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理屈を超えた禁断の愛『私の男』マスコミ向け完成披露舞台挨拶

原作:桜庭一樹×主演:浅野忠信・二階堂ふみ×監督:熊切和嘉
直木賞受賞のベストセラー小説、禁断の映画化!
『私の男』6月14日全国公開決定!
マスコミ向け完成披露舞台開催
理屈を超えた禁断の愛を描き、2008年に直木賞を受賞した桜庭一樹によるベストセラー小説「私の男」。像化不可能と言われてきた本作が、『海炭市叙景』、『夏の終り』など、人間の心の機微を美しい映像に乗せて深く丁寧に描き、国内外で高く評価される熊切和嘉監督の手により映画として、6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開されます。
この度、マスコミ向けの完成披露試写会にて、熊切和嘉監督と原作者の桜庭一樹さんが登壇し舞台挨拶を行いました。

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2013年から丸1年かけて完成された本作について監督は「感慨深いです」、桜庭さんは「映画をきっかけに原作を読んでくれる方もいるのでとても嬉しく思います」と挨拶されました。
監督が原作と出会ったのは、2010年。『海炭市叙景』を撮り終わった後に原作を手に取り、「映画で人間を描く上で避けて通れない気がして、次に撮るならこれだと思った」と映画化の背景を語り、熊切監督による映画化が決まったことに対して桜庭さんは、「元々映画が好きで、ぴあフィルムフェステイバルで受賞された同世代の方で、自分の思い入れの強い監督が撮ってくれると聞いて、とても嬉しく思いました」と喜びを口にした。
原作ファンも注目する主人公、淳悟と花に扮するのは、浅野忠信と二階堂ふみ。「浅野さんをイメージして原作を読んでいました。淳悟の底知れぬ空虚感は浅野さんしかできないと思いました。二階堂さんは別作品のオーディションで会った時に『花がいる』と思いました」と監督は二人のキャスティングについて経緯を話され、桜庭さんは「原作が発売された時も、淳悟のイメージとして浅野さんの名前があがっていた。特徴のないのが花。普通に見えて、どこか計り知れない難しい役を二階堂さんは演じてくれました」と、キャスティングにも大満足な様子でした。
撮影は、物語の重要な背景となる流氷を待って2013年1月20日に、北海道・紋別にてクランクイン。16mm、35mm、デジタルと撮影機材を使い分け、北海道の雄大な自然を余すところなく捉えるべく指揮をとっています。いつ流氷がくるかが分からないため、「毎日、流氷の情報を確認していました。奇跡的なタイミングで撮影ができました」と、本作の見どころの一つとなるシーンを振り返った。
紋別の撮影現場には桜庭さんも訪問し、「流氷からカメラマンが落ちたんです。ベテランのスタッフさんが『カメラが先だ!』とおっしゃられて、その後に『カメラを先に上げた方がおまえを助けやすいんだ』と説明されていた」と笑い交えて、撮影時の秘話を語っておられました。
最後に、桜庭さんは「原作は主人公たちに感情移入できるように書きましたが、映画は俯瞰で二人を見ています。テーマが同じ中でアプローチの違いがあるのが面白い。原作も映画も両方楽しんでもらいたい」と本作をアピールし、熊切監督は「11本目の長編作品。今できることを全て追求しました。体感してください」とお話されました。

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●ストーリー
冬のオホーツク海、純白の流氷の上で起きた殺人事件。
暗い北の海から逃げるように出て行く父娘は互いに深い喪失と、ふたりだけの濃厚な秘密を抱えていた…。
10歳で孤児となった少女・花は、遠縁にあたる淳悟に引き取られる。孤独だったふたりは、北海道紋別の田舎町で寄り添うように生活を送っていた…。
理屈を超えた禁断の愛のかたち。オホーツク海の流氷が魅せる一大スペクタクル。その刺激的なテーマと極限的な舞台設定から、映像化不可能と言われた桜庭一樹による40万部超のベストセラー小説『私の男』。
第138回直木賞を受賞した本作の映画化が、タイミングが違えば決して実現することのなかった“運命”のキャストによって遂に実現。北海道の壮大な風景を舞台に、2014年、観客の心を激しく揺さぶる日本映画の至宝というべき最高の一本が誕生した。
監督:熊切和嘉
原作:「私の男」(桜庭一樹/文春文庫刊)
出演:浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、藤 竜也
『私の男』
6月14日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
(C)2014「私の男」製作委員会
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