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『くちづけ』は、海よりも罪よりも深い親子愛の物語です。

元人気漫画家・愛情いっぽんの娘マコが、死んだ。
天使のように愛らしく優しい娘だったマコ。
仲良しのうーやんと結婚しようとしていたマコ。
そんな彼女の命が、なぜ、この世から消えなくてはならなかったのか?
そこには、父娘の悲しい愛情の物語がありました。
原作、脚本は、『花より男子』、『愛と誠』などのヒットメーカー宅間孝行。
笑いと涙を巧みに織り込んで、心地よくラストへ観客を運んでくれるストーリーテラーである宅間が、実際にあった事件を元に、自身の劇団〈東京セレソンでラックス〉(12年に解散)のために書き下ろし、24.000人もの観客を号泣の海に溺れさせた珠玉の戯曲を、堤幸彦が映画化しました。
『くちづけ』は、堤と宅間、2人のエンターテーナーが、笑いにあふれた物語で、人間への深い眼差しをくるむことで、よりたくさんの人たちの胸を打つ意欲作です。

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物語の舞台は、知的障害者たちの自立支援のためのグループホーム〈ひまわり荘〉。そこにはカラダは大人、精神は子供のままの人たちが生活しています。
30歳のカラダに7歳の心をもった、天使のように無垢な娘マコを演じるのは貫地谷しほり。この作品が映画初主演となります。若手演技派女優の先頭を走る貫地谷が、難役を見事に演じ切りました。
漫画への思いを諦めてまで娘に尽くす愛情いっぽんに、竹中直人。娘マコへの慈愛と、それゆえの苦悩を狂おしいまでに表現します。
ひたすらにマコを愛し、彼女の幸せを望んだいっぽんが、なぜ、こんな選択をしなくてはならなかったのか?
宅間孝行が、実話を元に魂を削るように描いた親子の物語。
いっぽんとマコが歩んだ極限の愛情の日々が、映像の魔術師・堤による生き生きとした映像と、名曲「グッド・バイ・マイ・ラブ」の哀調あふれるメロディは、どれだけ号泣しようとも涙で流されることなく、いっぽんとマコの物語を、心に深く刻みつけます。
(物語)
愛情いっぽん(竹中直人)は、かつて「長万部くん」というヒット作を生み出した漫画家。しかし、娘マコ(貫地谷しほり)を出産してすぐに亡くなった妻に代わり、男手ひとつでマコを育てるために漫画家を休業して、もう30年……。
30歳ともなれば、どんな箱入り娘だって父の手から離れることができるはず。なのに、なぜ?
マコの心は、ずっと7歳の子供のまま止まってしまっているのです。心優しく純粋なマコですが、誰かの助けなしでは生きていけません。自立できるよう施設に入れようとしても、いつもすぐに逃げ出してきてしまう繊細なマコには、いっぽんしか頼れる人がいないのです。
ひまわり荘をいっぽんに紹介した編集者・夏目(伊藤高史)は、いっぽんの漫画の大ファンで、復活してほしいと心から願っています。このまま、ひまわり荘で安定した生活を取り戻せたら、その夢もかなうかもしれません。そんな時、いっぽんに病気がみつかります。
貫地谷しほり 竹中直人 宅間孝行
田畑智子 橋本 愛 岡本 麗 嶋田久作 麻生祐未 平田 満 宮根誠司 伊藤高史 谷川 功 屋良 学 尾畑美依奈 万田祐介
原作・脚本:宅間孝行
監督:堤 幸彦
主題歌:「グッド・バイ・マイ・ラブ」熊谷育美(TAKUMI NOTE)
企画・製作:キノフィルムズ
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東映
助成:文化芸術振興費補助金
(C)2013「くちづけ」製作委員会
『くちづけ』
5月25日(土)全国ロードショー
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