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『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』ファラー・カーン監督舞台挨拶

ボリウッド最重要作品、監督は“肝っ玉母ちゃん 肝っ玉母ちゃん”
インド映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』公開で監督挨拶
世界一の映画製作本数を誇るインドにあって、本国でもっとも有名な作品『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』が16日に公開、 シネマライズ(東京都渋谷区)で初日舞台挨拶が行われた。登壇しのは、ディーパ・ゴパラ・ワドワ在日インド大使と、本作の監督を務めたファラー・カーン監督。ファラー・カーン監督は、現在のボリウッドのメジャー映画シーンにおいて唯一といっていい女性監督だ。

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本作は公開時に年間興行成績第一位を獲得し、「インドでは知らない人はいない」と言って間違いないボリウッドの最重要作品。特に主演シャー・ルク・カーンは日本でも熱狂的な人気があり、客席にシャー・ルク・カーンのお面を持参してきたファンも。監督が「次作もシャー・ルク・カーンと一緒に撮っている。公開するときは日本にも連れてくるわ!」述べると、会場からは歓声が上がった。
観客から似顔絵をプレゼントされると、「二重アゴが消えている! 気に入ったわ」と会場を沸かすなど、お茶目な一面も披露。また本作の撮影中に三つ子を妊娠、お腹に赤ちゃんを抱えながら撮影を続けたエピソードを披露するなど、肝っ玉の大きさにも観客は魅了れたようだった。
また本作の見所を聞かれると、「歌とダンスで希望を感じられるところよ!」と監督。振付師としての顔も持つ監督は、客席の観客にダンスをレクチャー。自ら劇中歌を歌いながらジェスチャーを交えて客席とコミュニケーションし、劇場は大盛り上がり。

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今回の上映期間中、シネマライズとシネ・リーブル梅田では「三人以上でインド風の服装を着てきたら1000円で鑑賞できる」というユニークな割引キャンペーンを実施。客席にはサリーを着込んだ女性や、親子でインド風の服装に身を包む家族連れもおり、さらには全身風の衣装で対応するスタッフも登場するなど、劇場にはさながらインド映画旋風が吹き荒れたかのようだった。
映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』は、 シネマライズとシネ・リーブル梅田を皮切りに全国公開予定。また、毎週金曜日には劇場で歌って踊って騒ぎながら鑑賞する「マサラシステム上映」も実施予定。興奮の坩堝の中で大迫力のミュージカルを体感できる貴重な機会になるはずだ。
©Eros International Ltd
『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』
3月16日(土)より渋谷シネマライズ、シネ・リーブル梅田他、全国順次公開
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