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村上隆、映画舞台挨拶初登壇!『めめめのくらげ』特別フッテージ上映会開催

村上隆 監督第一回作品『めめめのくらげ』
世界初上映!!特別フッテージ上映会のご報告
TOHOシネマズ六本木ヒルズ10周年記念作品 アーティスト・村上隆第一回監督作!
村上隆、映画監督として舞台初登壇! 10年構想の目論みを発表!

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(C)Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.


世界のトップアーティストとして活躍する村上隆がはじめてメガホンをとった映画『めめめのくらげ』(4月26日全国公開)。震災後の日本を舞台にファンタジーの世界を描き出すジュブナイル作品『めめめのくらげ』は、実写とCGを融合し、なんとCGカットだけで約900カット以上という、今までの日本映画にはないスケールと世界観で贈る注目作です。
本編は現在も鋭意制作中となりますが、2月15日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて取材報道向けに、本作の一部であるフッテージ映像を世界初公開しました。加えて村上監督によるティーチインも実施!
●『めめめのくらげ』特別フッテージ上映会
2月15日(金)17:00~
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇:村上隆
Q:まずはご挨拶をお願いいたします。
村上:CGが現時点で1000カットを超えてしまい、まだ完成はしておりませんが、2年間この作品に注力してきたので、僕なりには自信作です。
Q:これまでアートの世界で活躍されてきた村上さんが、今回映画を撮られるにい
たった理由をお教えいただけますか。
村上:自分のエッセンスは60~70代のサブカルチャーを背景に作っていますので、そういったエッセンスを共有できるような媒体として映画を模索していました。
最初はアニメーションで作ろうと思いましたが、映画という文法が理解できなく、情報量が多い実写で試してみようとしましたが、逆に苦労しています。
Q:これまでの作品として、ポップなイラストのイメージの多い村上隆さんですが、今回アニメではなく、なぜ実写だったのでしょか?
村上:そもそも10年前に群馬県にブラジル労働者が移民してきているという話を聞きました。文化の衝突、文化の融合が日本をテーマに描けるのではと思い、シナリオを書き始めました。自分もアメリカに行って文化の衝突の中から新しいものができてくるという経験があり、そのようなものができると思ったのですが、きっかけや動機付けが薄かったんです。
その後震災を契機に大変なことではありましたが、戦後の文化そのもののゆがみがくっきり見えるようになり、書くべきテーマは同じ日本人なのにコミュニケーションが行き届いていないのではないかというところにはっきりと亀裂が見えたので、今生きてる日本人をスクリーンの中で動かすことがリアルだと思い、実写にしました。また、アニメーションにはできないリアリズム、日本のリアルを追求しようと思って作りました。
Q:映画の現場と言うのは、これまでとは全く畑の違った現場だと思うのですが、ご苦労された点はありますか? どんな部分だったのでしょう?
村上:自分は邦画も洋画も隔てなく見ています。特に、宇宙戦艦ヤマト世代なので、メカニックデザインやクリチャーのデザイン、造形などはオタクレベルまで目が肥えています。それを追求するにはなかなか邦画業界は難しかったんです。何度もスクラッチビルドを繰り返さなくてはいけなくて製作が遅れてしまいました。
それは、現場と僕のイメージが隔たっていて、その穴を埋めていくのが大変でした。期間と予算の中でできるコンユータグラフィックスが業界の中であり、その中で完成したものを監督や製作者がうまく編集するかが一つのフォームになっているような気がしました。
しかし、こちらは一度できたCG、特にクリーチャ―達は僕も見たことないキャラクターであるため、できてから性格付けや活き活きした感じを出したかったのですが、一番最初にそれをリメイクの時にそこの考え方の違いで色々と大変でした。通常の流れで培ってきたクオリティのニーズと僕が求めているニーズが随分違っていたので。
自分は『ロード・オブ・ザ・リング』を創るんだぐらいの妄想がふくらんでいたので、「ピーター・ジャクソンはこんなこと言ってません! 予算は違うけどスピリットは同じです!」とか訳の分からないことを言っていて、現場を困らせましたね(笑)
しかし、何度もやり直してきた結果、自信をもってお届けできるものになっています。
Q:現場では力を吸い取られてしまったとお伺いしましたが。
村上:僕は宮崎駿監督が大好きで、『もののけ姫』のメイキングは何百回も見ています。宮崎さんは1作品終えると1年休憩されるとおっしゃっていて、休憩するのかよ!と思っていましたが、毎日本作の編集をしていると、本当にフィクションの世界に引っ張られていく体験をして、本当に1年休憩しないと戻ってこれないんだなと思いました。
Q:今回の主題歌のKZさん、初音ミクの声などとても印象深いのですが、起用の理由をお教えいただけますか。
村上:KZさんは以前からDJを頼んだりと付き合いがありました。初音ミクは今や日本を代表するサブカルチャーのアイコンです。日本の方の映画ではありますが、日本以外の国にも観てほしい。つまり日本の代表的なアイコンを次から次へと合体していきたいという想いがあり起用しました。
Q:続編との連動や今後の展望は?
村上:パート3までは映画で作ります。チャンスがあればテレビシリーズなど10年間でこのタイトルは続けていこうと思っています。2は撮影は撮り終わっていますが、これからポストプロダクションでやり直しし、年内に完成、年明けには公開したいと思って進めています。
Q:くらげ坊などのキャラクターに込めた意味を教えてください。
村上:コミュニケーションをするための媒介者として、異次元からやってきたという設定においてどのようにすれば子供たちにリアリティに伝わるかを思いました。
子供の感情、親や社会へのフラストーレーションを感じると出てくるという設定で作りました。
Q:最後に皆様にメッセージをお願いい たします。
村上:現代美術は西洋のルールに乗っ取って表現する分野です。日本では理解してもらう頻度は低かったのですが、映画はたくさんの日本人見ていて目が肥えてます。そこで、僕が今までやってきた芸術の世界観をこの世に問うという想いで、力んでやってます。たくさんの方に観ていただきたいです。
●ストーリー
主人公の小学生、正志(まさし)は、引っ越してきた新しい家に、見慣れない段ボールを見つけた。中から出てきたのはくらげの様な不思議な生き物。どこか愛くるしいその生き物を“くらげ坊”と名付け、次第に仲良くなっていく。
リュックにくらげ坊を連れて転校先の学校に行くと、他の生徒も、大人には見えない不思議な生物=“ふれんど”を連れていた。いったい誰が何のために。そしてふれんどとは何なのか―。
村上隆コメント:「子どものころ夢中でみていたゴジラ、ウルトラマンなどの特撮の世界。そして大人になっても『スターウォーズ』やスピルバーグ、宮崎駿など、熱は冷めなかった。この作品はそれらの要素といまの日本の混沌をまぜこぜにした、新しいSFファンタジーです」
原案・監督・キャラクターデザイン:村上隆
出演:末岡拓人 浅見姫香 窪田正孝 染谷将太 黒沢あすか ・ 津田寛治 鶴田真由 ・ 斎藤工
主題歌:「Last Night, Good Night」 livetune feat. 初音ミク
配給:ギャガ
制作:カイカイキキ
『めめめのくらげ』
4月26日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他 全国順次ロードショー
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