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宮野真守、中村悠一ら登壇、新劇場版『頭文字D』初日舞台挨拶開催

1995年から18年間の長きにわたり「ヤングマガジン」(講談社)に連載され、壮絶な公道最速バトルを通して“走り屋”たちの青春群像を描いてきた、しげの秀一原作の『頭文字D』。原作コミックは2013年で完結したが、この夏新たなキャスト、スタッフと共に新3部作としてスクリーンで甦る!
この度、8月23日(土)に新宿ピカデリーにて宮野真守をはじめとする一新された声優キャストが登場し、公開初日舞台挨拶を行いました。

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●『新劇場版「頭文字D」Legend1 -覚醒-』初日舞台挨拶
日程:8月23日(土) 11:50~12:20
場所:新宿ピカデリー シアター1
登壇者(敬称略): 藤原拓海:宮野真守、高橋啓介:中村悠一、武内樹:白石稔、池谷浩一郎:土田大、茂木なつき:内田真礼、藤原文太:平田広明、CGクリエイティブプロデューサー松浦裕暁(サンジゲン代表)
・『頭文字D』はまさかの大豆のD!?
新3部作の第1弾である本作の初日舞台挨拶が新宿ピカデリーにて行われた。
宮野真守をはじめ、中村悠一、内田真礼など豪華声優キャストが登場するとあって、新宿ピカデリーで最も大きいシアター1(座席数580席)は予約開始直後に満席となり、多くの原作ファン、声優ファンが詰めかけた。
本編上映終了後には観客から盛大な拍手が沸き起こり、声優キャストらと映像制作に携わった松浦氏が登場すると「キャーッ」と歓声が起こった。
宮野は「初日を迎えられて、感無量です。」と挨拶し、平田は「藤原豆腐店代表取締役の藤原文太です。朝ご飯食べてきましたか? 朝食といえば豆腐! 今日はファッションも絹のジャケットで豆腐を意識しました! 楽しんでいただけましたか? うちの息子はかっこよかったですか?」と尋ねると、会場からは大きな拍手が起こり、宮野は満面の笑みを浮かべた。
今回の役を演じるにあたって意識された部分や意気込みについてと問われると、宮野は「新しく何ができるか考え、思春期に目標や、やりたいことを見つけていくという拓海の高校生らしさを大事にした。」と答え、中村は「伸びしろのある役で、まだ青さがあるように監督からも言われていました。今後の啓介の成長も注目してほしい。」と答えた。
内田は「紅一点であるなつきをどう演じようか考えたとき、自分は女の子としてダメなんじゃないか?と考えさせられました。なつきの好きな気持ちを伝えずに、秘めているところがすごく乙女!」と言うと、宮野は「内田さんは好きだと『あたい、あんたのこと好きだよ!』みたいにあっさり言っちゃうの?笑」と冗談を言い場を湧かした。
平田からは「人気のある作品だから、プレッシャーがあった。みなさん、「頭文字D」のD は何だと思います?」と会場に質問すると「ドリフト!」と声が上がり「そっち行っちゃたか……豆腐の成分はなんでしたか?」と聞くと、宮野からは「おー! 父ちゃんスゲーッ! 確かに拓海、豆腐屋に覚醒する!という話かも」と冗談に乗っかり、白石が「お豆腐屋の話になっちゃってるよ!」と突っ込み、息の合ったキャスト陣のトークが繰り広げられた。

頭文字D

そして、制作を担当した松浦からは「音、映像の迫力いかがでしたか? 原作に立ち返り、DタッチやDエフェクトとしげのさんの絵になるべく近づけようと1カットずつこだわりました。また、今入院されている日高監督とはコミュニケーションをしっかりと取って、今日も皆様へのメッセージを預かってきました。」と言い、「残念ながら、入院中の為挨拶できないのですが、今回の頭文字Dは自分もふくめ、原作のファンの方たちのために作ったモノです。自分も一度チェックの為に観ましたが、その出来栄えには満足しています。新劇場版として新しく生まれ変わった頭文字Dをどうぞ楽しんでいただけたら幸いです。」と日高監督からのメッセージを読み上げた。
次の劇中に出てくる主人公・藤原拓海の車/AE86にちなんで8秒もしくは6秒で見どころをアピールする対決では、劇中同様に宮野と中村が指名された。宮野は8秒を選び、「え~っと、新しい技術を取り入れた拓海と啓介の熱いバトルがじゅんじゅわ~!」と急な展開に焦り気味で答え、結果は10秒26となった。
中村は6秒を選び、落ち着いた様子で「も~ぎ~が~すごくかわいい」と一言をじっくりという作戦に出て、宮野からは「ずるくない? 勝ちに来た!」と言われ、5秒86という奇跡的にもハチロクという数字を出し、会場からは「お~っ!」と盛大な拍手が起こった!
劇中のバトルさながらの熱い戦いを見せた2人に対し、判決を求められた内田は「すごく悩むんですが…中村さんの勝ち!」と言い、親父役の平田からは「何やってんだ、拓海!」とカツを入れられた。
次回作、『新劇場版「頭文字D」Legend2 -闘走-』について、松浦は「製作に入っています。手前味噌ですが第1弾がいい出来だったので、プレッシャーもありますが、中だるみせず2作目も満足していただける作品に仕上げます!!」と意気込みを語り、会場を沸かせた。
最後に宮野からファンの方々へ「初日を迎えられて、本当にうれしい。僕らにできることをやって熱い思いを込めた作品。自分も出来上がりに圧倒された。広めてほしいし、何回でも観てほしい。」とメッセージを送った。

配給:松竹
『新劇場版「頭文字D」Legend1 -覚醒-』
全国公開中!
©しげの秀一/講談社・2014新劇場版「頭文字D」製作委員会
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