MOVIEW SNS:Bluesky Threads Twitter Instagram YouTube

上白石萌音×上白石萌歌 初共演!『羊と鋼の森』2018年6月公開

“東宝シンデレラ”姉妹がピアニスト役で連弾を披露!
『羊と鋼の森』

羊と鋼の森

「火花」、「君の膵臓をたべたい」などの話題作を抑え、「2016年 本屋大賞第1位」を受賞した小説「羊と鋼の森」。 「2016年 キノベス第1位」、「2015年 ブランチブックアワード大賞」も受賞し、史上初の三冠受賞を達成、さらに直木賞にもノミネートされるなど、昨年最も話題になった小説のひとつです。

本作はピアノの調律に魅せられた一人の青年の成長物語。北海道の高校に通う外村は調律師・板鳥と出会い、感銘を受け、ピアノの調律師として生きていくことを決意。板鳥がいる江藤楽器で働き始め、ピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求め成長していきます。

すでに実写映画として公開することが発表されており、ピアノに魅せられる主人公の青年・外村直樹を演じるのは、映画『orange-オレンジ-』、『四月は君の噓』、ドラマ『陸王』を始め、常に話題作に出演し、絶大な人気を誇る若手俳優・山﨑賢人。そして、外村に感銘を与え、彼の人生を導いていく調律師、板(いた)鳥(どり)宗一郎(そういちろう)役を、日本映画界を支える実力派俳優・三浦友和が演じます。

主人公・外村は調律師として駆出しの時に、あるピアニストの姉妹と出会い、その音色に心を動かされ、調律師として急速に成長を遂げることになります。物語の流れを作る重要な役どころであり、外村の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹。原作ファンからも注目の集まるそのキャスト情報が解禁されました。

姉・佐倉和音を演じるのは、昨年社会現象を巻き起こした『君の名は。』でヒロインの声を担当し、現在放送中のドラマ『陸王』でも注目の女優・上白石萌音(19)。そして妹・由仁役は、「キリン 午後の紅茶」CMでの瑞々しい美少女姿で話題をさらい、今年6月にはミュージカル「魔女の宅急便」で主演を演じ舞台女優としても頭角を現してきた女優・上白石萌歌(17)。

羊と鋼の森

2人は2011年に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションで姉妹揃っての受賞を果たし、それぞれ芸能活動をしてきましたが、姉妹での共演は今回の映画が初となります!

家で台本の読み合わせも行っていたという2人。姉妹だからこその、息の合った演技が本作で初披露されます。さらに、本作では姉妹による連弾もあり、その華麗な演奏シーンは大注目です!

・佐倉和音:上白石萌音
高校生の姉妹の姉。妹・由仁とは違う高校に通うが、2人ともピアノを幼いころから学んでいる。静かで力強い音を奏で、外村は初めて2人の音色を聴いた際、和音の音に魅了される。

上白石萌音コメント
初めて原作を読み、何度も涙が出そうになりました。匂い、音、温かみ、それらが文字から伝わってくる不思議な原作で、繰り返し読みました。

撮影現場も、そんな原作の世界観を投影したような温かい現場で本当に楽しかったです。
現場に入った時に、家で会っている妹に「おはようございます」と言うのが面白く、新鮮でした。また妹と共演できるからこそ、リラックスして役に入れましたし、芝居の上でも遠慮することもありませんでした。

今作の和音という役、私と似ている部分がたくさんあります。姉として「しっかりしなきゃ」と思う気持ち、由仁に対してジェラシーを感じる姿など、私も妹の心の強さ、ポジティブさを羨ましく思う時があったので、役と繋がりながら演じました。姉妹として、ピアニストとしてお互いを意識して高め合える和音と由仁は、「理想の姉妹だね!」と妹とよく話しています。

映画館から出たくなくなる、ずっとその世界を堪能していたくなる映画になると思います。

羊と鋼の森

・佐倉由仁:上白石萌歌
高校生の姉妹の妹。妹の由仁は明るく弾むような音色で、多くの人は姉・和音よりも由仁のピアノに魅了される。天真爛漫な性格だが、姉のことをいつも想っている。

上白石萌歌コメント
台本を読んだ時、こんな詩のような台本があるのかと感動しました。また、原作の舞台である北海道で撮影したことで、肌で感じる新しい感覚がたくさんあり、すごく気持ちが入りました。

姉と初めて一緒にお芝居をしましたが、台本の読み合わせを家で一緒にできたのは面白かったですね。お互いに意見を出し合ったり、有意義な読み合わせができました。

ピアノの練習も重ねていきましたが、由仁は和音と違って跳ねるような音色を奏でるので、そのような曲のピアノの音色を聴くことで役作りをしていきました。
役の中で、姉と自分のピアノを比較したり、意識したりする部分があり、そういうところは妹として実際に共感する部分がありました。連弾のシーンで、練習してきたピアノの個性を、姉とぶつけ合うのが楽しかったです。

どんな映画になるのか、すごく楽しみで、私も早く観たいです!

羊と鋼の森

●ストーリー
北海道の田舎で育った主人公・外村直樹は、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎に出会う。
彼の調律したピアノの音に「森の匂い」を感じ、調律師の仕事に魅せられ、その世界で生きていくことを決める。そして専門学校に通ったのち、板鳥のいる楽器店で調律師として働くようになるのだった。

一番年齢が近く兄のような存在である柳につきながら、調律師としての道を歩み始めた外村は、一緒に回るなかで、高校生姉妹、和音と由仁に出会う。同じ柳の調律したピアノながら、明るく弾むような音色の由仁に対し、端正でつややかな音を奏でる和音の音。外村は、そんな和音の音に魅了されていく――。

調律師との出会い。
姉妹ピアニストとの出会い。
初めての調律と、挫折。
そして見えてくる“本当の自分”。
悩み、迷い、挫折を経験しながらも、一歩一歩前へ進んで行こうとする、
みずみずしくも逞しい“成長物語”――。

●スタッフ
監督:橋本光二郎
脚本:金子ありさ
製作:「羊と鋼の森」製作委員会
撮影時期:2017年2月上旬~3月中旬 6月(夏パート撮影)
撮影場所:北海道旭川を中心に撮影

『羊と鋼の森』
2018年6月 全国東宝系にてロードショー!

©2018 「羊と鋼の森」製作委員会

→『羊と鋼の森』の記事を探す