道外流牙の話はもっと作っていきたい。涙々の最終話先行上映イベント
いよいよ最終回を迎えたTVシリーズ『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』。
その最終話放送直前となる9月18日21時より、第22話と最終話の先行上映および、雨宮監督・キャスト登壇によるトークイベント「プレミアム最終上映会&トークショー」が新宿バルト9にて開催されました。
トークショーには雨宮慶太監督、栗山航さん、南里美希さん、井上正大さん、脇崎智史さん、桑江咲菜さん、黒木桃子さんが登壇。上映前のトークには泉谷しげるさんが参加し、その後集まったファンとともに本編を鑑賞。上映後には松野井雅さんが駆けつけ、作品についての裏話など、様々なお話しが披露されました。
※注意事項:上映後のトークショーはネタバレとなる話も多かったため、語られた文言を変更している部分があります。
日時:9月18日21時~
会場:新宿バルト9
登壇者:雨宮慶太監督、栗山航さん(道外流牙役)、南里美希さん(莉杏役)、井上正大さん(ジンガ役)、松野井雅さん(アミリ役)、脇崎智史さん(秋月ダイゴ役)、桑江咲菜さん(リュメ役)、泉谷しげるさん(D・リンゴ役)、黒木桃子さん(ユキヒメ役)
●D・リンゴの活躍するシーンは、寒くてひどい現場だった?
雨宮監督、キャストのみなさんが登壇し、集まったファンの方々に一言ずつご挨拶があった後、トークショーが開始。トークは、ここまでの登壇となる泉谷さんの独壇場でしたw
MC:本日最終話が放送されるわけですが、今のお気持ちはいかがでしょうか?
栗山さん:最終回を迎えると、やはりさみしい気持ちでいっぱいです。この作品は、さっきまで撮影していたかのように振り返ることができるのが不思議なくらい、撮影時のことを鮮明に覚えています。もう出し切ったというか、これしかないという絵が撮れたかなと思いますのでぜひ楽しんでください。
南里さん:撮影期間の7ヵ月は、ほんとに1年2年どころではないくらい長く感じられ、楽しかったけど、つらいこともたいへんなこともあったので、それが終わっちゃうのかと思うと泣いてしまいそうです。
雨宮監督:こうして撮影衣装を着たメンバーがいる並びを見ると、だいぶ前にクランクアップしてるんだけど、今日撮影してきたような不思議な感じがします。
あまり会ってなくても、また会うと、すっとなじむ人たちだなという気がします。
泉谷さん:こういう作品は初めてなんだけど、非常におもしろく参加させてもらいました。雨宮監督っていいね。台本のセリフを気にしない。まあオレの場合、そもそも覚えてないんだけど(笑)
魔戒がどうのとか、難しい漢字多いし、めんどくさいな、やだなやだなって言ってたらカットしてくれるんだよね。
雨宮監督:泉谷さんは映画のときからTVシリーズもお願いしようと決めてたんだけど、映画の撮影初日にTVシリーズに出演するかどうか決めてないよって言われて(笑)
泉谷さん:イメージついたらたいへんだろ~、他にも仕事あるんだから(笑)
雨宮監督は緻密にやってるようで、実に臨機応変で、この作り方がおもしろい。曇ったらこう、晴れたらこうかなみたいな感じで、そこで変えちゃうんだよね。それでいてばきっとしたに画面なっている。オレ、これ出てたかなと思うくらい、撮影のときとイメージが違う映像ができあがってくるからおもしろい。
最後に私が暴れてますけど、あんな条件の悪い撮影で、よくあそこまで絵になったなぁとびっくりしてるんです。最後のシーンでギター持って演じてるけど、あれがどんだけ寒くてひどい現場だったか(笑)
映像としてはかっこよく撮ってくれてるんだけど、現場はただただ毛布にくるまって、全員で温めあってみたいな、そういう現場だったんですよ。それがそういうふうにはほんとに見えないんだよね。
専門的なことをいうと、銀残しをやってるんですね。昔フィルム時代にやってた技術で今やるとたいへんなんです。4色に分解して銀を乗せる、残すことで深みが増す。いまやるとどのくらいかかるのかな。
雨宮監督:デジタル的にやってるんですけど1、2週間くらいです。技術的にはたいへんなんですけど、どれだけ徹夜するかと(笑) ここにいたるまで5年かかりました。
泉谷さん:登場人物の顔に銀が乗るわけなんだけど、これがいいんだ。この作品も、美男美女で、声が低くてかっこいいやつとか、こういう作品に向いてる人が集まると違うなぁと思うし、楽しませてもらいました。また次のシリーズ……呼ばないでください(笑)
●ジンガは最後まで人でなし
泉谷さんは前半のトークでお帰りになり、雨宮監督と他のキャスト陣は、第22話、そして最終話をファンの方々と一緒に鑑賞。ここから松野井さんが加わりトークショーが再開しました。
最終話を見終えて放心状態の栗山さんと、涙々の南里さん。雨宮監督の「やりきった顔の男を見てあげてください」の言葉に、大きな拍手が巻き起こりました。
雨宮監督:ずっと作ってると、何がいいのかわからなくなることがあるんですけど、『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』はこういう形のラストになりました。
映画では、莉杏が流牙を男性として意識して、心が変わっていく、響くというラストシーンを撮りました。TVシリーズはその思いが伝わって、二人の絆が絵として形になるのをラストシーンにしようと思い、こういう形のラストになりました。
ジンガは最後まで人でなし。これはすごく悩んだんですが、ホラーとは何かと考えてこうなりました。いちばん典型的な人でなしの見本を、ブレずにやってくれた井上くんに感謝ですね。
井上さん:人でなしの見本の井上です。
最終話を観て、すごく悲しい気持ちになりました。ジンガの夢が達成できなかったこと、世界が征服できなかったこと、すごく悲しかったです。
上映後暖かい拍手をいただいて感無量です。今日は2列目~4列目にスタッフさんが駆けつけているので、改めてスタッフさんに拍手をお願いします。
(会場から盛大な拍手)
松野井さん:今日はここからの参加になりますが、駆けつけたら皆が号泣してたのでびっくりしました。私もアフレコのときに最終話の映像観て泣きじゃくったんですけど、アミリはまさかでしたねぇ。(井上さんに向かって)この人でなし!
雨宮監督:実はアミリとのシーン、ジンガが手にキスしてたのはアドリブなんだよね。あれは井上くんの優しさ。
井上さん:あのシーンを撮り終わった後、松野井さんが「人でなし!」って僕をすごい目で観て……。
松野井さん:嫌いになろうと思って(笑)
私も視聴者と同じ気持ちでこの作品を観ていて、流牙と莉杏について毎回泣いてました。2人がすごく美しいラストだったことがうれしかったです。この素晴らしいメンバーと最後までやれたことがうれしいです。
アミリについては、ジンガがいてアミリがいるのではなくて、ジンガもいてアミリもいるという形で、2人が対等のポジションでいさせてもらったのが、アミリの強さにも表れていたんじゃんないかなと映像を見て思いました。
途中、私がジンガになったりして、先が見えない敵だったと思います。なんかはき出されて、アミリ生まれてきちゃったみたいな、こういうホラーがいたというのがすごくおもしろかったなと思ったので、やらせていただいてうれしかったです。
雨宮監督:なるべく敵は人でなしのほうが、主人公たちの絆が強くなるんですけど、ただほんとの人でなしというのは魅力がなくて、そこに美というか美しさというか、持っている思考というのも大切で、2人がいい感じの空気感を持ってたね。
脇崎さん:敵味方関係なく力を合わせたという感じはあるよね。莉杏の中にジンガが入るところ、あれすごかったなと思って聞いてみたら、井上くんが南里につきっきりで自分のクセをレクチャーしていたとか。
雨宮監督:君はジンガに入られたかったの? その前にジンガにはユキヒメに入ってもらったほうがいいかも。
ユキヒメは何言ってるかわからないと言われるんだけど、最後の「父ちゃんかっこいい」だけは最初から決めてありました。泉谷さんとの並びがすごくよくて、そういうシーンがあるとほっとするし、みんな、リンゴの店は楽しそうにやってたもんね。
栗山さん:泉谷さんの芝居見てるだけで楽しいです。リンゴの店は憩いの場でしたね。唯一戦いから外れる場所でしたし。
松野井さん・桑江さん:私たち知らない~。
桑江さん:私はアクションが楽しかったです。『魔戒ノ花』でゲスト出演させていただいたときに、ワイヤーシーンや立ち回りのアクションをやらせていただいて、それが自分の中ですごく楽しくて、人生の転機になるくらいの衝撃をもらってたので、監督にアクションやりたいか?と言われたとき、即答でやりたいですと答えました。そしたらリュメという役で、こんなにもアクションやらせていただけて。
私は小さいので、吹替の方がいないんです。できる範囲でかっこよく撮っていただいたんですけど、一応全部自分でやらせていただきました。ワイヤーが多かったんですけど、ワイヤーの練習ってなかなかできないし、衣装も手とか足とかが出てるのでワイヤーですごいあざを作りました。その分、メイク部やCG部の方にお世話になったんですけど、そのあざは痛くなくて、すごく楽しかったです。
雨宮監督:アクション部は桑江とからむのは怖いと言ってました。小さい分、どこから手足が来るかわからないからと。
桑江さん:身長を活かしたアクションもやらせていただいて。ジンガに手が届かない~とか、おもしろかったです。
●ダイゴは最終話に出ない予定だった?
桑江さん:いま最終話を観たわけですけど、普通に見入ってしまいました。流牙と莉杏、ジンガとアミリがどうなるかは台本で知っていたんですけど、こうして映像になって音楽も足されると、こういう結末でよかったと普通に泣いてしまいました。
ダイゴがなんかかっこよすぎるし、いいとこ取りな感じがありますけど(笑)
脇崎さん:生きててよかったよ、ほんとに。死んだかと思った。
雨宮監督:第22話のダイゴが目を覚ますシーンは元々台本になくて、その場の思いつきで撮ったんです。第9話の横山監督の「羽」のときに、セイジ役の高嶋宏行さんがまだ衣装着てて帰ってなかったんで、もしかすると必要になるかも知れないなと思ってその場で撮ったんです。
でもどこで使おうかなと思ってて……あれがなかったらダイゴ、死んでたもんね。
脇崎さん:治る傷でよかった。第6、7話くらいかな、最終話に出させてもらえないという話もあって、脚本家の田口さんから「お前殺すからな」と毎日言われてて。「いやお願いしますよ」って言ってたんです。その結果がこの最終話で、お願いするもんだなぁと(笑)
雨宮監督:死なないストーリーってけっこう難しいんだよね。主人公達が死なないで残るってのは難しい。僕はあまり殺したくないんです。人の死によって何かを揺さぶるんじゃなくて、人ががんばったことで心を揺さぶるドラマにしたい。でも最初はあんまり考えてないんです。撮ってる間に思いついてくるというか。現場にいないとラストシーンって思いつかないね。
脇崎さん:最後のエンドロールは、雨宮監督の字だったのが、僕はぐっときたポイントだったんですが……。
雨宮監督:書いてるかどうかわからないけどね。
脇崎さん:えぇ、それじゃ誰の字?(笑)
秋月ダイゴとして入れ込めたというのも真ん中にいる黒い2人、ジンガとアミリがほんとに憎たらしく、ほんとに好演してたからだと思います。このメンバーでほんとによかったなと思いました。
桑江さん:私はラストでかかった曲がうれしかった。魔戒歌劇団ファーストシングルを買っていただいた方は知ってるかと思うんですけど、3曲目の「哀愁の輪舞」という曲だったんです。私達の中でもすごく好きな曲で、監督も気に入ってくださってると伺ってて、そういう愛も感じれてすごくうれしかったです。
黒木さん:最終話を映像で初めて観て、見入っちゃって、迫力とスケール感にやられながら「何この壮大な牙狼!」と思いながら、言葉を失いながら感動しながら観てたんですけど、すべてがかっこよくて。最後の流牙と莉杏のシーンもすごく感動しましたし、それに加えて歌劇団のエンディングも入ってきてほんとに感無量でした。ほんとにすごくいい時間が過ごせてよかったです。
雨宮監督:あれがねGOLD STORMなんですよ。金色の嵐。カンのいい人はわかると思うんですけど、実はオープニングからそのエッセンスを入れていて、パンチとか、毎週みなさん見てたわけです。どういう表現にするか悩んでいたんですけど、ああいう嵐の中に流牙がいるという形になりました。
(ここで当日参加できなかったガルド役中島広稀さんからのコメント)
中島さんコメント:毎週金曜日を楽しみにしていたのでさみしいです。約1年間キャスト・スタッフのみなさんとがんばってきましたが、こんなに撮影期間が長い作品はそうそうなく、他にはない一体感をすごく感じました。その分終わった後の達成感、切なさ、まだ終わりたくないという気持ちも大きいです。
牙狼という作品に関われたことがすごくうれしいです。半年間ありがとうございました。放送中のみなさんの声はうれしかったです。
それと脇崎くんは僕がいなくてさみしいと思いますので栗山くん、井上くん、かまってあげてください。
井上さん:どんだけ仲がいいんだってくらい、脇崎くんと中島くんは仲いいですよね。こないだもSNSで「いま何してます?」って聞いたら、「これから広稀と飲む」って(笑)
脇崎さん:彼は撮影中からしょっちゅううちに泊まりにくる感じでした。地方に住んでるんで泊めさせてあげたんです。いまのコメントを聞く限り、ダイゴ的に言うと、口の利き方を教えておいてよかったです。
雨宮監督:お前が言うな(笑) それより、今日ひげ薄いよね(笑)
●流牙VSジンガのラストバトルは、いま持ってる力をすべて出した
栗山さん:ジンガとの最後の戦いのシーンはほんとにたいへんでした。メディアの取材でも、あれがいちばんたいへんだったと言ってるくらいたいへんなアクションシーンで、初めて何十テイクも、時間をかけて撮らせていただいたシーンです。
井上さん:あれがもし、牙狼の初日の撮影で撮ると言われたら、絶対撮れなかったシーンです。スタッフさんがぼくらのことをすごく信用してくれたからこそ、20テイクも30テイクもやらせていただけました。
あのシーンはすごく難しくて、アクションシーンを撮るときにスーパースローで撮ることはまずありません。スーパースローで撮ると、きわどいシーンが全部当たってないってわかっちゃうんですよね。
雨宮監督:実際の演技はすごく短いんです。ほんとはチャチャチャチャチャ!くらいの長さで、それを10倍速で撮った。10倍速で撮るとゆっくりになって、剣がギリギリに走るとか、手もかわすとかが如実に出てしまうんです。
1回いけた!と思ったら、井上が「いまのダメです」って言ってきて。なんか剣を逆手かなんかで持ってたと言うんだけど、そういうのが見るとばれたりして、けっこうたいへんだったね。
栗山さん:あのシーンをもう1回やれって言われたら悩むよね。
井上さん:あれは奇跡の1テイク。いまの僕らではあれ以上は出せないくらいの撮影でした。そして僕らをほんとに信頼してくださったスタッフさんが、作業止めて総出で見守ってくれていて。
雨宮監督:2人ともちゃんとやるというか、かなり粘るんです。途中、剣先CGでやるかみたいな話もあったんですけど、2人が粘って、もう1回やりたい、やらせてくれって言ってきた。そういうところがスタッフを動かすわけで、そこが大事だと思います。
井上さん:僕らもこのシーンは絶対に100%のものを出さなきゃっという感じで、それがいちばん最後のアクションシーンでそれを出せたというのがほんとにうれしかった。撮影が終わった後、なぜか栗山くんと2人で抱き合ってたもんね。
栗山さん:抱き合って、井上くんが持ってた左手のカップのコーヒー、オレにこぼしたからね(笑)
●莉杏じゃなかったらあの顔はできなかった
栗山さん:いま最終話を観終わって、やっててよかったなと思いました。そして、一緒に観てくださったみんなにも伝わってるみたいなんでほんとによかったです。
莉杏とのシーンについては、普段は芝居するときどのようにしようかあれこれ考えちゃうんですけど、あのシーンのときは全然何も考えてなくて、撮影のことも全然覚えてなくて。どうやって莉杏を抱きかかえたのか、全然わからないんですが、やっぱり流牙を3年間、4年間やってきたからこそ出てきた仕草だったり、表情だったりしたのかなと思います。相手が莉杏じゃなかったらあの顔はできないなとも思いました。
南里ちゃんとも話してるんですけど、今はやりきったねという感じです。クランクアップのときはうれしくてうれしくてしょうがなくて涙も出なかったんですけど、今日はうるっときました。3年、4年やってきてほんとによかったなというのと、その時間がなかったらこの映像はなかったし、『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』は、いまできる最高の作品になったなと思います。
雨宮監督:2人の海のシーンは、イメージの中で、死を覚悟した莉杏の意志と流牙が呼応するシーンですが、流牙が「莉杏」って言うんですけど、莉杏のセリフは聞こえないんです。台本も
莉杏「 」
なんです。それで南里にその空白に入る言葉を考えろと言って、自分なりに考えたことを言ってるんだよね。すごくやさしい顔が撮れました。
牙狼ってCGとかアクションとか注目されがちなんですけど、『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』でこだわったのは、普通の俳優さんたちの顔の撮り切り。顔や表情をきちんと撮り切るのは、ライティングとかカメラレンズとか、意外と時間がかかるのではしょっちゃうんです。今回はそこをしっかりやろうと時間かけたのがすごくよかったなと思います。
●今後の流牙と莉杏はどうなる?
雨宮監督:いま現在はほぼ白紙というか。毎回これで終わりという気持ちでやってるんですけど、道外流牙の話はもっと作っていきたいなという気持ちはあります。
ただ、絆ができた2人をドラマに放り込むのはすごく難しい。絆を壊すのは簡単なんですが、それを壊さずにドラマを作る。そういう機会があればチャレンジしたいかなと思います。栗山はまだまだ動けるし、もっと撮ってみたいなという気持ちも持っています。
井上さん:(脇崎さんに)よかったですね、死ななくて(笑)
脇崎さん:出番ある?
井上さん:脚本家さんに言うべきですよ。
脇崎さん:お願いしておこう、本気で(笑)
●最後にファンの方々へのメッセージ
南里さん:この作品は、全身全霊の気持ちを込めて撮ってきました。この作品に私達の気持ちが全部詰まってると思うので、何度でもまた見てください。
栗山さん:今日は来ていただいてありがとうございました。
ほんとに牙狼って愛されてるなと思います。エンドロールにあれだけの人がクレジットされていて、今日会場にスタッフがきてくださっていて、ファンの方々がいて、みんなに愛されてる作品だなと。こんな時間に、これだけ集まってくれるというのはうれしいし、幸せを感じます。
ひとまずここで流牙編は終わりということになりますけど、いつかみんなとまた会えることを信じて、そのときはまたレベルアップした僕を見せられたらいいなと思います。
雨宮監督:牙狼は、応援してくれてる人がいるから成立してることは事実で、作品はこれが好き、騎士は誰が好きというのはあると思うんですけど、総じて牙狼が好きだって言ってくれるところがすごく大きくて、それが支えになっています。
なぜこういうイベントをやるかというと、役者さんとファンの人と一緒に見るというのはすごく大事だなと思っているからです。みなさん楽しんでくださってると思うんですけど、俳優がみんなと見ると、牙狼やってよかったなという気持ちになってくれるんです。
そして、道外流牙をもう1回やろうかということになったとき、栗山くんはさらにパワーアップして、命懸けで道外流牙やってくれると思うんですよね。その結果、みなさんがおもしろい物語とかっこいいヒーローを観られることになるので、こういうイベントがあったとき、また同じ顔ぶれを俳優に見せてやってください。今日はありがとうございました。
MC:みなさん、ありがとうございました。
このレポートを持って、『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』の紹介記事は終了となります。これまで、『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』、『牙狼<GARO> -魔戒ノ花-』、『牙狼<GARO>-炎の刻印-』、そして『牙狼<GARO>-GOLD STORM- 翔』と、MOVIEWでは毎週東京での放送直後に次回の紹介を掲載させていただきました。
その記事で使う次回の場面写真は放送中に届くこともあり、それは逆に、スタッフ・関係者の方々がギリギリまでがんばって番組を作り、届けていただいた画像である証拠で、その熱意にただただ頭が下がる思いです。
スタッフ・キャスト・関係者の皆様にはそのご協力について、改めてお礼を述べたいと思います。ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。
『牙狼 -紅蓮ノ月-』、劇場版『媚空-ビクウ-』と、『牙狼<GARO>』シリーズはまだまだ続きますので、MOVIEWでもできる限り、紹介していきたいと思います。
TVシリーズ『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』公式サイト:http://garo-project.jp/GOLDSTORM_TV/
©2015 雨宮慶太/東北新社
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