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『最後の忠臣蔵』桜庭ななみ&杉田成道監督 ブルーレイ&DVD発売記念プレス発表会

最後の忠臣蔵 Blu-ray & DVDセット豪華版ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションは、ブルーレイ&DVD『最後の忠臣蔵』発売を記念し、プレス発表会を開催しました。
早い時間から予約購入したファンが列をつくるなど、開始前から熱気にあふれる会場に、真っ赤なパフスリーブシャツにハイウェストの黒ショートパンツで桜庭ななみが登場!
長く真っ白な生足がまぶしく、会場はまるで風が吹いたかのような爽やかな雰囲気に。
まずは、桜庭と杉田監督から、リリースに際してのご挨拶。
桜庭「昨年12月に公開された『最後の忠臣蔵』がいよいよDVD、ブルーレイになったということで、より沢山の方に観ていただけるんじゃないかなと思って楽しみにしておりました。」
監督「映画が終わって、もう忘れた頃にDVDが出るということで。特典にはななみちゃんと格闘していた何十日間が収録されているそうなので、それもあわせて1人でも多くの方に観てもらえればと思います。」


6カ月ぶりに再会した桜庭と監督。特典映像にも収録されているオーディションの様子や、演技指導について振り返った。
監督「キャスティングに関しては、この作品はほぼ100%思った通りになりました。中でも可音役は作品の色合いの70%を決める重要な役で、(キャスティングに)難航するだとうなと思っていましたが、彼女の写真をみた瞬間に“この人にしましょ!”って感じでした。
可音の役作りに関しては、一番最初からやろうと思っていました。時代劇において、日本語を明確に伝えるためには、母音をしっかりと発音させる必要がありまして、まずはとにかく腹筋とあいうえおの発声練習でしたね。」
写真をみた瞬間に可音は桜庭ななみ!と監督が決めたエピソードを聞いて桜庭は、桜庭「本当に光栄です。DVDの中で特典映像が入っているんですが、オーディション映像も入っていて、よくこの役をやらせていただいたなって感じでした。改めてみると、すごく恥ずかしいです。(自分で自分に)もっと頑張れよって、思いました(笑) 監督はクランクインの1ヵ月くらい前からずっとそばでリハーサルをやっててくださって。とにかく“台詞にするな”ってアドバイスをいただいていたのですが、それがとても難しくて…監督からワンシーンワンシーン丁寧にご指導していただいてから撮影に入り、役所さんや佐藤さんがいる現場で最終的に可音がつくりあげられたのではないかなと思います。本当にいい経験をさせていただきましたし、ちょっとだけ成長できたかな、みたいな(照笑)。」とコメントし、照れ笑い。
監督「いえいえ、すごい成長ですよ! 途中で役所さんに『私なんかいなくてもいいのね』というようなシーンがあるんですが、“え! こんなんなっちゃったの!”ってびっくりしました。本物の可音にみえました。女は化けるっていいますけど、本当ですね!」
と、撮影前からの厳しい指導を経て、女優・桜庭ななみが花開いた瞬間があったことを監督が語った。
また、錚々たるキャスト陣との共演について、
桜庭「役所さんとのシーンが多かったんですけど、僕に話しかけるようにしゃべってみればいいって言われて、そのアドバイス以降リラックスして撮影に入ることができました。」と役者として非常に多くのことを学べる環境だったと語り、桜庭「役所さん佐藤さんほか素敵なキャストの方ばかりで、皆さん現場では非常に役に集中されていたので気付かなかったのですが、公開前のキャンペーンとかをご一緒させていただいているときに、“冗談も言う人たちなんだな”っていう風に思いました(笑)。」
という楽しいエピソードも披露。
MCから監督に、「孫左右門が可音を見守るような、娘を見守る父親みたいな気持だったのでは?」と当時の気持ちを聞かれ、
監督「全く違います。みじんもないです。このやろう、もう少しうまくなんないかよって思ってました(笑)。」と冗談で答えた監督に対し、
桜庭「・・・・スミマセン(笑)。」と返す桜庭とのやりとりからは、まるで親子かのような信頼関係が感じられた。
ここで、6月19日(日)の父の日にさきがけ、桜庭から監督へ“父の日”のサプライズプレゼントが贈られた。
それは、公開初日に監督から桜庭へ贈られた手紙のアンサーともいえる、“父の日レター”。
普段は友達とのやりとりもメールという桜庭が直筆の手紙をポケットが取り出し、照れながらもその場で読み上げた。
桜庭「今日は、父の日が近いこともあり、“女優・桜庭ななみ”の父である杉田監督に手紙を書きました。舞台初日挨拶の時、監督からサプライズでお手紙をいただいたのですが、“長い間本当によくがんばりましたね”と言われたことがすごく嬉しくて、思わず涙を流してしまいました。監督は、クランクイン1か月前のリハーサルの時からずっとそばにいてくださって、役作りや演技の細かい部分まで親身にご指導いただきました。撮影当時はベテランの役者さんたちばっかりで緊張していたのですが、監督がいると思うとホッとしましたし、たくさんのご指導をいただいて、自分自身すごく成長できたと心から感謝しています。ここまで成長できたのも、父のような存在である杉田監督のおかげだと思います。」
桜庭「いつか監督とまたご一緒にお仕事できたらと思います。その時には監督が言ってくださった“まばゆいばかりの宝石をもった大きな女優”に近づけるよう、もっともっと成長した私を見てもらえるように頑張りたいと思います。そして、私が二十歳になったら、ぜひお酒を一緒に飲み連れて行ってください。」
また、『最後の忠臣蔵』で数々の新人賞を受賞したことにも触れ、感謝の言葉と今後の抱負も述べた。
桜庭「この作品と大石可音と出会い、たくさんの方に評価していただき、ブルーリボン新人賞、日本映画批評家大賞新人女優賞など、多くの新人賞をいただきました。監督はじめ、スタッフの皆さんの力があって獲れた賞だと思いますので、ここで改めてご報告させていただきます。本当にありがとうございました。この作品で、私はお芝居に対する姿勢も学びました。もっともっと成長した自分をみていただけるように、お芝居をがんばらないとなって思いました。」
桜庭からの手紙を受けとった監督は、満面の笑顔。
監督「孫からプレゼントされたような感じですね(笑)。嬉しいですね、やっぱり。一人の女優が大空に羽ばたいていく感じで、やがて自分の手の届かないところにいってしまうんだろうなあと思いますけれども。」と女優として独り立ちをした桜庭を称えると同時に、どこか寂しい心境のようにもみえた。
最後に、作品のみどころを、それぞれ語り、イベントは終了した。
桜庭「この作品にはたくさんの思い入れがあって、その作品をたくさんの人にみていただけたら嬉しいです。日本人の美しさとか人との関係を描いています。その他には、監督と私の1ヵ月間の映像とか、初日舞台挨拶とかの恥ずかしい映像とかもたくさん入ってますので、皆さんどうぞ楽しんでみてください。」
監督「この映画には、役所さん佐藤さん桜庭さんいろんな人の想いがそれなりにこもっています。しかも、日本映画のかつてあった歴史を体現するような80過ぎのスタッフがみんな集まって、さらに想いをこめて創り上げました。震災がおきた今、日本人の同胞意識が見直される時期なんじゃないかと思います。そういう意味で、かつて日本人はこうであった、ということと、自分が今その血をどう引き継いでいくのか、ということを、考えていただけたらと思います。」
その後、桜庭の囲み取材が行われた。
Q:時代劇に臨むにあたって気をつけたことは?
A:ひとつひとつの所作を美しくみせるために、指先まで神経を使ってがんばりました。
Q:監督に絶賛されたシーンを改めて自分で観て、どうでしたか?
A:昨日、お姉ちゃんと一緒に観たんですけど、私じゃないみたいって笑ってました。
Q:監督に会うのは久々ですか?
A:久々に監督に会って緊張しました。何しゃべっていいかわからなくて…。手紙に書いたことが伝わっていればいいなと思います。
Q:忠臣蔵の四十七士については知っていたんですか?
A:よく知らなかったのですが、歴史の先生に聞いたりして勉強しました。
Q:四十七士と、AKB48のメンバー、どちらの方が多くのメンバー名を言えますか?
A:四十七士の名前は…聞かなかったことにしていただいていいですか? AKB48の方ですねえ。
Q: 実際の父の日は、何を贈るんですか?
A:お母さんからメールが来たんですよ。“もうすぐ父の日だね”で改行があって、“お父さんのシェーバーが壊れたんだ”ってメールでした。
何を贈ろうか考え中です(笑)。
Q:女優・桜庭ななみの父は杉田監督とのことですが、実際のお父さんはどんな方ですか?
A:私は父によく似ています。父は、家族中が無視している中でも、1人で小島よしおさんの真似とかギャグとか言うんですよ。
Q:撮影以外のエピソードは?
A:監督と役所さんと佐藤さんとお食事をしたことです。演技について熱く語っていたことが、すごく印象にのこってます。役者さんって、こういう話をするんだ、私もこういう話ができるように近づかなくちゃ、と思いました。その時は、とても中に入っていけるような雰囲気ではなく、その場にいられること自体が幸せだなと感じていました。
Q:ホームシアターについて?
A:映画館で観られなかった方も、家族で観ていただきたいです。忠臣蔵を知らない人も含めて、最後の忠臣蔵について話題にしていただきたいです。
『最後の忠臣蔵』発売中
発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
©2010 『最後の忠臣蔵』製作委員会
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