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<ゲキ×シネ>第11弾『シレンとラギ』完成披露舞台挨拶

「劇団☆新感線」の人気舞台を映画館で楽しむ作品として上映する<ゲキ×シネ>第11弾として公開される『シレンとラギ』。
昨年、東京と大阪で上演された舞台で、南北朝の時代をベースに国家間の争いに翻弄される若き剣士と暗殺者の一族に生まれた女の悲恋を描く本作の完成披露試写会が7月7日(日)、都内で開催され、主演の藤原竜也さん、共演の橋本じゅんさんが舞台挨拶に登壇した。

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日時:7月7日(日)19:00~舞台挨拶開始
会場:スペースFS汐留  観客150名
登壇者:藤原竜也 橋本じゅん
先日、入籍を発表したばかりの藤原さんだが、ファンの前に姿を現すのは会見以来、初めてとなる。この日は残念ながら来場することができなかった共演の永作博美さんが先月第二子を出産し、同じく共演の北村有起哉さんも入籍を発表するなど、おめでた続き。
客席からは藤原さんを祝福する温かい拍手がわきあがり「おめでとう!」と歓声が飛んだ。藤原さんは「僕は何もしてないですけどね。発表しただけ」と照れくさそうな笑みを浮かべつつ「突然の発表になってしまい、申し訳ないです」と語った。
舞台「ピーターパン」の公演を控える橋本さんは北村さんの入籍も、藤原さんの結婚発表も今日まで全く知らなかったそうで「初耳だよ! ネバーランドから出てなかったから(笑)」と驚いた様子だった。
藤原さんにとっては「新感線」初出演となったが「新感線は鍛え上げられた軍隊のようで、僕も左足が肉離れになって『もうダメです』って言ったんですが『行け! 頑張れ』と言われて、務め上げさせていただきました(苦笑)」と述懐。「次は殺陣なしで、1時間半くらいでいなくなる役でお願いしています(笑)」と改めてその過酷さに言及した。
橋本さんはそんな藤原さんを「ハートの強い人。若い頃から大変なことをやってきただけある。男らしい人」と絶賛する。一方で、藤原さんと橋本さんががやり玉に挙げたのが、本作でカリスマにあふれたゴダイ役を熱演し、新たな一面を見せたと高い評価を集めた高橋克美さん。藤原さんの役に比べて動きが少なく、それなのに2人の周囲でも高橋さんを絶賛する声が多かったようで「克実さんがうらやましい」(橋本さん)、「克実さんは上演中もずっとマッサージルームに常駐してた。ああいう感じの役を次は狙ってます」(藤原さん)と羨望まじりに語っていた。

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その高橋さん、永作さんからは観客に向けてビデオメッセージが到着。永作さんにとっては19年前、10代の頃に出演して以来の「新感線」出演となったが「びっくりするぐらい芝居が変わってなくて、いのうえ(ひでのり/演出)さんに教わったんだなぁ、『劇団☆新感線』で芝居を教わったんだなぁと改めて感じました」と語り、藤原さんに対しては「その柔軟性と“怪物”具合にビックリしました」と独特の表現で称賛する。
高橋さんは、藤原さんとは本作の公演の少し前の連続ドラマに続いての共演だが「(稽古を含め)3月から4、5、6、7月と5カ月一緒にいた。ずいぶん食事も行きましたし、呑みにも行きました。往復の新幹線、ほぼと2人だったし、よう呑みましたね、今回は。印象としてはよう呑んだという話ですね(笑)」と楽しそうに述懐。5分ほどにおよぶ長いメッセージに藤原さんと橋本さんは「もう克実さんはいいよ!」「長い!」と口々にブーイングを浴びせ、会場は笑いに包まれた。

配給:ヴィレッヂ/ティ・ジョイ
『シレンとラギ』
10月5日(土)新宿バルト9他、全国ロードショー
©2013ヴィレッヂ・劇団☆新感線
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