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宇宙を斬り裂く稲妻を観た!4K ULTRA HD『ガンダム サンダーボルト』試写

6月にイベント上映された『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』。すでにアニメ第2シーズンの制作も決定した『機動戦士ガンダム サンダーボルト』全4話に新規カットを追加したディレクターズカット版である本作が、4K化され、4K ULTRA HD Blu-rayとして12月22日に発売されます。この4K ULTRA HD Blu-ray『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』の試写が行われました。

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

4Kというのは、水平解像度を表していて、従来のDVDが720本、Blu-rayが1920本(2K=2000)だったのに対し、4Kでは3840本(4K=4000)となっています。水平解像度が多くなればなるほどきれいな画像を映し出せるわけですが、Blu-rayの1920×1080の解像度に対し、4Kは3840×2160と、縦横倍の4倍の高解像度となります。

ULTRA HD Blu-rayの特徴はBlu-rayの4倍の解像度のほかに、輝度の違いがあります。これまでのBlu-rayの輝度がSDR(スタンダードダイナミックレンジ)と呼ばれるのに対し、ULTRA HD Blu-rayはHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)という名称で、SDRが100nitまでしか表現できないのに対し、HDRは10,000nitまで表現できます。

ダイナミックレンジというのは、表現できる明暗の階調の幅を差します。今回の4K化を担当したパナソニックの方の説明では、SDRでは1,000:1のコントラスト比に押し込めなければいけなかったこのダイナミックレンジが、HDRでは1,000,000:1まで拡張されているとのこと。これは、簡単にいうと、明るすぎたり暗すぎたりして画面上で表現できなかった映像が表現できるようになるということです。

人間の目は20,000nitまで認識できると言われており、100nitから10,000nitに拡充されたダイナミックレンジのおかげで、より自然な映像が観られるというわけです。

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

とはいえ、このように数値で語られても、まあきれいなんだろうね、くらいにしか感じないわけですが、今回の試写ではULTRA HD Blu-rayとBlu-rayを並行して再生、見比べることができました。そして、その歴然とした差に驚きました。

その昔、有楽町マリオンができた当初、1階の通路部分にハイビジョンモニターが設置されて映像が流されていて、その美麗な映像に驚いた記憶があります。現在ではデジタル放送が開始され、フルHDの映像が当たり前になっていますが、それを凌駕するULTRA HD Blu-rayの映像は、有楽町マリオンで初めてハイビジョン映像を観たときと同じくらいの驚きがありました。

なんといっても大きな違いは明るい部分の表現。モビルスーツのスラスターの光、爆炎、そしてサンダーボルト宙域を走る雷光。そういった光の強さがまるで違います。たとえて言うなら、Blu-rayが春のぼんやりとした風景であるのに対し、ULTRA HD Blu-rayは真夏のくっきりとした風景という感じでしょうか。

本作内で出てくる、海辺を走る少年時代のダリルのシーンは、まさに真夏の海の色合いとなっていました。

・ULTRA HD Blu-rayの画像
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

・Blu-rayの画像、ULTRA HD Blu-rayと比べると光の中が飛んでしまっているのがわかる
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

暗い部分の階調も拡張されている分、1つの画面の中に非常に明るい部分と暗い部分が混在し、人の目が観る自然な光として感じられますし、そのメリハリによって生み出される空気遠近法も相まって、奥行き感なども広くなっています。

本作の4K化に当たっては、制作当初から4K化が想定されており、通常アニメは1280×720の解像度で制作されるのに対し、はなから1440×810の解像度で制作されていたということです。

そして、実際の4K化作業時には、あまり雰囲気を変えてはいけないだろうということで500nitでグレーディングした映像を松尾監督に観てもらったら非常に驚き、「すごいな、もっとやろう。こういうことができるのだったら生まれ変わらせるつもりでHDRの良さを最大限に活かしたものにしよう」という話となり、1000nitまで拡張したのだそうです。

パナソニックの方は「HDRは、映像がアナログからデジタルに変わったとき以来の大変革」と、その映像のすごさをアピールしていました。

もちろんULTRA HD Blu-rayの良さを楽しむためには、対応しているプレーヤーと4Kテレビが必要となります。今回の試写ではBDプレーヤーがUB900、テレビがDX950という、Ultra HD Premiumのロゴを獲得している組み合わせで行われ、その威力のすごさを実感しました。

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY●4K ULTRA HD Blu-ray『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』
発売日:12月22日(木)
価格:8,000円(税抜)
UHD-BD:BCQA-0001
75分(本編:70分+映像特典:5分)
DTS-HD Master Audio(2.1ch)・リニアPCM(ステレオ)/HEVC/66G/16:9<2160p Ultra High Definition>
日本語・英語音声収録/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)/1枚組
レーベル:EMOTION
発売・販売元:バンダイビジュアル

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(C)創通・サンライズ

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