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日活創立100周年記念特別上映作品『幕末太陽傳 デジタル修復版』初日決定!

日活創立100周年記念特別上映作品『幕末太陽傳 デジタル修復版』の公開初日が12月23日(金・祝)に決定しました。
ここでしか観ることができない、豪華キャストの競演!
半世紀の時を超えて、銀幕に甦る!!
時は幕末、文久2(1862)年。品川の地に北の吉原と並び称される岡場所があった。
相模屋という遊郭へわらじを脱いだ主人公の佐平次は、勘定を気にする仲間三人を尻目に、呑めや歌えの大尽騒ぎ。実はこの男、懐に一銭も持ち合わせていないのだが・・・。
“居残り”と称して、相模屋で働くことにした佐平次は八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍!
巻き起こる騒動を片っ端から片付けてゆく。自らの身に起こった困難をものともせず、滞在中の高杉晋作らとも交友を結び、乱世を軽やかに渡り歩くのだった。


来る2012年に100周年を迎える日本最古の映画会社である日活。
数多あるライブラリーの中から、後の100年まで残したい1本として、日活および川島雄三監督の代表作である本作をデジタル修復する作品に選んだ。撮影当時のスタッフが修復に携わることで、日本映画黄金期の勢いを感じさせる作品として生まれ変わった本作は、50年代のオールスター・キャストが織りなす、笑いあり涙ありの江戸の“粋”な心に触れる作品だ。
古典落語「居残り佐平次」を軸に、「品川心中」「三枚起請」など様々な噺を一本の物語に紡ぎ上げ、完成して54年、日本文化に多大なる影響を齎し続けている。
出演:フランキー堺、南田洋子、左幸子、石原裕次郎、芦川いづみ、金子信雄、織田政雄、岡田真澄、植村謙二郎、河野秋武、二谷英明、西村晃、高原駿雄、小林旭、武藤章生、小沢昭一、梅野泰靖、新井麗子、菅井きん、山岡久乃/殿山泰司/市村俊幸
監督:川島雄三
脚本:川島雄三、田中啓一、今村昌平
撮影:高村倉太郎
照明:大西美津男
美術:中村公彦、千葉一彦
録音:橋本文雄
音楽:黛敏郎
修復監修:橋本文雄、萩原泉
共同事業:東京国立近代美術館フィルムセンター
技術協力:IMAGICA、IMAGICAウェスト、AUDIO MECHANICS
1957年/110分/モノクロ/スタンダード/©日活
配給:日活
『幕末太陽傳 デジタル修復版』
12月23日(金・祝) テアトル新宿ほか全国公開
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