーはあらゆる面でハイクォリティな管理サービスが行き届いている高級マンション。その最上階であるペントハウスに住む富豪が詐欺容疑で逮捕されてしまう。その富豪にはタワーの使用人たちが投資しており、全財産を失ってしまう。しかし、タワーの管理マネージャー・ジョシュ(ベン・スティラー)はペントハウスに富豪の隠し財産が存在することを知り、泥棒のスライド(エディ・マーフィ)とともにFBI監視下のペントハウスへの侵入を試みるのだった……。
タワーの使用人たちで構成された泥棒チームは、タワーの内情から住人のことまで事細かく精通していて、犯罪計画は『オーシャンズ』シリーズを彷彿とさせる綿密な計画。しかし、そこは即席の素人チーム。その道のプロであるスライドに教えを請うことになりますが、このスライドがまた食わせ物だったりして、コメディの王道ともいうべき二転三転のドタバタが展開されます。これが楽しい。
ドタバタといっても、体を張ったギャグということではなく、セリフや演技で笑わせてくれるという感じ。無理矢理笑いを取ろうとしていないのに笑ってしまうというのは、シナリオがよくできているということですね。
配役がどんぴしゃですよね。真面目な管理マネージャーが他の使用人のために奮闘するわけですが、『ナイト・ミュージアム』のときのベン・スティラーの雰囲気を思い出してもらえば想像できるかも知れません。
そして、エディ・マーフィ。1980年代から第一線で活躍してきたわけですが、これが貫禄十分な泥棒役。やってることはこそ泥なんですが、ジョシュたちに指導している姿を見ていると、ベテランの泥棒の雰囲気が漂っていて、いまのエディ・マーフィだからこそできる役だなぁという感じ。若い頃に比べてマシンガントークはちょっと影を潜めている感じですが、そこここにエディ・マーフィらしさが出ていてとてもいいです。
この2人がもちろんメインではありますが、脇を固める俳優も豪華です。ベン・アフレックの弟のケイシー・アフレックや、『GODZILLA』のタトプロス博士を演じたマシュー・ブロデリック、『ジュラシック・パークIII』で行方不明になった子供の母親を演じたティア・レオーニなどなど。実はマシュー・ブロデリックに関しては、エンドロールを観終わるまで気づいてませんでした。『GODZILLA』のときのイメージしかなかったので……ちょっと太りましたね(^_^;)
あとこの作品、音楽が非常にマッチしていていい雰囲気でした。クリストフ・ベックという方らしいですが、この方が音楽を担当した映画はたぶん初めてだと思います。観終わって映画館を出た後にも音楽が残っている感じ。なんでもジェリー・ゴールドスミスに師事したという経歴だそうで、今後、注目したいところです。
ベン・スティラーやエディ・マーフィの映画が好きな方はもちろん、良質なコメディ映画が観たいなという方にはうってつけの作品だと思います。
『ペントハウス』は2012年2月3日からTOHOシネマズ有楽座ほかにて全国ロードショーです。
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