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広末涼子、稲垣吾郎が見せる新たな境地。『桜、ふたたびの加奈子』

最愛の人の生まれ変わりに出会ったら、あなたはどうしますか?
亡くなった娘に会いたい。
そんな母の一途な想いが、数々の巡り合わせを呼び、傷ついた人々を再生へと導く。
『桜、ふたたびの加奈子』

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生きることは、喪失を乗り越えていくこと。
儚いからこそ美しい桜をモチーフに、母と子の絆、いのちの不思議を描く感動の物語。
娘はきっと、生まれ変わって帰ってくる。
満開の桜の下、5歳になる一人娘を不慮の事故で亡くしたばかりの容子は、妊娠中の女子高生に出会ってそう直感する。夫の信樹は、娘の不在を受け入れられない妻を支えたいと思いながら、ただ見守ることしかできない。
季節はめぐり、桜がまた咲き、散っていく。我が子をもう一度、この手で抱きしめたいという母の想いはいつか叶うのか? もしも願いが叶えば、夫婦の悲しみは癒えるのだろうか……。そしてふたたび春がやってくる。衝撃の真実とともに。
●ストーリー
桜の季節。容子(広末涼子)と信樹(稲垣吾郎)の夫婦は、突然の事故で一人娘の加奈子を失う。加奈子の小学校入学式に向かう途中、容子が目を離したすきに、加奈子が車にはねられたのだ。
自分を責める容子は加奈子の初七日の日、自殺を図るが、あわやのところで一命をとりとめる。そしてその時から、姿の見えない加奈子に話しかけたり、食事を作ったりするようになる。そんな容子に信樹は「加奈子はもうこの世にはいない」と言い聞かせるが、容子は変わらなかった。
四十九日。信樹や、容子の母・松代(江波杏子)が墓地で納骨を行っている間、自宅にいた容子は、飼い犬のジローが誰かを追うように外に飛び出したのを見て、後を追いかける。行き着いた先は小学校だった。
そこで容子はジローを見失い、かわりに大きなお腹を抱えて苦しそうにうずくまる少女・正美(福田麻由子)と出会う。「赤ちゃんがいるのね」。容子は「加奈子が生まれ変わって帰ってくる」と直感する。
病院に付き添った容子は、高校生の正美が父と二人暮らしで、頼れる相手が小学校の時の担任・砂織(吉岡麻由子)しかいないことを知る。砂織は、加奈子が入学するはずだったクラスの教師だった。
不思議な縁に導かれるように、容子、正美、砂織の三人はすぐに打ち解け、まもなく正美は無事に出産する。夏月と名付けられた赤ん坊の右の掌には、加奈子と同じ黒子があった。やはり夏月は加奈子の生まれ変わりなのだ……。
広末涼子 稲垣吾郎
福田麻由子 高田 翔(ジャニーズJr.) / 江波杏子
監督・脚本:栗村 実(『飯と乙女』モスクワ国際映画祭NETPAC賞)
原作:新津 きよみ 「ふたたびの加奈子」(ハルキ文庫刊)
音楽:佐村河内 守
製作:「桜、ふたたびの加奈子」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール パイプライン
配給:ショウゲート
©2013「桜、ふたたびの加奈子」製作委員会
『桜、ふたたびの加奈子』
4月6日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
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