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Extra 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』

関係者・マスコミ試写にて『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』を鑑賞。安彦良和さん原作の同名コミックのアニメ化第4弾。このエピソードで“シャア・セイラ編”は完結です。

「暁の蜂起」の後、地球へ降りたシャアはカジノでルーレットの目を当てる不思議な少女ララァ・スンと出会う。
その頃、ジオンのモビルスーツ開発のキーマンであるミノフスキー博士が亡命を謀っていた。その身柄をめぐる月面での争いでテム・レイは史上初のモビルスーツの戦闘を見るのだった。
そしてついにジオン共和国からジオン公国へ移行したサイド3は、その独立をかけ、地球連邦に宣戦布告する!

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV

本作はシャア・セイラ編の完結編ですが、セイラは物語にからみません。冒頭にI~IIIのダイジェストが入るので、その中では登場しますが、基本的には一年戦争開始までのシャアの動向を描いた作品となります。

今回の見どころは、なんといってもモビルスーツの登場だと思います。IIIまでで描かれてきた開発物語を経て、ランバ・ラルが搭乗するMS-04 ブグ、そして黒い三連星およびシャアが乗るMS-05 ザクIが登場します。相手となる連邦側はRCX-76-02 ガンキャノン最初期型です。

シャアの機体はもちろんパーソナルカラーである赤い機体で、後に「赤い彗星」と呼ばれる操縦の片鱗が、もうこの頃から見えています。こういう映像を観てしまうと、やはりファーストガンダムを今の技術で作ってほしいと感じてしまいますね。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV

そのファーストガンダムの登場人物たちの前日譚がいろいろ観られるのもポイントでしょうか。RX計画を進めるテム・レイのエピソードは、ガンダム誕生秘話ともなるわけですが、尺は短いですが、その開発への情熱が伝わってきます。

他にもアムロ、フラウ、カイといったキャラクターも登場しますが、特筆すべきなのは今回初登場のララァでしょうね。ファーストガンダムでは終盤のキーパーソンとなるわけですが、こんなに早い段階でシャアと出会っていたわけですね。そのときよりも少し若いララァの声は早見沙織さんが担当していますが、やはり藩恵子さんのイメージのほうが強いんですよねぇ。

逆に、前作までに登場していますが、キシリアを演じた渡辺明乃はあまり違和感ないんですよね。小山茉美さんのキシリアも強烈なんですが、渡辺さんのキシリアもまた強烈というか……。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜

作品としては、本作の後、ルウム編の製作が発表されていることもあり、あぁここで終わってしまうのかぁという感じはあります。ここからいよいよ本格的な戦記物となるので、この先、ルウム編の映像化は楽しみです。

I~IVでシャア・アズナブルの誕生が描かれたわけですが、宇宙世紀のガンダム物語の厚みを増す映像になったことは間違いないでしょう。最期となる『逆襲のシャア』まで、その生涯を描かれたシャアは、やはりガンダムの物語の軸というべき存在ですね。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』は、11月19日よりイベント上映です。

(C)創通・サンライズ

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