『ヴィジランテ』第12話 自分と向き合わなかった父ナックルへの怒りで、本気の殺意を向ける娘・蜂須賀
好評放送中のTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』。
その第12話の場面カットが届きました。
また、ナックル 役・間宮康弘さん、蜂須賀九印 役・千本木彩花さんのリレーインタビューが届きました。
●第12話「パパにさよなら」
蜂須賀の正体は、ナックルの娘・雄黒珠緒が「女王蜂」の“個性”に操られた姿だった。自分と向き合わなかった父への怒りが溢れ、本気の殺意を向ける蜂須賀。父と娘、激戦の行方は――！？
一方、敵＜ヴィラン＞による停電で騒然となるマルカネ百貨店。イベントの続行が危ぶまれる中、なんとしても”なるフェス”を成功させたいポップが取った行動とは――！？
●第12話の放送に先駆けてクライマックスPVを公開
物語の盛り上がりが最高潮を迎える第12話の放送に先駆けて、新規カットを多数収録、EDテーマ yutori「スピード」を使用したクライマックスPVが公開中です。
PVは、第11話で明かされた親子同士である父・ナックルダスター、娘・蜂須賀九印が本音をぶつけ合いながら激しいバトルを繰り広げる大迫力のアクションシーンや、ポップ☆ステップ（CV：長谷川育美）、FeatherSの美羽（CV：竹達彩奈）、由羽（CV：鈴代紗弓）ら、豪華声優陣によるスペシャルユニット“FeatherHATS”によるライブシーンなどをEDテーマ yutori「スピード」に合わせて描いたエモーショナルかつ見どころ満載の映像となっています。
●ポップ☆ステップ（CV：長谷川育美）が渋谷でゲリラライブを決行
6月15日（日）渋谷にて、ポップ☆ステップ（CV：長谷川育美）がゲリラライブを決行し、多くのファンが応援に駆け付ける中、伸びやかな歌声でキャラクターソングを熱唱。会場が熱気に包まれました。
渋谷に、ポップ☆ステップのイラストが描かれたステージが登場し、多くのファンが足を止めてステージに集結。『ヴィジランテ』で“自称フリーアイドル”として活動する少女・ポップ☆ステップは、作中でも度々ゲリラライブを行っていますが、今回は本編さながらに渋谷の街でゲリラライブを決行することとなりました。
ポップ☆ステップを演じる長谷川さんがステージに登場すると、集まったファンから大きな声援が贈られます。早速、1曲目のキャラクターソング「POP☆STEP」を熱唱。弾けるような歌声が響き渡る。キャラソンにあわせ、作中のポップの応援隊と同様にピンクの法被とハチマキを身に着けたファンが最前列で大きなコールを贈ると、ステージが早くも熱気に包まれます。
1曲目を歌い上げると、長谷川さんは「みんな、ありがとう！！」と笑顔で挨拶し、「私自身、ゲリラライブを初めて行ったのですが、誰も集まらなかったらどうしよう……と心配していました。でも、こんなにたくさんのお客さんが集まってくれて嬉しいです！」と感謝の言葉を贈ります。「『ヴィジランテ』は、第11話の放送でクライマックスに入っていきます。皆さん、ぜひ放送を楽しみに観てください」と告げ、2曲目のキャラクターソング「Looking for you」を披露。明るく伸びやかな歌声がステージを包み、観客から大きな拍手が沸き起こりました。
『ヴィジランテ』初のライブパフォーマンスを楽しんだ長谷川さんは、笑顔を見せながら「ありがとうございました！ ゲリラライブで怒られる前に帰らなきゃ！」とステージを急いで去ります。すると観客からすかさずアンコールの声が飛び出し、再び長谷川さんがステージに登場。ファンの大きな歓声で迎えられると、「まだまだ盛り上がってくれますか？」とアンコール曲の「POP☆STEP」を歌いあげ、先程以上のコールが沸き起こります。
最後に「放送も楽しみにしていてください。ありがとうございました。バイバイ！」と笑顔で感謝の言葉を伝え、ファンとの一体感が感じられるステージは大盛り上がりで幕を閉じました。
●6月30日最終話放送に合わせ、直前特番と第12話までの一挙配信決定
最終話放送前に、メインキャストが登場する特番の放送が決定しました。特番では、渋谷にて行われたポップ☆ステップ（CV：長谷川育美）のゲリラライブの密着映像も放送予定です。
配信日時：6月30日（月）22:00～
配信チャンネル：ABEMA アニメSPECIALチャンネル
出演：梅田修一朗、長谷川育美、間宮康弘
・第1話～第12話無料一挙配信
配信話数：第1話～第12話
配信日時：6月30日（月）3:30～9:30、16:00～22:00
配信チャンネル：ABEMA アニメSPECIALチャンネル
配信URL：3:30～9:30、16:00～22:00
●各話の見どころをキャスト陣が語るリレーインタビュー
・ナックル 役・間宮康弘さん、蜂須賀九印 役・千本木彩花さんコメント
――改めて、本作の映像をご覧になったご感想を教えてください
間宮さん：梅田くんや長谷川さんとも話していたのですが、オープニングからすでに印象的ですよね。スタイリッシュで疾走感があって、アメコミを彷彿とさせる吹き出し描写など、たまらなくかっこいいと思いました。ポップなオープニングに比べてエンディングは疾走感のある中にドラマチックさも含まれていて、その“対比”という意味だと、暗い夜のカットが多いのも“ヒロアカ”と対照的でおもしろいと感じました。全体的に作画クオリティが高く、気合いが感じられる第1話になっていました。
千本木さん：対比もありつつ、アメコミ感が“ヒロアカ”を彷彿ともさせてくれましたよね。間宮さんの言った通り、そんなアメコミ感満載のオープニングに比べて、エンディングが憂いを帯びていてステキだと思いました。ヒーローになりたいけどなれなかった主人公を描いた物語ということで、その“もどかしさ”みたいなものが絵や歌い方に乗っていて、最初から最後まで楽しめる作品だと思いましたね。
――周囲からの反響はいかがですか？
千本木さん：第1話には蜂須賀は出てこないので、キャラクターに関する感想はまだもらえていないのですが、出演することが発表された時は「『ヴィジランテ』に出るんですね！」「楽しみです！」というお声をたくさんいただきました。
間宮さん：蜂須賀が人気で活躍を楽しみにしている方が多いのはわかるのですが、「ナックルが好き」という感想が多くて驚いています。あんな暴力的なキャラクターなのに（笑）！
――他キャスト・スタッフ陣のインタビューでも、「ナックルが好き」という声が多いです
千本木さん：私も好きですよ！
間宮さん：本当に！？ いや～、驚きです。一応ヴィジランテ側ではあるのですが、正義の味方で暴力を肯定するキャラクターってなかなかいないですよね（笑）。「好き」と言っていただけて、本当にありがたいです。役者仲間からも「見てるよ」「良いキャラだね」と言ってもらえることが多く、改めて出演できたことの喜びを感じました。
――第12話では、ナックルと蜂須賀の親子の激突が描かれます。2人の掛け合いがメインとなるシーンが多く登場しますが、演じる際にはどんなことを意識されたのでしょうか
間宮さん：ナックルとしては、とにかく「娘を取り戻す！」という気持ちで取り組んだアフレコでした。こっちの熱が高ければ高いほど、蜂須賀の「なんだこの気持ち悪いオッサンは」という冷淡さが光るというか。お互いに、その温度差を意識して演じられた気がしています。
千本木さん：確かに。私も「なんだこのオッサン」と冷たくあしらうように演じたのですが、ただそれは、女王蜂の意識が大きいとされる時。後半にかけてだんだん苛立ちが目立つようになってくるのですが、徐々に雄黒珠緒としての意識が表に出て来ているんですよね。「女王蜂ではあるけれど、珠緒の意識も混じっている状態」というのを意識して演じました。
――掛け合いについて、お2人で何か話されたことはあったのですか？
間宮さん：ないですね。
千本木さん：むしろ「話しちゃダメ」とさえ思っていました。
間宮さん：わかります。スタジオの席も、前列の一番左端に俺が座って、一番右端に千本木さんが座っているという状態なんです。
千本木さん：これも話し合って決めたわけじゃなくて、自然とそうなりました。
間宮さん：ですが、それまでは席を離してまで話さない姿勢を取っていたのに、この第12話の掛け合いが終わった瞬間に、2人で顔を見合わせて「ありがとうございます」と言ったんです。
千本木さん：謎に感謝を伝えたくなったんですよね。
間宮さん：同じです！ 本当にそういう気持ちになりました。
――第12話では親子のエピソードに加え、“なるフェス”のライブシーンが平行して描かれます。見どころや注目ポイントはどんなところでしょうか
間宮さん：「なるフェス」ではみんなが力を合わせて成功に向かっているのに、ナックルと蜂須賀は壮絶な親子喧嘩を繰り広げているという対比構図がおもしろいです。たった30分の中に凝縮されている“物語のグラデーション”に注目してほしいですね。
千本木さん：「なるフェス」ではみんな一致団結しているのに、その一方で血みどころの親子喧嘩を繰り広げているって……見どころではありますが、なんだか切ない気持ちになると思います。その分、ポップたちが歌って踊るシーンでは、思いっきり笑顔になってほしいですね。
公式サイト：http://vigilante-anime.com/
公式Twitter：@vigilante_mha
© 古橋秀之・別天荒人・堀越耕平／集英社・ヴィジランテ製作委員会
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