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コラム

映画館や試写室で観た映画・アニメ・特撮のレビューです。ネタバレはいたしません。映画鑑賞や映画選びの参考にどうぞ。

Vol.233 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』

TOHOシネマズ日本橋にて『ターミネーター:新起動/ジェニシス』を鑑賞。『ターミネーター4』から3部作の予定が、製作会社の倒産で続編が頓挫。5作目として新たに仕切り直した作品。今回TCX、DOLBY ATMOS 3Dで鑑賞。

人工知能スカイネットに支配された近未来。ジョン・コナー率いる人類の抵抗軍は機械軍に勝利し、スカイネットの支配から解放されようとしていた。敗北を悟ったスカイネットは、ジョン・コナーの母サラ・コナーを抹殺し、歴史を変えるべくタイムマシンでターミネーターT-800を1984年に送り込む。何も知らないサラ・コナーを守るために送り込まれた戦士カイル・リースは、1984年で別のターミネーターT-1000に襲われる。その危機を救ったのは、かよわい女子大生のはずのサラだった……。

ターミネーター:新起動/ジェニシス

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SF映画, コラム          

Vol.232 『キングスマン』

キングスマンTOHOシネマズ六本木でのマスコミ完成披露試写会にて『キングスマン』を鑑賞。突然自宅に届いた、英国オーダーメイドスーツ店「キングスマン」の日本支店開店のお知らせ。そんなお店に縁のない私はいったいなんだろう?と思ってよく見たら試写状でした。で、ろくに中身も見ずに、コリン・ファース出演の映画という知識だけで鑑賞したらスパイ映画でした。

どの国にも属さないスパイ組織「キングスマン」。ある日、行方不明になっていた大学教授を捜査していたキングスマンメンバーが何者かに殺害されてしまう。捜査を引き継いだハリーは、欠員補充のため、元同僚の息子エグジーを推薦し、たった1人しか選ばれない過酷なテストが開始される。
ハリーは、行方不明になっていた大学教授の捜査を進めるうち、世界中で頻発する失踪事件と結びついていることに気づく。そして、その裏には、人類存亡の危機ともいえる陰謀が動いていた……。

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コラム, スパイアクション映画          

Vol.231 『バケモノの子』

TOHOシネマズスカラ座での特別先行マスコミ試写にて『バケモノの子』を鑑賞。細田守原作・脚本・監督によるオリジナル長編アニメで、この試写の前日に完成し初号試写が行われたという、できたてほやほやの作品。

人間界とは別に存在するというバケモノの世界。母親と死別した蓮は渋谷の街をさまよっているうち、バケモノの街・渋天街に迷い込む。蓮はそこで出会った、渋天街でも一二を争う強さの持ち主・熊徹というバケモノに九太と名づけられ、弟子となる。粗暴で孤独だった熊徹と、ひとりぼっちだった九太は最初反発し合うが、その共同生活の中で少しずつ変わっていく……。そして時は流れ、青年になっていた九太は偶然、渋谷へ戻る道を発見し、そこで楓という少女に出会うのだった……。

バケモノの子

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.230 『日本のいちばん長い日』

マスコミ試写にて『日本のいちばん長い日』を鑑賞。1967年にも映画化されている、ポツダム宣言の受諾、日本の敗戦にまつわる男たちの物語。

敗戦色が色濃くなった昭和20年4月に発足した鈴木貫太郎内閣。ドイツの降伏、そして連合国側から最後通牒として打診されるポツダム宣言。それでもなお徹底抗戦をとなえ、本土決戦を主張する陸軍との間で結論が出ないまま時間は過ぎていく。広島、そして長崎に原爆が落とされ、ソ連が参戦。日本はいよいよポツダム宣言受諾が決定するが、その裏に様々な思いが交錯するドラマがあった……。

日本のいちばん長い日

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コラム, 戦争映画, 歴史物・偉人物映画          

Vol.229 『チャッピー』

TOHOシネマズ錦糸町にて『チャッピー』を鑑賞。ニール・ブロムカンプ監督の最新作で、ギャングに教育されたロボットを主人公とする近未来SF映画。

犯罪が多発する南アフリカの警察に導入されたスカウトと呼ばれるロボットは、犯人逮捕、犯罪阻止に大きな成果を上げていた。その開発者であるディオンはスカウトとは別に、自分で考え、成長するAIを完成させていたが、会社のCEOによってロボットへ搭載することができなかった。ある日、スカウトを使って現金輸送車を襲うことを思いついたギャングたちによって拉致されてしまうディオンは、バッテリーが5日しか持たないスカウトのボディにAIを搭載する。成長するAIを積んだチャッピーの誕生である。

チャッピー

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SF映画, コラム          

Vol.228 『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』

TOHOシネマズ錦糸町にて『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』を鑑賞。1980年代から1990年代にコミック・アニメなどでメディアミックス展開された『機動警察パトレイバー』の続編実写映画。短編作品に続き製作されたオリジナル長編。

熱光学迷彩が可能な戦闘ヘリ“グレイゴースト”が自衛隊員によって持ち去られる。その影には、11年前、特車2課が解決した、幻の東京戦争事件があった。その首謀者である柘植行人のシンパが、グレイゴーストを用いて再び東京を舞台に戦争を引き起こそうとしていた。見えない敵の攻撃によって破壊されるレインボーブリッジ、警視庁舎、そして都庁。自衛隊の戦闘ヘリもかなわないグレイゴーストに、特車2課が挑む。

THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦

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コラム, 特撮映画          

Extra 『コードギアス 亡国のアキト』第3章「輝くもの天より堕つ」

マスコミ試写にて『コードギアス 亡国のアキト』第3章「輝くもの天より堕つ」を鑑賞。TVアニメ『コードギアス』シリーズの新作アニメの3作目。

作戦を終えて駐屯地に戻ったアキトたちは、ある人物の嫌がらせでIDを抹消されてしまい、駐屯地に入れなくなる。そのとき偶然出会ったおばあさんたちのもとに身を寄せるワイヴァン隊は、次第に絆を深めていく。その頃、ユーロ・ブリタニアに赴任したジュリアス・キングスレイはヨーロッパを掌握。また、シン・ヒュウガ・シャイングは野望を行動を開始。アキトたちの知らないところで、時代が動き始める……。

コードギアス 亡国のアキト

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Extra 『翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~』後編

関係者・マスコミ試写にて『翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~』後編を鑑賞。2013年4月から放送されたTVアニメ『翠星のガルガンティア』の続編となるOVAの後編にして、レドの物語の完結編。前編は昨年9月にイベント上映され、すでにBlu-rayが発売中。
レドの発見した沈没船の引き上げによって大量の資材を得られたガルガンティア船団。しかし、クーゲル船団の受け入れによる人口増加などもあり、物資不足が深刻となっていた。そこで、資材の売却、物資の入手を目的に、メガフロート「竜宮城」へ立ち寄ることとなった。しかしその裏で、レドへの魔の手が迫っていた……。

翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.227 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』

TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』を鑑賞。昨年の『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』を観て、当分いいかなと思っていたのですが、やはりタイトルにもなっている仮面ライダー3号の描かれ方が気になって観に行ってしまいました。
『仮面ライダー』最終話、ショッカー首領を倒した仮面ライダー1号・2号。世界には平和が訪れるはずだった……。しかし2人の前にショッカーの開発した仮面ライダー3号がたちはだかる。3号はその圧倒的な力でダブルライダーを倒し、世界はショッカーに征服された。その後誕生した仮面ライダーたちはことごとく敗れ、ショッカーライダーとして脳改造されている現在。少数ながら、ショッカーに立ち向かう仮面ライダーたちがいた……。

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コラム, 特撮映画          

Vol.226 『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』

完成披露試写にて劇場版『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』を観賞。雨宮慶太監督による特撮シリーズ『牙狼<GARO>』の、道外流牙の物語の続編。
ホラーを倒しながら旅を続ける流牙と莉杏。多くのホラーとの戦いで溜まった邪気を浄化するため、高名な魔戒法師・リュメの住むラインシティへ向かう。そのラインシティはリュメの力でホラーを寄せ付けない街であったが、古の人型魔導具・阿号が、封印されていたホラーの腕を奪ったことにより、危機に陥ってしまう。人々を救うためガロとして戦う流牙は、阿号に圧倒されてしまう……。

牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔

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コラム, 特撮映画          

Vol.225 『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』

マスコミ試写にて『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』を観賞。ジョニー・デップ最新作は、ちょびヒゲがトレードマークのインチキ美術商“チャーリー・モルデカイ”に扮し、世界を股にかけた冒険に挑むアクションコメディ。
美術修復家が殺害され、ゴヤの名画が盗まれる。その作品は、第二次大戦中に行方不明となっていた幻の名画で、しかも莫大な財宝のありかが記されていた。MI5からその名画の捜索を依頼されたのは、破産寸前のイギリス貴族チャーリー・モルデカイ。盗まれた名画の行方をめぐり、国際テロリスト、ロシアンマフィア、香港マフィア、アメリカの大富豪を巻き込んだ争奪戦が展開されていく……。

チャーリー・モルデカイ

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コメディ・ギャグ映画, コラム          

Vol.224 『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ- DC』

劇場版 蒼き鋼のアルペジオ初号試写にて『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ- DC』を観賞。初号試写とは、作品が完成した際に関係者などだけで行われる試写会で、今回も周りは制作会社や製作委員会関連の方々ばかりに見えました。そこにご招待いただいた感じです。場所は久々のイマジカ第一試写室でしたが、ここは本当に音響がいい。この作品も劇場版として5.1chになっているので、戦闘シーンなどはかなり迫力がありました。
2013年10月から12月にかけて放送されたTVアニメ『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』。突如出現した霧の艦隊によって壊滅状態になっている人類。その最後の希望である振動弾頭を量産するため、元霧の艦隊の潜水艦・イ401(イオナ)はアメリカに向けて出港する。そして、数々の敵を打ち破り、さらに敵を仲間に引き入れながらアメリカに到着する……。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.223 『フューリー』

TOHOシネマズ日劇にて『フューリー』を観賞。今年は『永遠の0』から始まって、最後に観る映画として選んだのがまた戦争映画というのがなんとも不思議。とりたてて戦争映画ばかり観ているわけではないんですけどね。
今作は、ブラッド・ピット主演の、第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線を描いた作品。アフリカ戦線から戦い続けてきたシャーマン戦車。ウォーダディーの名で知られるコリアー軍曹が指揮するこの戦車は、激戦の中、部下が一人戦死する。その補充要員として送り込まれてきたのは、事務を志望して入隊した、新兵のノーマンだった。これまでの日常ではありえない戦場の修羅場を経て、ノーマンは兵士として成長していく。その先に待ち受けていたのは、ドイツ武装SS大隊との勝ち目のない戦いだった……。

フューリー

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コラム, 戦争映画          

Vol.222 『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』

関係者試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』を観賞。会場は東劇。唯一の試写ということで、マスコミだけではなく、多くの関係者が来場していました。受付も、メディア受付は人がまばらなのに、関係者受付は大行列。私の2つ後ろの席では庵野秀明さんが鑑賞していました。
今作はTVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』の完全新作劇場版。これまでのヤマトシリーズで描かれたことのなかった、イスカンダルから地球への帰途で遭遇した、新たなる戦いを描いています。敵はTVシリーズでもガミラスと戦っていたガトランティス。それから、ドメルとの死闘・七色星団での戦いで生き残り、ヤマトへの復讐を誓うバーガー少佐。一刻も早く地球へ帰りたいヤマトが迷いこむ薄鈍色の異空間を舞台に、三者の思いが交錯する……。

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.221 『ミュータント・タートルズ』

完成披露試写にて『ミュータント・タートルズ』を観賞。会場は丸ノ内ピカデリー1。1990年代にアニメなどにもなり、人気のあったアメコミヒーロームービーの実写映画化。主役はカメで忍者な4人組。
ニューヨークの犯罪組織フット軍団。その暗躍を人知れずつぶしているヒーローたちがいた。TVレポーターのエイプリルは偶然、彼らが戦っている姿を見てしまうが、そのことを話しても周囲は信用してくれない。証拠となる写真を撮影するため、そのヒーローたちを追うエイプリルが見たものは、忍術を使うカメのミュータントたちだった。

ミュータント・タートルズ

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コラム, 特撮映画          

Vol.220 『ドラキュラZERO』

TOHOシネマズ錦糸町にて『ドラキュラZERO』を観賞。吸血鬼ドラキュラの元となった実在の人物、トランシルバニアの君主ヴラド3世の史実をベースに、ヴァンパイア伝説を巧みに織り交ぜて作られた、ドラキュラ誕生の物語。通常、ドラキュラといえばホラーですが、どちらかというと歴史物に近く、しかしながらフィクションなのでジャンルはファンタジー(ダークファンタジー)に分類しておきます。
強大な力でその支配を拡げるオスマン帝国。周囲の国としてトランシルバニアには、膨大な貢納金に加え、暗殺者へ育てるための子供1000人を要求する。トランシルバニアの君主ヴラドは、これを断るが、オスマン帝国に対抗する力を持たない。ヴラドは愛する国・家族を守るため、悪魔と契約し、その力を得ようとする……。

ドラキュラZERO

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コラム, ファンタジー映画          

Vol.219 『LUCY/ルーシー』

TOHOシネマズ錦糸町にて『LUCY/ルーシー』を観賞。リュック・ベッソン監督最新作。これは……SFに分類するべきですかね。
全体の10%しか使われていない人間の頭脳。これがもし100%使われたらどうなるのか? 10分の1しか使っていなくても、これだけの文明を築いている人類。それが100%活用できたとしたら一人一人のデータ処理能力はとてつもない情報量になり、どんな世界になるのか見当がつきません。その世界をどう描くのか? その興味だけで観に行きました。

LUCY/ルーシー

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SF映画, コラム          

Extra 『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』

宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海マスコミ試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』を観賞。TVシリーズ全26話を再構成した総集編。
TVシリーズの総集編といえば、『宇宙戦艦ヤマト』の最初の劇場版が思い出されるわけですが、これまで旧作へのこだわりを前面に出してきた『宇宙戦艦ヤマト2199』だけに、本作もそれにならった構成で展開されるものと思っていました。が、冒頭から「えっ?」という感じ。ここから始めるか!と。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.218 『るろうに剣心 伝説の最期編』

TOHOシネマズ錦糸町にて『るろうに剣心 伝説の最期編』を観賞。『京都大火編』からの続きとなる2部作後編で、シリーズ完結編。
志々雄の対決の後、浜辺に打ち上げられた剣心は謎の男に拾われる。前作はここで終わったわけですが、その男こそ、剣心の師匠・比古清十郎。志々雄の野望を砕くため、剣心は飛天御剣流の奥義を会得する。その前に立ちふさがる、隠密御庭衆・四乃森蒼紫、そして国盗りを始めた志々雄。甲鉄艦・煉獄を舞台に、最後の死闘が開始される。

るろうに剣心 伝説の最期編

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コラム, 時代劇映画          

Vol.217 『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

完成披露試写にて『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』を観賞。会場となった丸の内ピカデリー2では、エクスペンダブルズガール(?)がお出迎え&一緒に写真撮影サービス。まあ、この二人の間に入って写真撮る勇気はなかったw

エクスペンダブルズ3

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