山崎貴監督版メカゴジラ「ゼロ式機獣 Gブレイカー」発進! 『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』お披露目発表会
8月1日より西武園ゆうえんちにオープンした『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』。その前日の7月31日、本作の映像制作を手掛けた山崎貴監督と、『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』の看板イラストモデルに起用されている福本莉子さんが登壇し、お披露目発表会が開催されました。
●「乗ってみて自分でもドキドキしました」(山崎監督)
『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』は巨大生物緊急防衛部隊(通称EDGE)のゴジラ監視員としてドローンシップ「グース」に搭乗したゲストがゴジラを捜索する中、活動を始めたゴジラと、対ゴジラ兵器である新メカゴジラ「ゼロ式機獣 Gブレイカー」との戦いに巻き込まれるという体験を全身で体感できるライドアトラクション。空・海上・海中と縦横無尽に飛び交うグースの搭乗体験と、目の前に迫るゴジラを迫力ある映像で観ることができます。
今回3作目のライド制作となった山崎監督は、前作を超えた最高の体験をしてもらうためにどうしたらいいかを検討し、逃げ場のない海を舞台にしたライドはすごくスリルがあっておもしろくなるのではないかということで採用したとのこと。
「『ゴジラ -1.0』の海のシーンは作っていておもしろかったのですが、今回はライドなのですぐ近くに波がくるのがたいへんでした。波は近ければ近いほど繊細に作らなければならないので『ゴジラ -1.0』以上にたいへんな波がたくさんあるし、建物を壊すシーンも含めてクライマックスまでワンカットでずっと繋がる映像なのでさらに作業量が増えて延々と作業していました」(山崎監督)
発表会の前に山崎監督とともに試乗したという福本さんは「ゴジラのアトラクションは初めてでしたがすごい迫力でした。ゴジラとメカゴジラの体験を間近で観られるのはなんて贅沢なんだと思いましたし、グースに乗っている振動や水しぶきがとてもリアルで、本当に搭乗している気持ちになりました。乗っている間ずっとドキドキしっぱなしで、何回もゴジラに食べられてしまうのではないかと思うくらい迫力があります。あとグースもドローンになったり潜水艦になったりと、その変形を観られるのがかっこよかったです」と試乗の感想を述べました。
山崎監督は「作っている人間が言うのもなんですけど」と言いつつ試乗した感想として「『ゴジラ -1.0』と同じチームが再結集し、音楽や音にしても重厚なものができ、音に支えられているところがありますね。乗ってみて自分でもドキドキしましたし、モニターで見ているときとはまったく違う体験になるのでライドはいいなと思いました」とコメントしました。
●「これまでのメカゴジラに負けないメカゴジラに」(山崎監督)
『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』には山崎監督がデザインしたメカゴジラ「ゼロ式機獣 Gブレイカー」が登場します。ライド搭乗前のプレショールームではそのGブレイカーのモックアップが見られます。今回の発表会ではそのモックアップが初めて披露されました。
「メカゴジラはやってみたかったのですが、自分の作るゴジラの映画の世界では出しづらかったので今回の打ち合わせのときに提案したらOKが出ました。これまでにいろいろなメカゴジラが登場していますが、自分のメカゴジラを作る機会がなかったので今回本当にうれしかったです」(山崎監督)
そのメカゴジラのデザインについて問われた山崎監督は「メカゴジラはこれまでに素晴らしいデザインがたくさんあるので、それらに負けないデザインにしたかった」と語り、「メカとして自分の形を継承していくようなものにしたかったのと、いちばんかっこいいメカゴジラにするためにみんなに意見を聞いてデザインしました。モックアップは無理を言って作ってもらったので、自分がいちばん見たかったし、こうして物として存在しているのがたいへんうれしいです」と満足感あふれるコメントを残しました。
最後にお二人から『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』を体験する方々へのメッセージが贈られ、発表会は終了しました。
福本さん「乗る前から全方位映像があって、隊員が説明してくださるのですが、その空間からもうワクワクが止まらないですし、乗っているときもスリル満点で遊園地でしか体験できないアトラクションになっています。たくさんの方に乗っていただきたいです」
山崎監督「スタッフ一同全力で作ったので、早く皆さんに体験していただいて、心から震え上がっていただきたいなと思います。最恐のライドができたと思いますので、ぜひ足を運んでいただいて、この夏1番の恐怖体験、スリル体験をしていただいて、ますますゴジラを好きになってもらいたいなと思います」
発表会の後、参加したメディアや一般ゲストの先行体験が実施されました。全方位型のモニターの中に座席がせり出し、映像に合わせて稼働。海のシーンでは水しぶきもかかり、没入感あふれるライドになっています。メカゴジラの必殺武器として“アレ”が登場しますし、ゴジラと対峙した後の直接対決は大迫力。
映画はどこか俯瞰した視点で撮られることが多いですが、ライドでは怪獣たちの戦いの中に投げ込まれ、目の前で戦いが繰り広げられるので、その迫力は比べようのない体験となります。ゴジラファンはもちろん、多くの人に体験してもらい、70年を経て、ゴジラはここまできたのだと体感してほしいです。
●「ゼロ式機獣 Gブレイカー」
最後に『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』に登場するゴジラ制圧兵器「ゼロ式機獣 Gブレイカー」のモックアップ画像をいくつか紹介します。
西武園ゆうえんち:https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/index.html
公式Twitter:@seibuenyuuenchi
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