雨宮慶太総監督「媚空の続きを観たい人いたら手を上げてください!」
本日より公開された秋元才加さん主演の劇場版『媚空-ビクウ-』。
その初日舞台挨拶が新宿バルト9で開催され、雨宮慶太総監督、大橋明監督、秋元才加さん、朝倉えりかさんが登壇し、劇場に詰めかけた満席のファンへ挨拶されました。
●劇場版『媚空-ビクウ-』初日舞台挨拶
日時:11月14日(土)15:00~
場所:新宿バルト9 スクリーン9
登壇者:雨宮慶太総監督、大橋明監督、秋元才加、朝倉えりか
劇場版『媚空-ビクウ-』上映後、大きな拍手で迎えられた登壇者の方々4名。「こうして初日を迎えて、たくさんの方に観ていただけることが夢のようです」という雨宮総監督の言葉から舞台挨拶がスタート。撮影時のお話しや映画の内容について……よりも、秋元さんの体についての話題の多いトークイベントとなりました。
大橋監督:普通に秋元さんを撮るだけでかっこよくなったと思うのですが、体を鍛えていただいたので、わりと裸に近い状態でのアクション、いつもと違う見せ方にこだわりました。スタントマンでもあんなにお腹が割れてる人はいません(笑)
秋元さん:さらに成長した媚空をお見せできたらという覚悟で臨みました。この作品のお話しをいただいたとき、「秋元才加の肉体を撮りたい」とおっしゃっていただいたので、撮影の2ヵ月前から週3でトレーニングしました。
自分の体なのでずっと見てきたものですし、そのすごさはわからないのですが、みなさんに驚きや衝撃を与えられたのならよかったです。あんまり腹筋で褒められることはなかったですし(笑)
雨宮総監督:秋元さんはアクションチームと筋肉の話をしてるんですよ。そこでは普段聞いたことのないような筋肉の名前が出てきてて「あれ?女優さんなのにな」と、聞いておもしろかったです(笑)
朝倉さん:私はアクション初挑戦で、秋元さんが相手だったので本当に緊張して……
秋元さん:怖かったですよね?
朝倉さん:そんなことはないです(笑)
でも私が攻めるほうだったのでどうしようと思っていたんですけど、秋元さんが「全力でぶつかってくださってだいじょうぶです」と力強く言ってくれたので思い切りやらせていただきました。
映画の中で、私が思い切り蹴るシーンがあって、媚空がそれを腕で止めるんですけど、秋元さんの体ができあがり過ぎてて、カットがかかった瞬間に私のほうが痛い痛い!ってなってしまって(笑) すごく体を作ってこられたんだなとそのとき感じました。
東京国際映画祭のときに秋元さんが「ロッキーみたいな体にしたい」とおっしゃってたのですが、撮影のときにお弁当を食べながら、自分で持参された卵を食べていたり、鳥のささみを食べていたのを思い出して、なるほどなって思いました。
秋元さん:いろいろタンパク質を摂ろうと思っていたので、そのときは卵、ささみ、それからプロテインでしたね(笑)
朝倉さんの演じた紗夜は、映画に女性が少ないので華としても重要な役柄だなと思っていました。戦うシーンも初めてとのことですが、精一杯、一生懸命向かってきていただいたので、ほんとに気持ちよく撮影に臨むことができました。
媚空については、どちらかというと女性定期名動作ではなく、武士のような重いアクションをしたいと重い、動と静の動きを意識しました。TVシリーズのときは敵か味方かわからない孤高の存在で、冷たい印象を受けた方もいらっしゃると思うんですけど、今回の映画で媚空の中の強さと弱さが見えた、ギャップが生まれたのかなと思います。
雨宮総監督:今回の映画では、TVシリーズで出せなかった媚空の優しい顔が撮れたのがよかった。媚空の優しい顔って難しいかなと思ってたんですけど、秋元さんが媚空なりの優しい顔を演じてくれたのでほっとしました。
・秋元さんの歌うエンディングについて
雨宮総監督:みなさんエンディングテーマはいかがでした?
(会場から大きな拍手)
秋元さん:こんなに拍手もらったら浮かれちゃいますね(笑)
今回久しぶりに秋元才加としてエンディングテーマを歌わせていただきましたが、媚空として歌っている感覚のほうが強かったですね。媚空の想いをメッセージに乗せて歌わせていただいてる感じで、映画を観ていただいた上でのアンサーソングになっています。
この曲を聴いて、物語が完結するというか、深い部分も理解していただけるかなと思います。
・来場できなかった須賀健太さんのビデオメッセージ
須賀さん:今回大地という役を演じさせていただいて、媚空という圧倒的な存在の前で、どれだけ純粋なキャラクターでいられるかが鍵だと思い、研究させていただきました。純粋な大地と絶心に憑依された大地の動き方の差を出しているので、何度も見ていただいて確認してもらえたらと思います。
何年か前から個人的にアクションを習っていたので、映画でそれをやらせていただくことができたのがすごくうれしかったです。
終わり方も謎が残るような終わり方なので、機会があればまた大地として形を残せたらと思います。
雨宮総監督:健太とは、彼が子どものときに舞台挨拶で一緒になったことがあるんだけど、控え室でゲームで遊んであげたことがあるんです。そしてそれを覚えててくれたのがうれしかった。
今回大地のアクションはほぼ吹替なしで、吹き替えたのは2ヵ所だけ。あとはすべて健太がやっていて、側宙とかも全部やってるんでびっくりしましたね。
・最後のご挨拶
朝倉さん:歴史ある牙狼シリーズに出演させていただいて、豪華なスタッフとともにかっこいい作品が生まれたと思っています。何度観ても楽しめる作品だと思いますので、これからもよろしくお願いします。
秋元さん:監督・スタッフのみなさん、キャストのみなさんとお仕事ができたことを光栄に思っております。
10周年記念作品として、これまでの牙狼ファンの方々だけでなく、この作品で牙狼ファンになる方が一人でも増えたらいいなと思いつつ、すばらしい牙狼シリーズに新たな風を吹き込む作品になればいいなと思います。
大橋監督:雨宮総監督に監督頼むなといつも突然言われるので、初日を迎えてドッキリじゃなく本当だったんだなと思いました。何回も観ていただけるとうれしいです。
雨宮総監督:牙狼を10年やってきてよかったなと思います。今日も満席でうれしいんですが、平日がしっかり埋まるような興行にしたいので、みなさんよろしくお願いします。
媚空の続きを観たい人いたら手を上げてください。
(会場中挙手)
これはサプライズ発表があるのか?と思いきや、雨宮総監督の口からは「聞いてみただけです」というおとぼけ(笑) 実に含みのある言葉を最後に、舞台挨拶が終了しました。
劇場版『媚空-ビクウ-』
公開中
©2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
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