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Vol.14 『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大作戦であります!』

超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大作戦であります!仕事の関連で特別観賞券をいただいたので、『ワンピース THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』に引き続きアニメ映画『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大作戦であります!』を観賞。なんか最近、アニメかゾンビ映画しか観ていないような……(^_^;)


個人的には普通の映画だろうが、アニメだろうが、特撮だろうが、映画は映画だと考えています。その表現方法がたまたまアニメーションであるという感じでしょうか。なので前回のワンピースのコラムの最後に書いたように、お金を取る映画である以上、相応のクォリティを求めるのは自然だと思います。
さて、このケロロ軍曹はというと、けっこう楽しめました。だれるところもなく、テンポよく進むシナリオ、劇場版というクォリティの高い絵、つぼを押さえた笑いとメッセージ。大人も子どもも楽しめる作品になっていたと思います。最近は大人向けだったり、マニア向けだったりするアニメが多い中、安心して子どもに見せられるアニメじゃないでしょうか。
ポケモンの劇場版第1作を観たときもそう感じたのですが、こういう、安心して見せられるアニメが本当に少なくなったと思います。大人向けのストーリーもいいですが、やっぱり子どもが楽しんで観られるというのは、アニメという特性上、とても重要なことだと思います。
まあケロロの場合は、ガンダムを始めとした他作品を取り込んだりというマニアックな部分もありますけどね。今回もガンプラが巨大化して1/1スケールになって戦うというようなシーンもありましたし、セイラに扮したケロロというようなシーンもありました。笑ってるのはやはり大人の方々でした(^_^;) そういった点で、みんなで楽しめるということでは、家族連れで観に行くにはいい作品かなと思います。
難点をいうとするとゲスト声優でしょうか。山寺宏一さんもブログに書かれていましたが、なぜプロではない芸能人などを使うんでしょう。もちろんうまい人もいますし、そのキャラのイメージに合うという場合もあります。しかし、往々にして、メディアに取り上げてもらうためだけに起用しているということが多いんじゃないでしょうか。
声だけの演技というのは、身振り手振りによる表現ができない分、通常の演技よりも難しいと思います。そこにプロ以外を起用するのは私はどちらかというと反対です。たとえば、通常の映画で、人気があるからという理由だけでまともに演技のできないアイドル歌手などをキャスティングするということはありえないですよね。まあ中にはありますが、その場合にはそれですべてが台無しになってしまう可能性も高いと。
にも関わらず、アニメとか、洋画の吹替とかには平気でキャスティングするというこの姿勢というか売り方というか、こういうことがまかり通ることはとても不自然だと思います。きちんと声の演技ができる人で作ってもらいたい。去年のルパン三世のテレビスペシャルなんか、話はおもしろいのにそういうキャスティングのためにメタメタでしたし……この慣習、ほんとになんとかしてほしいです。
それにしてもなぜ有楽町・銀座・日比谷でやってないんでしょうねぇ。普段観に行かない新宿まで行くことになってしまいました。でまた、映画館が小さいこと。50席ぐらいしかなかったんじゃないでしょうか。仕事柄(?)映画会社の試写室で試写を観ることがありますが、そういう試写室でもここまで小さいところはあまりないかなぁという感じでしたね。せっかく映画館で観るのに、スクリーンが小さいとがっかりしますよね。


このコラムは2008/3/12にゴルフブログ「振り向けばカジュアルウォーターIII」に掲載されたものです。