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鋼牙から流牙へ「牙狼ファンイベント魔界ノ宴」で牙狼<GARO>継承式!

『牙狼<GARO>』シリーズの初となるファンイベントが「魔界ノ宴~MAKAI kNight~ supported by SanseiR&D」と銘打って3月23日(土)にディファ有明において開催!
公開中の映画『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』でシリーズを卒業することになった小西遼生さんをはじめ、藤田玲さん、佐藤康恵さん、松山メアリさん、螢雪次朗さん、肘井美佳さん(昼の部のみ)ら旧シリーズの出演者、4月より放送が開始される新シリーズ『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』の栗山航さん、青木玄徳さん、池田純矢さん(夜の部のみ)、南里美希さん、シリーズの生みの親である雨宮慶太監督、アクション監督および新シリーズの総監督を務める横山誠監督、さらに主題歌を含め様々な楽曲を提供してきた「JAM Project」のメンバーが一堂に会しました。

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「魔界ノ宴~MAKAI kNight~」のオープニングを飾ったのは、小西さんをはじめとする旧シリーズのメンバーによる壇上での凄まじいアクション。吹き替えなしで小西さんらが見せる生の殺陣の迫力に客席は興奮に包まれました。
旧シリーズメンバーのトークセッションでは、当事者たちの口から次々といまだから明かせる初期の頃の思い出が明かされました。雨宮監督は「当時はいまのように多くの人が来る現象は想像ができなかった。(小西さんの白い衣裳を指し)この格好で吉祥寺で撮影して、『氷川きよしがいた!』と言われてた(笑)」と驚きのエピソードを暴露。
小西さんは「鋼牙は『最強である』ということだけ言われ続けた」とのことですが、当初は不安でいっぱいだったよう。横山監督は「僕も小西も不安だったけど、音をつけて作品っぽくなったアクションの映像を見た小西が『おれが強く見える…』と言って泣き出したことがあったんです。それを見て『これで鋼牙はできた』と思いましたね」と役者と共にキャラクターが徐々に成長していった様子を懐かしそうに語ってくれました。
ファンにとっては旧シリーズの面々の“卒業”は何とも寂しい限りだが、小西さんが客席を見渡しつつ「『これで終わり』と言われてもまだまだ盛り上がってるじゃん」と名残惜しそうに語ると、会場は一気にヒートアップ。雨宮監督が「みなさんが『もう1回、鋼牙が見たい』と言えば、オッサンになった鋼牙が帰ってくるかも…」と期待をあおると客席のあちこちから「見たい!」「待ってるよ!」と歓声が飛び交う。小西さんが「どうしてもと言うならやろうかな…」とイタズラっぽい笑みをうかべて漏らすと、会場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれました。
この後、行われたスペシャルアクション第2弾では、鋼牙が壇上に残した剣を新シリーズの主人公・流牙が抜き取り天に向かって掲げ、牙狼<GARO>の魂の継承、新たな世代の台頭を客席に印象づけます。
スペシャルLIVEステージでは、声優としても本シリーズに参加する影山ヒロノブさんをはじめとする「JAM Project」のメンバーが登場し「我が名は牙狼」を皮切りに、シリーズを彩った数々の楽曲を披露。ラストを飾った「牙狼~SAVIOR IN THE DARK~」では、鋼牙と零もステージに登場し夢のコラボレーションが実現! ファンを熱狂の渦に包みました。
そしていよいよフィナーレ。最後に挨拶に立った小西さんは新キャストへのエールと共に、8年分の思いを込めて「牙狼<GARO>を、そして冴島鋼牙を応援してくださってありがとうございました」と深々と頭を下げ、会場は再び拍手と歓声に包まれました。

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イベント終了後には、小西さんらが自ら会場出口前に並び、ハイタッチでファンをお見送り。ハイタッチの後には涙ぐんでいるファンも。大盛況のうちに1千人を超えるファンを集めたイベントは幕を閉じました。
©2013 雨宮慶太/東北新社
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