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『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』初日決定!

イタリアを代表する天才画家、カラヴァッジョの没後400周年を記念して公開する映画『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』の初日が2月13日(土)に決定しました!
2010年は、巨匠カラヴァッジョが遺した遺産を振り返る重要な年です。レンブラントやルーベンス、ベラスケス、フェルメールといった、多くの芸術家に多大なる影響を与えたカラヴァッジョは、ルネサンス文化が終焉した時代に、光と影に込めた激しい感情表現、徹底した写実描写によって、絵画革命を巻き起こしました。イタリアの紙幣にまでなった彼の遺した偉大な遺産は、現代においても色あせることがありません。
いよいよ1月16日より東京都美術館でスタートするボルゲーゼ美術館展では、日本初公開となる、最後の傑作「洗礼者ヨハネ」が展示されます。最近では、美術館を訪れるのは40~50代だけでなく、20~30代の学びたい若い女性や美術館でデートする若い男女など、幅広い層が来場する傾向にあり、阿修羅展90万人、ルーブル美術館展85万人、フェルメール展94万人と、80万人を越える話題の企画展も増えてきていますので、ボルゲーゼ美術館展への来場者がカラヴァッジョの絵に触れることで、カラヴァッジョへの注目度も大きく高まってまいります。


劇中では、「聖マタイの召命」などの名画誕生の秘密だけでなく、カラヴァッジョに魅せられた美しき3人の女性たちの運命や、芸術にかける爆発的な情熱と、それと対比するように気性の激しさから破綻した私生活、才能にあふれたカラヴァッジョの人生の光と影を見事に描いています。
●作品内容
16世紀イタリアバロック絵画の最大の巨匠カラヴァッジョ。
彼が存在しなければ、レンブラントもベラスケスも誕生しなかった。
激しく愛し、闘い描いた38年の短い生涯を追いながら「聖マタイの召命」や「果物かごをもつ少年」ら数々の名画誕生の秘密に迫る!
本作の撮影監督で、これまでに3度アカデミー賞を受賞したイタリアの巨匠ヴィットリオ・ストラーロは、20代の頃、《聖マタイの召命》を目にした瞬間に息をのむほど感動したと語っている。「あの作品が我々に伝えようとした、光と影の意味について理解することが、生涯をかけて探求してきたテーマだ。」
カラヴァッジョの絵画を徹底的に研究し、自己解釈を繰り返したストラーロの自宅には、現在3体のオスカー像が飾られている。“光の魔術師”といわれたストラーロの映画人生を注ぎ込まれた重厚な映像で描き出されるカラヴァッジョの世界は、まさに圧巻の一言。
没後400年を迎える2010年、カラヴァッジョの世界が現代に再び息吹を上げる。
●ボルゲーゼ美術館展  カラヴァッジョ 最後の傑作「洗礼者ヨハネ」日本初公開
~ルネサンスからバロックへ 美の饗宴~
・京都国立近代美術館 日程:2009年10月31日(土)~12月27日(日)
・東京都美術館 日程:2010年1月16日(土)~4月4日(日)
●作品データ
監督:アンジェロ・ロンゴーニ
撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ『地獄の黙示録』『レッズ』『ラストエンペラー』
監修:クラウディオ・ストリナーティ マウリツィオ・マリーニ
音楽:ルイス・バカロフ『イル・ポスティーノ』
出演:アレッシオ・ボーニ『輝ける青春』/クレール・ケーム『王は踊る』/ジョルディ・モリャ『裸のマハ』
原題:Caravaggio
配給:東京テアトル
宣伝:共同PR・マンハッタンピープル
2007年/133分/イタリア・フランス・スペイン・ドイツ合作映画/35mm/スコープサイズ/カラー/ドルビーSR
『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』
2月13日(土)より、銀座テアトルシネマ他にて没後400年記念全国順次ロードショー!
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