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『スイートリトルライズ』中尾彬、池波志乃夫婦 トークショー付試写会レポート

映画『スイートリトルライズ』
中尾彬、池波志乃夫婦 トークショー付試写会レポート
33年間、夫婦円満の秘訣とは?
3月13日(土)より公開となる、人気作家・江國香織さんの同名小説を映画化した、中谷美紀さんと大森南朋さん主演の恋愛映画『スイートリトルライズ』の公開を記念して、中尾彬さん、池波志乃さんご夫婦による、トークショー付試写会イベントが行われました。
11月22日の“いい夫婦の日”に関連して、イベントが行われた2月22日は、映画の内容にちなんで、“スイートな2人の夫婦の日”とし、長年連れ添いながらも恋人同士のような雰囲気をもつ理想の夫婦、中尾彬さん、池波志乃さんがゲストとして登壇しました。
この記念すべき夫婦の日に、ゲストに呼ばれた感想について、中尾さんは、「映画は結婚して3年目の夫婦の話ですが、うちは33年だよな? 33年も一緒にいて、他の女性と恋に落ちたこともなければ、他の男性と恋に落ちたこともない、だろう?」と池波さんにふると、池波さんは「たぶん」と微笑みながら返答。中尾さんは、すかさず「これは本当は嘘なんだよ。優しい嘘なんだろうけど」と映画のタイトルにちなんだ突っ込みを入れ、会場の笑いを誘いました。


池波さんは、「私たち結婚3年目ってどうだったかなって思うと、あんなに透明じゃなかったかもしれないと思うところがたくさんあるんですね。ただ、今テンポがせわしない作品が多い中で、最近には珍しくムードがある作品で、江國さんの本の雰囲気をとても伝えてられていて、じわっとするような心が温かくなるような映画でした」と映画の感想を述べました。
主演の2人、中谷美紀さん、大森南朋さんの演技について、中尾さんは「中谷さんも大森さんも非常に役柄によるんでしょうけれども、顔が変わっていくのね。あれは役者からみてもすごいですね。監督の演出がいいのかな。じっくり見てる。あとは脇役の女の子たちがすごくいい。すごく自然だしね。あれはやっぱり演出でしょうね。主役ももちろんそうですけれども、脇役もすごくいいので、楽しみに観てほしいですね。いつも愛と背中合わせに死があって、うまい具合に暗示させるカットがたくさん入っていますね」と絶賛。また、『ハゲタカ』で大森さんと共演した中尾さんは、大森さんについて「どっちかというと、『ハゲタカ』の時はイケイケの芝居だったけど、これはきちっとうけている芝居ですね。台詞も少なく、ちょっとした筋肉の動き、目の動きですべて分かりますよ。いい役者になりますね」と賛辞を送りました。
劇中で、中谷美紀さん演じる・妻 瑠璃子の、毎朝、夫より先に起きて朝食を作り、夫が仕事から帰る時間には、玄関前でお出迎えする良妻ぶりについて、中尾さんは、「それだけはうちとそっくりですね」と即答。池波さんも、「たぶん、中尾さんは33年間、朝、私の寝顔を見たことはないと思います。必ず先に起きて食事の準備をしていましたね。そうしないと自分が気持ち悪いんです。この部分はすごく共感できました。たぶんそれは自分のペースであり、瑠璃子も無理にやっているわけではなく、それはそれで自分の気持ちいいテンポなのだと思います」と語りました。
最後に、33年間も夫婦円満を続ける秘訣について聞かれた中尾さんは、「料理しかないですよ!」ときっぱり。「食事は1日3回ありますから、そこから会話が生まれますよね。やっぱり食べ物というのは、全部知識とか心をきちんとしてくれるんです。特に年をとってきますと、あと何食食べられるのかと思います。そうすると、一食一食命がけで食べますね。だから命がけで作ってくれ、と。そうするとなんだか真剣勝負になってくるんですよ。それこそ嘘ついて生きていけないな、みたいな。そこの中に全部含まれる気がします」と語りました。
続けて池波さんは、「どれだけ相手をちゃんと見ているか、じゃないでしょうか。結婚したからといって、自分で幻想を見てしまわないで、ちゃんときちっと見極める。生活をしていて分かることってあるじゃないですか。他人と一生付き合うんですからね。それを見つけることだと思います」と語り、トークショーを終了しました。
『スイートリトルライズ』
中谷美紀 大森南朋  池脇千鶴 小林十市
原作:江國香織(幻冬舎文庫)
監督:矢崎仁司
主題歌:スガ シカオ「雨あがりの朝に」(Ariola Japan/AUGUSTA RECORDS)
2009年/日本/上映時間:117分
(C)2009 「スイートリトルライズ」製作委員会
『スイートリトルライズ』
3月13日(土)より、シネマライズ 他全国ロードショー
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