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『ツナグ』たった一人と一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい

誰かを想い、想われる。
あなたがもう一度会いたい人は誰ですか?
『ツナグ』
「本当に大切なものは何か」を観る人の心に問いかける、感動のヒューマン・エンターテインメント大作 誕生!

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2011年は、人々の価値観が、大きく変化した年ではないでしょうか。
物質社会の限界を感じ、本当に大切なものは何かを見つめる―。人とのつながりを求め、絆の大切さ・家族の温かさに気付く…。
そんな風に、多くの人が考えているように思えます。
原作は、リアリティ溢れる人物描写と透明感のある作風で女性からの強い支持を集め、最新作では2012年上半期の直木賞に選ばれる等、最も勢いのある作家・辻村深月の同名小説で、吉川英治文学新人賞受賞の感動作「ツナグ」(新潮社刊)。この作品は、死者との再会を望む人々と、その仲介を司る“ツナグ”として、他人の人生に深く関わっていく一人の少年の葛藤と成長を描いた物語です。
そこには、人との「絆」や「つながり」という、今の日本人にとって最も大切なものが上質に描かれています。

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主人公の高校生・歩美を演じるのは、本作で映画単独初主演となる、松坂桃李。
昨年は、映画『僕たちは世界を変えることができない。』『アントキノイノチ』で印象的な演技を披露し、第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞。
2012年も、映画『麒麟の翼』、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、映画『今日、恋をはじめます』主演など出演作品が目白押しで、今最も注目される若手実力派俳優の一人。
そして、歩美のことを時に厳しくも温かく見守る、ツナグの師であり祖母のアイ子を演じるのは、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『悪人』『わが母の記』など、日本映画に必要不可欠の名優・樹木希林。

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さらに、佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、別所哲也、本上まなみ、浅田美代子、そして八千草薫、仲代達矢という、錚々たるキャストが脇を固め、作品に確かな品質を与えます。
監督は、2009年の興行収入No.1を記録した映画『ROOKIES -卒業-』『陰日向に咲く』、TVドラマ「JIN -仁-」など、数々の大ヒット作を世に送り出し、日本中に感動を届けてきた平川雄一朗。自身が原作に深く共感し映画化を熱望、自ら脚本まで手がけました。
そして音楽は、日本映画音楽界の大ヒットメーカー、佐藤直紀。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『海猿』シリーズ他、作品のテーマに沿った壮大な音楽を生み出し続ける彼が、脚本を読んで即座に楽曲制作を引き受けました。
この秋、今の日本映画界を代表するスタッフ・キャストの手により、本当に大切なものは何かを問いかける、心震わすエンターテインメント大作が誕生!
日本中を大きな感動で繋ぎます。

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●ストーリー
死んでしまった人に一度だけ会えるチャンスがあるとしたら、あなたはどうしますか?
“ツナグ”とは―、生きている人が会いたいと望む、すでに死んでしまった人との再会を仲介する“使者”を表す言葉。
生者にとっても死者にとっても再会の機会はたった一度だけ―。

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半信半疑で依頼をしてくる人たちの前に現れる使者は、ごく普通の男子高校生・歩美(松坂桃李)だった。
横柄な態度で、癌で亡くなった母・ツル(八千草薫)に会うことを希望する中年男性・畠田(遠藤憲一)。
喧嘩をしたまま自転車事故で死んでしまった親友・御園(大野いと)に聞きたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)。
突然失踪した恋人・キラリ(桐谷美玲)の安否を確かめたいサラリーマン・土谷(佐藤隆太)。
歩美は、実はツナグを祖母のアイ子(樹木希林)から引き継ぐ途中の見習いで、その過程で様々な疑問を抱く。
死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。
果たして会いたかった死者に会うことで、生きている人たちは救われるのか。人生は変わるのだろうか。そして死者は…。
その疑問は、自身の両親の不可解な死の真相へも向けられていく―。

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●キャスト
松坂桃李 樹木希林 / 佐藤隆太 桐谷美玲 橋本愛 大野いと 遠藤憲一 別所哲也 本上まなみ 浅田美代子 / 八千草薫 仲代達矢
●スタッフ
原作:辻村深月『ツナグ』(新潮社刊)
脚本・監督:平川雄一朗
音楽:佐藤直紀
©2012 「ツナグ」製作委員会
『ツナグ』
2012年10月6日(土)全国東宝系ロードショー
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