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道外流牙再び!劇場版『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』舞台挨拶

4月3日よりTVシリーズの放送が開始される『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』。その前日譚となる劇場版『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』が本日初日を迎え、新宿バルト9にて、雨宮慶太監督ほかメインキャストが登壇して舞台挨拶が行われました。
登壇したキャストは前作からの出演となる道外流牙役・栗山航さん、莉杏役・南里美希さん、この後のTVシリーズでもレギュラー出演となるリュメ役・桑江咲菜さん、それから
「阿号で始まって阿号で終わった。阿号の映画みたいだった」
と興奮気味だった人型魔導具「阿号」役の井坂俊哉さん。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔


●花は一部咲きでも、笑顔は満開!
雨宮監督:こうして劇場版が公開できてちょっとほっとしているんですけど、今、最終回の撮影中なのでほっとしすぎてもいられないかな。でも、こうして形になったものをファンの皆様に観てもらえたのは感無量です。
栗山さん:僕たち以上に皆さんが待ってたんじゃないかと思うのでこの日を迎えられてうれしいです。桜はまだ一部二部咲きなんですけど、皆さんの笑顔は満開ですよね。
井坂さん:持ってるなぁ~w
MC:すごいですよね、こういうコメントを、まさか栗山さんから聴けるとは思いませんでしたw
栗山さん:(会場からのお帰りの声に)ありがとう。どうだった、新生流牙!

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

南里さん:この映画はすごく準備をして、気合いを入れてきた挑んだ作品なので、ほんとに早く観てほしかったです。今日がほんとに楽しみでした。感想が気になるところなんですけど……。
栗山さん:だいじょぶ、みんな笑顔だよw
桑江さん:『牙狼<GARO> -魔戒ノ花-』の第20話「鉄人」という回で、女子高生のサキ役をやらせていただいていたんですけど、そこで初めて牙狼のチームに入れていただきました。

牙狼<GARO>-魔戒ノ花-

そのときはゲストとしての出演だったので、こうして今回『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』のリュメとして演じたことで牙狼ファミリーに入れたなという気がしています。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

井坂さん:牙狼は初登場です。前に別の特撮作品をやってたんですけど、それが終わった後に牙狼が始まりました。その牙狼を観たとき衝撃的で「なんだこの作品!」はと思って、これに出たいなぁと思ってたらようやく出られました。
しかしやばくないですか、阿号で始まって阿号で終わった。阿号の映画みたいだった。
15年役者やらせてもらってるんですけど、あんなアップは初めてです。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

雨宮監督:また二毛作があるかも……。
井坂さん:ほんと? みなさん証人ですよ!w
●いつも見上げてるので見下ろせて気分はすごくよかった!
雨宮監督:今作は、『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』で登場した道外流牙の第2シリーズになります。スタッフや話もだいぶ変わったので、他の魔戒騎士が身につけられない、栗山が身につけるオリジナルのもの、道外流牙だけのアイテムがほしいなと思って、衣装を少し変えました。それから黄金騎士ガロ翔の登場と、それからザルバが変わります。
ザルバをなぜ変えたかというと、鋼牙や雷牙に対するザルバと、流牙に対するザルバの関係性が違ったからです。ちょっと距離感があるというか、教えを乞うシーンがあるので、必要なときだけ話すようにしました。必要なときはフタをあけてしゃべる。でも影山さんの仕事は減らないというw
この後のTVシリーズを観てもらえるとフタの意味がよくわかるのでぜひ観てください。
栗山さん:今回のザルバ、重いですw 前のザルバをさっきつけてみたんですけど、めちゃくちゃ小さく感じました。でもこのカバーがあるとザルバがしゃべらないので僕は楽です。自由に動けます。
南里さん:莉杏は、前作で黄金騎士のサポート、魔戒法師になるぞという決断した気持ちが画面に現れてたと思います。人として法師としても成長してます。特にアクションは映画はじまる前からトレーニングして体を作った挑んだので、かなりがんばりました。
雨宮監督:『闇を照らす者』は二人が旅立つところで終わって、今作はそこから時間が経ってから始まってるんで、その間に距離が近づいて二人の戦い方も阿吽の呼吸なってるのかなと思ってそういうアクションにしました。わりとアイコンタクトとか多いです。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

桑江さん:今回リュメという役をいただいて最初に台本読んだときに「ですます口調」というか、大人の感じの役だったんですが、桑江咲菜として監督にみていただいて、もう少し咲菜に寄せようということになってああいうしゃべりかたになりました。自分に近かったのでやりやすかったです。
雨宮監督:牙狼の世界には神官とか出てくるんですけど、今回はそういう人もアクティブに戦う人にしたいと考えて作ったのがリュメというキャラクターです。
桑江さん:アクションは始まる前にみんなで練習してたんですけど、栗ちゃんがすごくできるので悔しくて悔しくて。私はずっと勝手に対抗意識を燃やしていて、ライバルはずっと栗山航でしたw
身長差もあり難しかったです。(頭抑えられて)パンチが届かない!というのをリアルにできるという(井坂さんが頭を抑えて実演w)。でもすごくかっこよくなっていたのではないかと思います。
リュメはずっと高い位置で座ってるんですけど、いつも見上げてるので見下ろせて気分はすごくよかったです。その位置へは上ったり降りたりがたいへんなんですけど、ちょっとの間だったらずっと座ってますよって言ったら、みなさんいろんな作業があるので一人でぽつーんと誰も相手をしてくれなかったのがすごくさみしかったです。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

井坂さん:人型魔導具の役は難しかったです。とにかく感情をどこまで出していいのか。最初に監督といろいろ話をしたんですけど、どうしても気持ちがのってしゃべりたくなるんです。そうすると監督に「はいダメ~もっと抑えて」と言われてw
でもその中でもやっぱり気持ちをどうにか見せたいと思ったので、監督と話をしながら、微妙なラインでやらせていただきました。
雨宮監督:ほんとにそのさじ加減が難しいんです。でも柄本さんとコミュニケーションとってやってくれたんで、魔導具なんだけど、人の造られたものという感じよくでたかなと思います。
本当は、もっといろんな設定とかがあったんですけど、男の子向けアクションでいこうというところでわりとばさっと切りました。その中に、阿号は、法師の死んだ息子の肉体を使って作ったという設定があったりしました。そのあたりがちょっと出るといいかなと思って作りました。
井坂さん:柄本さんとの演技は一週間くらい前から緊張してて、それで現場入ったんですけど……柄本さん、飄々としてましたね。でも柄本さんはうまいです。もう柄本さんのペースに載せてもらいながらやらせてもらいました。
しかも柄本さんとのシーンはオールグリーンバックでやったので、あれ、これ、どこのシーンだっけ?と思いながらやらせていただきました。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

●TVシリーズは連続活劇を目指している
雨宮監督:TVシリーズ最初の放送はスペシャルです。世界観の紹介などをやって、2週目から1話が始まります。今回の劇場版のエンドロールにTVシリーズのシーンがちょっと入ってます。
TVシリーズは続き物です。1話完結っぽい回もあるんですけど、連続活劇を目指していますので、1話も見逃さず観ていただいたほうがお話しを楽しめると思います。もちろん劇場版を観ていると1話がさらに楽しめます。
●最後にメッセージ
井坂さん:たぶん言わなくても皆さんそのおもしろさを伝えてくれると思うのでよろしくお願いします。
桑江さん:何回観ても新しい発見ができる映画だと思うので、ぜひまた劇場に足を運んでください。
南里さん:気合いを入れて、命を削った気持ちで挑んだ作品なのでぜひ、周りの友達、ご家族にも紹介していただけたらうれしいです。
栗山さん:劇場版を観ていただいて、いろんなことを感じたと思いますが、何度も観ると違うように見えてくるので、それも楽しんでいただけたらなと思います。
雨宮監督:映画の感想とか、よかったという言葉を聞くとそれがスタッフの励みになるので、今日観てよかったということがあればつぶやくなり、ブログなり拡散してください。
今日の初日は次の回も満席となっています。平日には、僕らも自腹で抜き打ちで観に来ます。栗山とかあのへんに座ると思いますw 皆さんもお友達を誘ってきてください。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

<<この後、黄金騎士ガロ翔が登場し、フォトセッションを行い、舞台挨拶が終了しました>>

劇場版『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』
3月28日(土)新宿バルト9他、全国32館ロードショー!
©2014 雨宮慶太/東北新社
©2014「GOLD STORM」雨宮慶太/東北新社
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