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『極黒のブリュンヒルデ』メインキャストアフレコ後インタビュー

4月6日からスタートする『極黒のブリュンヒルデ』のアフレコ現場で、村上良太役の逢坂良太さん、黒羽寧子役の種田梨沙さん、橘佳奈役の洲崎綾さん、カズミ=シュリーレンツァウアー役のM・A・Oさん、鷹鳥小鳥役の田所あずささんにお話をうかがいました。
4話までの収録が終わったみなさんの感想や意気込み、作品にかける思いをぜひ御覧ください!

極黒のブリュンヒルデ


Q:「極黒のブリュンヒルデ」という作品や演じられるキャラクターについての印象は?
逢坂さん:僕がまず一番食いついたのは、主人公の名前が自分と同じところです(笑)。それはさておき、僕は「エルフェンリート」も読んでいたので、同じ岡本倫先生の作品ということで、オーディションでは気合が入りました。
女性キャラが多い作品では、主人公は頼りないことが多いのですが、村上は頭が切れて好奇心も旺盛で、死ぬ危険性をいとわずに前線に出たりして、男らしくて一味違った主人公だなと思いました。
種田さん:普通に暮らしていればみんな普通の高校生だったはずなのに、秘密を持っていたり、暗い過去を抱えていたりしていて、一見、日常に見える中で実はなにかが起こっているという異質な世界観だなと思いました。それに次の展開が全く予想できないストーリーでコミックスを読む手が止まりませんでした。
寧子は天然で可愛らしいところもあるし、クールに見えて優しいところや仲間思いなところも素敵だと思いました。でも “魔法使い”という特殊な存在なので、絆が生まれてもすぐ失われてしまったりして、悲しむ彼女を見なくてはいけないのが切ないです。すごく感情移入しやすい作品で、良太や寧子たちがどうなっていくのか楽しみです。
洲崎さん:ストーリーは先が読めないし、バトルシーンもすごくハラハラするし、でもそんなハードでシリアスな世界観の中にギャグや寧子の可愛らしいシーンが入っていて、目が離せない作品だと思いました。
佳奈は全身不随のために表情がそれほど変わらないのですが、それだけに難しいけどやりがいがある役だなと感じています。佳奈の今後がまだわからないので、今までのところは振り幅に余裕を持たせたキャラ作りで演じています。
M・A・Oさん:鏤められているギャグや、キャラクターたちの意外な部分に可愛らしいなってほっとしたと思ったら、次のシーンでは「えっ!」ってなるような展開があるんですよね。ふわっと緩んだすぐ次の瞬間に引き締められる感覚が何度もあるので、面白くてすぐに原作を読み進めてしまいました。
カズミは感情の起伏が一番激しいし、素直じゃない感じが「この子面倒臭いかも」(笑)と思う反面、「こういう子っているよね」って共感できて大好きです。
田所さん:原作にすぐどハマりして、マネージャーさんとずっと語り合ってしまうほど、ただのファンになってしまっていました(笑)。
小鳥は「まるで私本人じゃないの?」と思うくらい自分に似ている点が多いなと感じます。マネージャーさんにも「○○以外はそっくりだよ」って言われるくらいです(笑)。でも小鳥は私と違って、ただアタフタしているだけじゃなく、痛い思いをしてでも友達を助けに行ったり、本当に心が優しくて芯の強い子なので、彼女がもっともっと魅力的になるようにがんばります。

極黒のブリュンヒルデ

Q:キャラクターを演じる上で心がけていることなどを聞かせてください。
逢坂さん:そうですね……どうやって自分とのギャップを隠すか、です(笑)。基本的に村上は頭が良くて発想も鋭いし、すぐ作戦を思いついたりするのですが、多分、僕が同じ状況だったら「一緒に考えてくれよ~」って周りを頼っちゃうので(笑)。いかに頭脳派キャラに見せるか試行錯誤中です。早く彼の良さを自分のものにして、より良い演技を見せていければいいなと思っています。
種田さん:原作を読んだときは、感情の起伏がわかりやすい子なのかなって思ったのですが、アニメではミステリアスな部分がより強くなった印象があります。彼女には、天然な面もあるのですが、寧子のミステリアスさを保ちつつそういった可愛さを表現していくのが難しいところだと感じています。あと、もし私だったら感情をおもいっきり出してしまいたいシーンがたくさんあるのですが、他者と関るとその人を巻き込んでしまうからという寧子の気持ちもわかるので、心を閉ざさして突き放した態度で演じなければいけないところも、気をつけて演じようと思っています。
洲崎さん:オーディションのときには、抑揚を付けたしゃべりなのか、機械的なしゃべりなのか悩みましたが、感情を込めて演じたのを聞いてもらってこの役をいただきました。オンエアのときはちょっと機械ぽい処理がなされるらしいのですが、それでも佳奈の気持ちや心をちゃんと込めて、声を出してあげたいなと思っています。ただ、体はもちろん、表情もそれほど動かないので、絵につられないように心がけています。
M・A・Oさん:カズミは素直じゃないところがあるので、どれが本心でどれが強がりなのかをちゃんと見極めて、言葉にしていけたらいいなって思って演じています。あと、カズミはよくちっちゃい子が喜びそうなエッチなことを良太に言ったりするのですが、彼女は恥じらったりしないタイプだと思うので、私も恥らわずに、ズケズケと言うようにしたいと思います(笑)。
田所さん:小鳥は本当に自分にそっくりな点が多いので、自分が出すぎないようにしようと思っています(笑)。私も小鳥と同じようによくアタフタするんですが、アニメの中では鷹鳥小鳥としてアタフタしたいです。それに実は小鳥も色々な秘密が隠されている子なので、そういうところも含めて彼女の魅力を引き出せるように演じていきたいです。

極黒のブリュンヒルデ

Q:この作品の見どころをお聞かせください。
逢坂さん:めちゃくちゃシリアスだと思ったら、すぐにギャグが入ってくる、本当に落差が激しいストーリーですごくおもしろいです! 目が離せない展開で熱中してしまうので、見てくださる方々も僕達といっしょに最後まで楽しんでいただきたいです。
種田さん:魔法使いの女の子たちがこれからどんどん出てきて、彼女たちの葛藤が描かれていたり、人間関係や絆もすごく丁寧に描かれていて、思わず涙が出てしまいそうな辛い展開だったり、感動する話があります。とにかく作品に入り込んでいただけたらなと思います。原作もめちゃくちゃおもしろいのですが、アニメだと動きがついて更に躍動感が出ると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
洲崎さん:シリアスとギャグの落差はもちろんですけど、やっぱりバトルシーンが見どころだと思っています。原作ファンの方はもちろん、アニメで初めて見る方にもドキドキわくわくして見ていただければと思います。あとは佳奈と寧子の相思相愛っぷりにもぜひご注目ください!
M・A・Oさん:どのキャラクターもギャップがある子たちばっかりで、バラバラだったみんなの間に絆が生まれることで見えてくる可愛い一面があったりします。そんなところも、この作品の魅力だと思うので、ぜひ見ていただきたいです。あと序盤に、寧子ちゃんが歌いながら洗濯物をしている場面があるのですが、それをオンエアで見るのがすごく楽しみです!
田所さん:どのシーンも大切で、その中に伏線だったり色々なものが隠されているので、最初から最後まで一話も見逃さず、全部楽しんでほしいです! みなさんも先の展開を想像や予想しながら物語を追っていったらより楽しいと思います。

極黒のブリュンヒルデ

Q:もし寧子たちのように魔法使いになるとしたら、誰の魔法を使えるようになりたいですか?
逢坂さん:う~ん、僕の場合はお金儲けする方法を考えてしまうのですが……(笑)。だとしたら佳奈の“予知”の能力かな。あ、でもパソコンを遠隔操作できるカズミの“操網”が一番いいのか……いや、それだと犯罪になっちゃいますね……。やっぱり犯罪以外の方法でお金儲けをするなら佳奈ですかね!(笑)。
種田さん:魔法ではないのですが、声優のお仕事で使いたいのは、村上良太の“完全記憶能力”です。台本を丸暗記できたら、気持ちをより入れた演技ができそうなので。佳奈や寧子の魔法はちょっと辛いので、あんまり欲しくないかな~と思ってしまいますけど(笑)。
洲崎さん:迷うんですけど、時間を1分巻き戻せる沙織の“転時”か、カズミの“操網”かな。“操網”で家賃を自動振込設定にできたら楽かな、って思います(笑)。あと沙織ちゃんの“転時”はラジオで「あ~今の話すべっちゃった!」っていうときに使いたいです(笑)。
M・A・Oさん:小鳥ちゃんが使う、人や動物と入れ替わる“転位”が、いいです。「あ~、電車が! あともうちょっとで乗れたのに!」っていうときに電車に乗っている人と入れ替わります。その方には本当に「ごめんなさい!」っていう感じですが(笑)。
田所さん:沙織ちゃんの時間を巻き戻す“転時”は使ってみたいなって思います。日々、ちっちゃな後悔がたくさんある人生なので、ちっちゃく巻き戻れる沙織ちゃんがうらやましいです(笑)。

極黒のブリュンヒルデ

Q:『極黒のブリュンヒルデ』のキャラクターの中で、特にお好きだったり気になるキャラクターは誰ですか?
逢坂さん:僕は男ですから、一番好きなのは小鳥ですかね。胸が大きいので!(笑) あと、クロネコ(寧子)がそのまま成長した姿はちょっと見てみたいですね。彼女がもし普通の女の子として生活していたらどんな子になるんだろうって……。幼いころはけっこう素直な普通の女の子だったので、大きくなっても変わらないのかな~とか、口うるさいお姉さんタイプになっているのかなとか、色々想像すると楽しいです。
種田さん:私はやっぱり寧子ですね。自分の役だからというだけじゃなくて、最初に見たときにすごく可愛いなと思ったので。「クールなのかな?」と思いきやけっこうおバカだったり、ちょっとずれているというか、そういうとこが可愛いなと思っています。
あとは、寧子と佳奈のやりとりがすごく好きで、佳奈のご飯をおかずもお米も全部一気にミキサーにかけるシーンが本当にツボでした(笑)! だから、寧子と佳奈のコンビも好きです。
洲崎さん:私はカズミちゃんがすごく好きです。関西弁でしかもM・A・Oちゃんの声ですごい可愛くて! それに彼女の欲望に正直な感じも好きで、私もあんな女の子になりたいです(笑)。
M・A・Oさん:今、気になっているのは九(いちじく)さんが謎過ぎることです! 何が目的で、一体誰としゃべっているんだろうってすごく気になります。あと佳奈ちゃんもまだまだ色々なことがわかっていないのですごく気になっています。
田所さん:原作に登場している(柱谷)小五郎さんです! 小五郎さんの見た目がすごく好きで、ミステリアスな感じというか、けっこう謎がありそうな、それでいて味方か敵かわからないフワフワしている雰囲気も素敵です。アニメでも登場するのを楽しみにしています。

極黒のブリュンヒルデ

●放送情報
TOKYO MX:4月6日(日)夜10時 放送スタート
読売テレビ:4月7日(月)深夜1時59分 放送スタート
中京テレビ:4月7日(月)深夜2時22分 放送スタート
BS11:4月7日(月)深夜3時 放送スタート
※放送日時・開始日は予定です。都合により変更になる場合がございます。
公式HP:http://www.brynhildr.jp/
公式Twtter:@gokukoku_anime
©岡本倫/集英社・「極黒のブリュンヒルデ」製作委員会
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