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日本初の全編フルデジタル3D映画は牙狼だった

一時期、猫も杓子も3Dという時期がありました。映画館で上映するなら3D!みたいな感じで、ほんとにその表現が必要かどうかは二の次で、2Dで撮影しているものを無理矢理3D化してたりして、逆効果だなぁと感じていたものです。

そんな中、最初からフルデジタルで3Dとして撮影した日本最初の映画は『牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~』でした。

牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~

この写真は東京アニメフェアのときのものですが、映画の映像を試しに観ることができました。ハリウッド映画ですらおいおいと思う3D映画があふれていて、邦画は最初からやめとけばいいのにと思う作品が多かった中、このとき観た映像はかなりインパクトがありました。

日本でもやればできるんだ!と思った3D映画は本作と『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』くらいでしたね。

2010年3月 東京アニメフェアにて撮影。

©2010 雨宮慶太/東北新社

※写真は撮影時のものであり、変更されている場合があります。

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