新人ブレードランナーと並ぶデッカード『ブレードランナー 2049』新写真
『ブレードランナー 2049』
新旧ブレードランナーの2ショット写真が解禁!
新キャスト、ライアン・ゴズリングは新人ブレードランナー!
SF映画史上最高の傑作として公開後30年以上ものあいだ語り継がれるリドリー・スコット監督の『ブレードランナー』(1982)。その続編『ブレードランナー 2049』が11月に全国公開されます。全世界が注目する本作から遂に新旧“ブレードランナー”2ショット写真の初解禁となりました。
オリジナル作品の舞台である2019年から30年後の2049年の世界が『ブレードランナー 2049』の舞台。前作では、まるで人間とは見分けのつかない“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官“ブレードランナー”リック・デッカードをハリソン・フォードが演じていましたが、今回新たにライアン・ゴズリングが演じる男が新人ブレードランナー“K”ということも判明。30年後の世界には新たな危機が迫っており、物語は“K”が30年間行方不明であったデッカードを探す所からスタートするとのこと。
解禁された2ショット写真では堂々ブレードランナーとしてハリソン・フォードと肩を並べるライアン・ゴズリング。しかし「ハリソン・フォードは自分のヒーローだ」と話すほど大ファンの彼は、初めてハリソンを目の当たりにした時には相当緊張したといいます。「ちょうどセットが独特の雰囲気の霧に包まれていた時に、どこからともなくハリソンが現れたんだ。シルエットだけでも間違えようがなかったよ。僕は彼を満足させる物を創り上げられることを心から願ったんだ。」と撮影時を振り返っています。
本作で監督を務めるのは『プリズナーズ』、『ボーダーライン』などでその才能が高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴ。新作『メッセージ』が全米で11月に公開され、連日の賞レースでも続々とノミネートを果たし、その手腕が高く評価される彼は、撮影期間中にハリソン・フォード、リドリー・スコットと一緒に食事に出かけた際のファン胸熱のエピソードを語ります。
「デッカードがレプリカントであるべきか、人間であるべきかという論争で、ハリソンとリドリーから集中攻撃を受けたんだ。オリジナルの大ファンとしては、この夕食の席は一生の思い出になったよ(笑)」
※この論争はオリジナルが公開されてから34年間、リドリー・スコット監督(本作では製作総指揮)は「デッカードはレプリカントである」と主張し、ハリソン・フォードは「デッカードはレプリカントではない」と主張。真っ向から対立しており、ファンの間でも長きに渡り論争を巻き起こしてきました。
その答えは『ブレードランナー 2049』で明らかになるのか? ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を初め、誰も触れていませんがハリソン・フォードは「これについては自分自身を喜んで検閲するよ。オリジナル版を撮影していた時から興味深い問題だったし、その時にその答えは得られていないからね。ただ【『2049』は十分に入場料に値する】ということは言えるよ(笑)」と意味深なコメントをしています。
多くの謎を残し、まだまだ詳細はベールに包まれたままですが、当時の『ブレードランナー』を彷彿とさせる、いや、それ以上の新しい世界観に、驚きとさらなる期待感を煽られるに違いありません。オリジナルのファンならずとも、この新しきチャプターに無限の可能性を感じずにはいられないでしょう。
『ブレードランナー 2049』
2017年11月全国ロードショー!
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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