山下大輝さん、岡本信彦さん、梶 裕貴さん登壇で『僕のヒーローアカデミア』京まふウルトラステージを開催

本日から開催されている京都国際マンガ・アニメフェア、通称“京まふ”に緑谷出久役・山下大輝さん、爆豪勝己役・岡本信彦さん、轟焦凍役・梶裕貴さんが登壇し、『僕のヒーローアカデミア 京まふウルトラステージ』が開催されました。

ステージ上に3人の姿が現れると、会場に集まったファンの大歓声に迎えられます。怒涛の展開が続くヒロアカ7期の激闘を印象的な場面写真と共に振り返るコーナーでは、梶さんが第146話「二つの赫灼」について振り返りました。

轟焦凍と、下野紘さん演じる兄・荼毘こと轟燈矢の2人がようやく直接ぶつかり合ったエピソードということで、「荼毘も今まで降り積もっていた本音をぶつけつつ、焦凍としてもそれに応えるために準備してきた。気持ちも技も全力で応えるところが、音楽やアニメならではの表現で描かれた涙なしでは語れないエピソード」と評価。

爆豪勝己を演じる岡本さんは第149話「Light Fades To Rain」について振り返り、「ハウザーインパクトクラスター」と叫ぶシーンは10回くらいテイクを重ね、「酸欠状態になっていたのもあるんですけど、この話を録ったときのことを覚えてないくらい」と、完成したアニメ本編に負けない熱演であることを明かしました。

さらに、爆豪がこれまでデクに対して「『俺の位置まで来れんのか、お前が』って言ってた人、『追い抜いたと思ってんのか』って途中は言った人が、『まだお前に追い付けるかな』っていうんですよ。これがもう苦しくてですね……」と、演じる上での心の変化も吐露します。

山下さんは、デクが受け継いだ“個性”「ワン・フォー・オール」の能力の内、二代目の“個性”である変速が発動した第151話「連なる星霜」を振り返り、「“個性”のコントロールを極めたデクだからこそできるコントロール感を、どうにかお芝居にできないかと思ってやっていました」と話します。

表現の上でも微調整が難しかったとして「（敵＜ヴィラン＞の）死柄木を止める、救いたい気持ちと、かっちゃんが倒されてしまったことへの怒りも原動力に変えたお芝居にしたいと意識しました」と、演じる上でのエネルギーの原動力についても触れました。

「ただのファンの集い」と本人たちも言うほど、溢れ出るヒロアカ愛が止まらない振り返りとなった。司会者から今後の放送について聞かれると、「アフレコ現場で録音ブースから出てくる声優陣が涙している」というエピソードも明らかにし、心揺さぶる展開を予想させます。

さらにステージでは、ヒロアカ劇場版シリーズ歴代最高のペースで大ヒットを記録している『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』にちなんだコーナーも。劇場版オリジナルキャラクターであり、執事でありながらちょっと口が悪いという乙女心をくすぐるキャラクターが人気のジュリオをリスペクトして、「ステージ上のスクリーンに現れた、自分が演じるキャラのセリフを執事のように丁寧に言い換える」というチャレンジに挑戦。

1回目、山下さんへのお題は「うわー でっけーヴィラン」という1期のセリフ。山下さんは「うわ～、うわ～」と迷いながらも「うわ～、おでっけー、おヴィラン」と絞り出します。

岡本さんへのお題は「イケモブ」。それを劇場版の本編とすり合わせて「宮野真守さま」と、岡本さんはスマートな切り替えで乗り切りました。梶さんへのお題は1期のセリフの「レベルが違いすぎた」。梶は「おレベルの方にだいぶ誤差が生じているようですね」と甘い執事風ボイスで言い換えて回答。会場に集まった“お嬢様”たちから大きな拍手で梶が勝利をもぎ取ります。

2回目、3回目とチャレンジを重ねた3人。もっとも観客からの拍手を集めた梶が勝利し、ご褒美の和紅茶を受け取りました。

ヒロアカファン垂涎のステージも大盛況のうちにいよいよエンディングへ。ステージの最後は、ヒロアカステージのお約束である「さらに向こうへ！　プルスウルトラ！」のコールで、会場が一体となって締めくくられました。

この『僕のヒーローアカデミア 京まふウルトラステージ』の様子は読売テレビアニメ公式のYouTubeチャンネルで10月12日18時までアーカイブ配信中です。

公式サイト：https://heroaca.com/
公式Twitter：@heroaca_anime

©堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

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