ウルトラマンシリーズ日本国外利用権の米国訴訟控訴審、円谷プロが勝訴
ウルトラマンシリーズの日本国外における権利の帰属と損害賠償についてユーエム社との間で行われていた米国訴訟(控訴審)が、アメリカ合衆国第9巡回区控訴裁判所にて判決が言い渡され、円谷プロが勝訴しました。
この訴訟は、日本を除く全世界におけるウルトラマンシリーズの利用権を許諾する契約書(1976年に代表であった円谷皐氏が署名したとする契約書)をユーエム社がタイ人実業家であるサンゲンチャイ・ソンポテ氏から承継しているとし、その権利帰属と損害賠償の支払いを提訴されたもので、円谷プロも反訴し、審理が進められていました。
争点はこの契約書が円谷皐氏が署名した真正な契約書であるか、偽造されたものであるかという点でしたが、第一審であるカリフォルニア中央区地方裁判所では、この契約書が真正に作成されたものではないという円谷プロの主張を全面的に認め、日本国外におけるウルトラマンシリーズの権利は円谷プロが有することが確認されました。
この一審判決を不服としてユーエム社は控訴していましたが、今回行われた控訴審においても、1976年契約書が真正に作成されたものではないという一審判決と陪審員評決を全面的に認め、円谷プロが勝訴しました。これにより、ウルトラマンの権利は独占かつ排他的な権利を円谷プロが有することが認められました。
今後については、ユーエム社が最高裁判所に上告することもできますが、上告を受理されることはまれで、受理される可能性は低いという報告を代理人から受けており、今回の控訴審判決が米国訴訟を決着づけるものと期待していると円谷プロは語っています。
円谷プロダクション:https://www.tsuburaya-prod.co.jp/
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