『ジュブナイル』＆『リターナー』、山崎貴監督デビュー2作品が4Kデジタルリマスターされ期間限定上映決定！

山崎貴監督デビュー25周年記念。
デビュー作『ジュブナイル』とデビュー2作目『リターナー』が最新4Kデジタルリマスター技術で完全復元。オリジナル35mmネガ原板から4KDCPへコンバートされて11月22日よりそれぞれ1週間限定で劇場公開！

山崎貴監督のVFXの原点でもある『ジュブナイル』＆『リターナー』を「白組×ROBOT×Imagica EMS」によって4Kデジタルリマスター。SF映画界に新風を巻き起こした少年たちと未知のロボット“テトラ”との交流を描いたファンタジー映画『ジュブナイル』、そしてスピーディーなガンアクションとワイヤーワーク、随所に見られるVFXシーンが日本映画のイメージを一新させる映像世界を実現したSFアクション映画『リターナー』。

今回の4Kデジタルリマスターに合わせ、山崎監督、それから両作品に出演した鈴木 杏さんからコメントが届きました。

・山崎 貴監督コメント
久しぶりにジュブナイルとリターナーを観ました。
4Kリマスターはまるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。
二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました。
みんな若くて、画像が生々しくて、なんだかそのまま映画の中に引きずり込まれそうな、引きずり込まれたいような甘い郷愁が押さえようもなく胸の内に立ち上ってきて、ちょっと泣いてしまいそうになりました。
ずっと映画を作ってきましたが、最初の二本に内包された若さやせつなさはもうはっきりと手に入らないんだなと感じました。
いろいろ足りないところもある映画ですが、久しぶりに劇場に足を運んでもらえると嬉しいです。

・鈴木 杏さんコメント
蘇った『ジュブナイル』『リターナー』。すっかり見入ってしまいました。おもしろいし、エモいし、大変！　あれ？　『ジュブナイル』の時、山崎監督はいくつだったんだっけ？と計算してみたら、今の私とほぼ同い年。改めて尊敬。その才能と努力で次々と夢を叶えてきた山崎監督の今後の作品がますます楽しみです！
4Kデジタルリマスターの凄さ、正直今まであんまりよくわかっていなかったけれど（ごめんなさい）自分がリマスターされる当事者になって、ああ、過去と今、そして未来までもを繋げてくれるのだな、とその奥深さに感動しています。

●『ジュブナイル』
2000年、ある田舎町の夏の日。
小学生の祐介（遠藤雄弥）と岬（鈴木杏）たちは、森の中で小さなロボット「テトラ」と出会う。
高度な知能を持つテトラはどこから来たのか。
タイムマシンを研究する天才物理学者・神崎（香取慎吾）と共にテトラの秘密を探る祐介たち。
そのころ地球上空10万キロメートルの彼方に謎のエイリアン・ボイド人の巨大宇宙船団が地球の海を狙って停泊していた。
刻々と迫りくる地球の危機。地球を守るため、そしてボイド人にさらわれた岬を守るため、祐介はテトラが作った戦闘型ロボット・ガンゲリオンにありったけの勇気を持って乗り込んだ。
はたして地球を守られるのか？　そして岬の命は？
20世紀最後の冒険は、少年たちの想像を超え、遠い未来へとつながっていく―――。

・スタッフキャスト
監督・脚本・VFX：山崎 貴
出演：香取慎吾、酒井美紀、鈴木 杏、遠藤雄弥、清水京太郎、YŪKI、緒川たまき、吉岡秀隆
主題歌：山下達郎（ワーナー・ミュージック・ジャパン）

●『リターナー』
2002年、闇の取引からブラック・マネーを奪還して依頼者に送り返す、“リターナー“ミヤモト（金城武）の前に2084年の世界からタイムスリップしたミリ（鈴木杏）という少女が突然現れる。
ミリの目的は、2002年の地球を滅ぼしにやってきた最初の宇宙人・ダグラを抹殺すること。
2084年の地球は、ダグラに侵略され、人類は存亡の危機に直面していた。
その運命を変えるべくミリが送り込まれたのだった。
二人の前に現れた最初のダグラを巡り、闇社会を支配しようとする溝口（岸谷五朗）一味との攻防が始まる―――。

・スタッフ・キャスト
監督・VFX：山崎 貴
脚本：山崎 貴、平田研也
出演：金城 武、鈴木 杏、樹木希林、岸谷五朗
主題歌：「DIG IN」レニー・クラヴィッツ

『ジュブナイル』11月22日（金） 4Kデジタルリマスター期間限定公開
『リターナー』11月29日（金） 4Kデジタルリマスター期間限定公開

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