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『ブタがいた教室』第21回東京国際映画祭コンペティション部門 出品決定!

『ブタがいた教室』
第21回東京国際映画祭
コンペティション部門 出品決定!
日活配給『ブタがいた教室』(11月1日公開)が、第21回東京国際映画祭(10月18日~26日)コンペティション部門へ選定され、出品を決定いたしました。他作品に先駆けて、本年のコンペティション部門出品作品の中では初めての発表となります。
本年の映画祭のテーマは自然と人間の共存を謳う「エコロジー」。その象徴として映画祭初日には、レッドカーペットならぬグリーンカーペットが登場することでも話題を集めています。そんな中、まさしく自然と人間の問題である、命と食をテーマにした実話の映画化『ブタがいた教室』が世界の秀作15本を集め、グランプリを競うコンペティション部門で国際審査員たちからどのような評価をされるのか?!


【第21回東京国際映画祭 コンペティション部門 プログラミング・ディレクター 矢田部吉彦氏コメント】
人間の存在の根幹に関わる問題を真っ向からディベートする子供達の姿は、日本という枠を超えて世界中にアピールする輝きを放っています。深いテーマと瑞々しい画面を備えた堂々たる日本映画であり、東京国際映画祭から海外に紹介したいと願うのはこのような作品です。今年の日本を代表する1本として選出しました。
映画『ブタがいた教室』作品概要
これは教育? 素晴らしい授業!?
賛否両論を巻き起こした
感動の実話、ついに映画化
「ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう!」新米教師の星先生(妻夫木聡)は6年2組の26人の子どもたちと一緒に卒業までの1年間、「食べる約束」で子ブタを飼い始めます。子どもたちは、子ブタを「Pちゃん」と名づけ、小屋を作り、毎日世話をし、一緒に遊んで楽しく日々を過ごしてゆきます。Pちゃんへの愛情が芽生えていくとともに近づいてくる卒業式……。クラスを真二つに分けた涙の激論の中、星先生と子どもたちが出した結論とは!?
本作は、平成2年から3年間、大阪の小学校で実際に行われた授業を基に作られた。この教育現場の模様はテレビドキュメンタリー番組としても平成5年に放送され、ギャラクシー賞奨励賞、動物愛護映画コンクール内閣総理大臣賞を受賞し、大きな反響を呼んだ。セリフではない“自分の言葉”を台本なしで語る26人の子どもたちと一緒に悩みながら成長していく新米教師に、先生役初挑戦の妻夫木聡。前田哲監督とともに子どもたちのリアルな感情を導き出すことに成功した。さらに6年2組を支える教師陣に原田美枝子、大杉漣、田畑智子ら実力派俳優たちが脇を固める。
あなたならPちゃんを「食べる」?「食べない」? 時代が“いのち”、“食”、“教育”に改めて目を向けている今だからこそ語られるべき、映画です。子どもたちの真摯な瞳、言葉、そして強い思いに、誰もが心を揺さぶられるはずです。
出演:妻夫木聡、26人の子どもたち、大杉漣、田畑智子、池田成志、原田美枝子ほか
監督:前田哲
脚本:小林弘利
原案:「豚のPちゃんと32人の小学生」黒田恭史著(ミネルヴァ書房刊)
製作:「ブタがいた教室」製作委員会
2008年/日本/35mm/ビスタサイズ/ドルビーSR/109分
©2008「ブタがいた教室」製作委員会
『ブタがいた教室』
11月1日(土)よりシネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー