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『ラーメンより大切なもの』印南貴史監督が制作秘話を明かすトークショー

“ラーメンの神様・山岸一雄”が見守る中、印南貴史監督が制作秘話を明かす
『ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~』トークショー開催
フジテレビの『ザ・ノンフィクション』で過去3回(2002年、2005年、2011年)シリーズ放送して絶大な反響を残したドキュメンタリー作品が、さらなる撮影を加え『ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~』として映画化され、6月8日(土)より劇場公開となります。
この度、印南貴史監督のトークショーを開催、『ザ・ノンフィクション』でのシリーズ放送、映画化と山岸マスターを13年間追いかけてきたからこその思いが語られました。また山岸一雄さんもお客様へのサプライズで登場!

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日程:5月16日(木)
場所:フジテレビ「マルチシアター」
登壇者:印南貴史監督司会:松尾翠アナウンサー
松尾アナ:『ザ・ノンフィクション』の3作目でナレーションをさせていただきとても心に残っているのですが、映画化するとうかがい驚きました。まずは山岸さんとの出会いについてお聞かせください。
印南監督:映画化には僕もびっくりしました。出会いは2000年にバラエティ番組でラーメンフリークの人たちとロケをする機会があり、「好きなラーメン屋さんを挙げてください」と尋ねたら、半分の人が“大勝軒”って言ったんです。でも当時はラーメンに全然興味がなかったので、「その大勝軒はどういうお店なんですか?」って聞いたんです。そしたら、みんな「言葉ではなんか説明できないんだよね~」みたいな感じに言うわけですよ(笑)。
それでロケにうかがい、撮影後、山岸さんと3時間ぐらいいろんな話をさせていただいたんですけど、そのとき何となく‘この人、不思議な・・・普通の人じゃない’ と思って。さらにお店の中に板を敷いて寝ると聞いて、‘あれ、この人絶対になにかある‘と確信して企画書を出しました。
松尾アナ:山岸さんの人間性、魅力は初めて会ったときに感じていたんですね。みなさんが神様と言うのはどんなところだと思いますか?
印南監督:僕は神様だと思ったことはなくて、単純にラーメンを一生懸命作る、他の仕事に就いても一生懸命されて名をなす人だと思いました。それとともに秘密を持ってる。秘密を抱えて生きていることって僕らあるじゃないですか。
それは普遍的なことだし、それを映像化できればと思っていただけです。
松尾アナ:山岸さんと対決するシーンについてはいかがですか?
印南監督:あることを聞かなければならなかったんですが、心の準備と聞くタイミングを探って3週間くらい待ちました。
それを聞いたあと、本当に仲良くなっていたのに2週間くらい口を聞いてくれませんでした。聞いたあとは僕も泣いてしまったし、本当に思い出深いシーンです。
松尾アナ:これが絶対撮りたかったというシーンは?
印南監督:寝ている画を撮りたかった。それと大勝軒という、山岸さんを中心にした不思議な社会があった。その社会をいかに忠実に切り出すかに腐心しました。

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(客席にいる山岸さんを観客の皆様に紹介。山岸さんに作品をご覧いただくことについて)
印南監督:山岸さんは(番組の)1回目は観てくれなかった。でも1か月くらいたってから、「周りの人に良かったと言われたよ、良かったらしいね」と言われて(笑)。感慨深いです。
松尾アナ:最後に作品についてみなさまに一言お願いします。
印南監督:この作品はラーメン屋さんのラーメンの話ではなく、ラーメン屋さんの仕事についた男の話だと思っています。だからラーメンのおいしそうな画を撮っていなかったりします。それよりも山岸一雄という人間を見てもらって感じてもらって、自分の人生に重ねあわせたり、自分にとって大切ものについて考えていただければと思っています。

『ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~』
6月8日(土)よりシネマサンシャイン池袋他全国順次ロードショー
(C)2013 フジテレビジョン
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