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Vol.207 『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』

機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編観賞映画振り返りコラムの73回目は1982年に観た『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』。銀座文化1にて鑑賞。いまはシネスイッチ銀座という名前になっている映画館ですね。
『機動戦士ガンダム』はTV放送時に観てはいたものの、『宇宙戦艦ヤマト』ほどのめりこめず、劇場版1と2も単なるダイジェスト版と聞いて、まったく食指が動きませんでした。この3作目は新作画が多いとは聞いていましたが特に観に行く予定はしておらず、たまたま特別観賞券をもらったので、それじゃ行ってみるか……という感じでの鑑賞でした。


新作画が多いとはいえ、基本的にはTVのダイジェスト版であることには変わりなく、TVシリーズや前2作を観ていない人には理解できない作りになっているのは、1本の映画として成立していないというところでいただけないですね。もちろん、TVシリーズには出てこなかったメカが出てきたりと、これまで観てきた人にとっては新しい要素もありますが、新しい話になっているわけではなく、あくまでファン向けというところでしょうか。
また、このガンダム終盤は、富野監督の世界観が前面に出てくる話なので、それが好きかどうかによって評価が変わる部分だと思います。ガンダムというとニュータイプの話というようなイメージがありますが、前2作までにも話は出ていても、その話が主体となってくるのはこの3作目なので、それが受け入れられるかどうかが重要ですね。
ファーストガンダム完結編ということもありますが、重要なエピソードがかなり盛り込まれています。アムロとテム・レイの再会、シャアとセイラの再会、ララァをめぐるエピソード、そして最終決戦となるア・バオア・クーでの激闘。見どころはかなり多いと思います。
また、この後の続編にもつながっていく話ばかりとも言えるので、宇宙世紀にまつわるガンダムシリーズを観るなら必ず観ておかないといけないとは思います。まあ、この後30年以上もこのシリーズが続くとはこの時思っていなかったし、いまだにこのあたりのエピソードがからんでくるというのがすごいというか、不思議というか。
絵のほうは新作画があるとはいえ、さすがに1970年代のアニメというのは否めないですね。有名なラストシューティングシーンはポスターで描き起こされたイラストはかっこよかったですが、本編は古い絵という感じがどうしてもしました。
この後もシリーズが続いていくわけですが、続編を作るより、現在の技術でリメイクするほうがいいのではないかと思っています。そうした意味では、『ジ・オリジン』がアニメ化されるのはいいことですね。
この作品については、今さら薦めるとかいうレベルの作品ではなく、内容を好むか好まないかは別にして、アニメが好きだという人は一度は通っておいたほうがいい作品ではないかと私は考えます。
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