Extra 『コードギアス 亡国のアキト』最終章「愛シキモノタチヘ」
マスコミ試写にて『コードギアス 亡国のアキト』最終章「愛シキモノタチヘ」を鑑賞。『コードギアス』シリーズの新作アニメの完結編。
包囲されたヴァイスボルフ城。ユーロ・ブリタニア軍の猛攻の前に、戦いは城内へと舞台を移す。圧倒的な力で襲いかかるシン・ヒュウガ・シャイングに対し、最後の戦いを挑むアキト。無事の帰還を願うレイラの前で、宿命の兄弟対決が決着する。
未来研究所で行われた製作発表会からもう何年経ったでしょうか。あの未来研究所も解体されるとのことで、流れた月日を感じずにはいられない『コードギアス 亡国のアキト』がいよいよ完結します。
最終章ということで、ナイトメアによるアクションシーンがこれでもかという感じで展開される本作。まさにクライマックスにふさわしい、怒濤の展開で、1時間があっという間です。
世界を混乱に導く野望を露わにしたシンとアキトの確執。ここまで紡がれてきた、レイラとアキトの物語。絶対的に不利な状況に陥ったwZERO部隊とユーロ・ブリタニア軍の死闘。この戦いの末に待つ未来とは……。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』と『R2』の間に起こった、ヨーロッパでの物語ではありますが、TVシリーズの隙間を補完する作品として、短い期間でありながら、ドラマティックな展開で描かれたと思います。
短編になると、ともすればないがしろになりがちなサブキャラたちのドラマもきちんと描かれていましたし、大河ドラマの一部分を切り取った感じがありながらも、話としてまとまり、完結しています。
観終わった後、登場人物たちのその後が気になりながらも、いい終わり方だったなと思うような、そんな作品です。
もちろん、この最終章だけでは話がわかりませんので、前4章までをしっかり観ないといけませんが、TVシリーズを観ていなくても問題はないと思います。話としては、4章と5章で一つの話という感じはしました。長くなってもいいので、続けてくれたら、1本の物語としてまとまったんじゃないかなぁという気はします。
個人的には、アシュレイとクラウスがとてもいいキャラだったなと。ああいうキャラクターたち、大好きですw
これで一つの物語が完結するわけですが、コードギアスの世界観を損ねることなく、重厚な人間ドラマが描けていてよかったのではないかと思います。
『コードギアス 亡国のアキト』最終章「愛シキモノタチヘ」は、2月6日から劇場上映中です。
©SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design ©2006-2011 CLAMP・ST
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