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『ジンジャーの朝』エル・ファニング オフィシャルインタビュー

冷戦下時代に突入した1960年代のロンドン。思春期の揺れ動く心情と、成長する様を繊細に描く『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』。
先日、サリー・ポッター監督のインタビューを掲載しましたが、新たに、主役を演じたエル・ファニングのオフィシャルインタビューが届きました!
gingernoasa4.jpgQ:サリー・ポッターとの仕事はどうでしたか? また、この役を受けるにあたっての経緯は?
エル・ファニング:まず、脚本が届きました。そして、サリーに会ってオーディションを受けました。当時はまだ12歳だったので、16~17歳の設定のジンジャーの役には若すぎると思われるのでは、と心配でした。それに加え、イギリス英語のアクセントでのオーディションだったので、なおさら緊張しました。ですが、サリーと私はすぐに仲良くなり、その後も何度か会って話をしました。そして、その翌年には撮影がスタートしたんです。
サリーは本当に最高で、私は彼女のことが大好きです。
この脚本は彼女にとってすごくパーソナルなもので、長年温めてきた企画でした。


サリーは60年代に青春時代を過ごしたので、もちろんキューバのミサイル危機も体験していますし、少女が大人になろうとする映画なので、監督が女性でありサリーであることもとても助かりました。私とアリスはサリーにたくさん質問し、彼女がシーンについてや、実際のご自分の体験談を話して下さるのがとても役に立ちました。面白いと思ったのは、当時も今も、女の子は女の子で、そんなに違いはないということです。
Q:本作で、初のキスシーンを演じることになったが、その感想は?
エル・ファニング:(照れ笑い)そうなんです。これが初めてのキスシーンでした。なんと、撮影の最後の日に撮ったんです。「どうしよう!?」と思いました。相手役の男の子は素敵で優しかったです(笑)。
Q:奇しくも日本の広島の原爆シーンから始まり、今日本は震災によって反原発運動が盛んになっている中の公開となりますが、この映画の見所を教えてください。
エル・ファニング:当時の反対運動で訴えられていたことが、現在の反原発運動でも訴えられています。若い人々がこういった運動に参加することは大切だと思います。自分の信念を見つけて、それに従って行動することは良いことだと思うのです。
サリーに聞いたのですが、当時彼女が参加した行進は何日にも渡って続いたそうです。目的の為に立ち上がることは素晴らしいことだと思います。いつか、誰かに声が届くはずなので。

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Q:ラストシーンがすごく象徴的でした。もしあなたが同じような立場にたったら、どのような決心をしますか?
エル・ファニング:ジンジャーが前に進むためにはローザを許す必要があったと思います。ジンジャーがローザの行為を忘れることはないと思いますが、あの経験を通して彼女は強くなったと思います。
わたしも最後には同じ決断を下すことになると思います。
Q:役柄について、姉のダコタ・ファニングに相談したりすることはあるか?
エル・ファニング:あまりしないんです。姉は今ニューヨークで大学に通っているので、私は家でひとりぼっちです。今までずっと一緒だったので、不思議な感じです。姉が帰省するときはあまり映画の話はしないんです。お互いの脚本も読まないので、完成した映画を観に行くときはお互いにサプライズで、それが気に入っています。
いつかは姉と一緒に映画に出演してみたいです。友達の役を演じてみたりするのは楽しいと思います。
Q:これから見る日本の観客に向かって一言
エル・ファニング:オープンな気持ちで映画館に行って頂きたいと思います。そして、最後に少しでも希望を感じて頂けると嬉しいです。そして、この映画の「許し」というテーマが伝わればと思います。気に入って頂けると良いのですが。

『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』
8月31日(土)より、シアター・イメージフォーラム他 全国順次ロードショー
(C)BRITISH FILM INSTITUTE AND APB FILMS LTD 2012
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