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映画『道~白磁の人~』釜山映画祭にて制作報告会見を実施

ティ・ジョイ配給 2012年日韓公開
『道~白磁の人~』釜山映画祭にて制作報告会見を実施
韓国映画業界の注目高まる!
吉沢悠主演、高橋伴明監督作品、韓国併合期の朝鮮半島で民族の壁を越えて活躍した浅川巧の生涯を描く『道~白磁の人~』の制作報告会見が、10月8日(土)釜山映画祭開催中のヘウンデ・グランドホテルで開催された。


約1ヵ月に渡る韓国での撮影を終え9月10日にクランクアップした本作は、KOFIC(韓国映画振興委員会)の支援を受ける初めての外国映画であるため、韓国映画業界の高い注目を浴びた。登壇したのは共演した韓国俳優ペ・スビン、高橋伴明監督、配給会社ティ・ジョイの與田尚志常務取締役。
会見の冒頭には(大変、異例なことであるが)釜山市長からの祝辞が届き、「韓国を愛して、韓国の文化を大事に思い、ソウルのマンウリにお墓がある浅川巧の生涯を描いたこの映画は、韓国と日本の文化交流だけではなく、両国の人々が深い心を交し合ってお互い近づけられるきっかけになるでしょう。」と本作に温かいエールを送った。
また、主演舞台のため出席できなかった吉沢悠からのビデオメッセージも届き「この映画は日本映画ですが、韓国のスタッフの情熱と様々なロケ地での協力により実現できた韓国映画でもあります。この映画を通じてペ・スビンさんと本物の友情を育み、一生の宝物になりました。映画というエンターテイメントを通じて沢山の人に見て頂きたいです。」と語った。
「朱蒙 チュモン」「トンイ」などに出演し韓国では視聴率の帝王と呼ばれるペ・スビンは、「脚本を読んで出演を決めた。非常に説得力があり観客にアピールできる力がある。衝撃的な実話だし、やらなければいけない映画であると感じた。」と出演を決めたきっかけを語った。また、日本映画に初めて出演し撮影を体験したことについては「目と行動で話をした。それを吉沢さんも監督もすぐにキャッチアップしてくれた。コミュニケーションにおいて国や言葉の違いは何の生涯にもならないことがわかった。」と語った。
高橋伴明監督は本作で伝えたいテーマに関してこう語る。
「この映画の中にこういったシーンがあります。吉沢悠が演じる浅川巧が韓国と日本が信頼しあうことの難しさに絶望していると、ペ・スビンが演じる友人の李青林が『例えどんなに無理な夢でも、それに向かって行動をし続けることが大切なのではないですか?』と応える。このシーンに私が語りたいテーマが象徴的に表れています。」
また、ティ・ジョイの與田尚志常務より、日本での配給はティ・ジョイが100館規模で初夏に公開し、韓国での上映に関してはCJ E&Mが配給をする予定であることが発表された。
ペ・スビンは最後の挨拶に「本当に沢山の人に見て欲しい映画です。私たちが守るべきものは何か、大切にしなければいけないことは何かを教えてくれます。楽しみにお待ちください。」と語った。
会場には韓国メディアを中心に約100名のマスコミが訪れ、ペ・スビンが日本映画に進出したこと、韓国併合期の朝鮮半島を日本映画として初めて本格的に描く本作への注目度の高さが伺い知れた。
●作品概要
今、知るべき日本人がここいる。1914年に23歳で朝鮮半島に渡り、植民地時代に民族の壁を越えて活躍した歴史的人物「浅川巧」!
映画『道~白磁の人~』は浅川巧の人生を記した小説「白磁の人」(江宮隆之著)を映画化するものです。浅川巧は1891年に山梨県で生まれ、23歳の時に朝鮮半島に渡りました。40歳で惜別の死を迎えるまで、林業技手として山林の緑化復元に貢献し、白磁に代表される朝鮮工芸の美しさを伝え守り、民芸運動の祖である柳宗悦に多大な影響を与えました。そして植民地時代の差別意識に影響を受けることなく、民族の壁を越えて朝鮮人と深い友情を育み、私財を与えて貧しい子供達を学校に行かせました。浅川巧の心は当時の朝鮮人に尊敬され、葬儀の際には追悼する朝鮮の人々が競って彼の棺を運びました。
彼のお墓は今もソウル市忘憂里(マンウリ)の共同墓地にあり、韓国の人々によって大切に守られ続けています。
日韓関係に今も影を落とすあの時代に、日本映画が初めて挑む!
そしてKOFICの支援を受けて製作される初めての日本映画に!!
本作の主演である浅川巧役には、幅広い役柄を確実にこなす演技力に定評があり、新ドラマ「南極大陸」への出演や舞台「オーデュボンの祈り」の主演などが話題の吉沢悠。浅川巧と民族の壁を越えて友情を育む親友・李青林役には、「華麗なる遺産」「朱蒙 チュモン」「トンイ」など、視聴率の帝王と呼ばれる演技派俳優ペ・スビン。
『光の雨』『禅 ZEN』『BOX 袴田事件 命とは』などで時代に警鐘を鳴らし続ける高橋伴明監督のもと、制作は日韓共同のスタッフ体制により敢行されました。
これまでタブー視され、映像化されることのなかった日本統治時代の朝鮮半島を真正面から描くために、ロケーションにはハプチョンやブアンにある韓国有数のオープンセットを使用、そのような製作内容が評価され、外国映画としては初めてとなるKOFIC(韓国映画振興委員会)の支援が内定しました。VFX制作や編集・録音などの仕上げ作業も、韓国でトップクオリティを誇るポストプロダクションカンパニー、CJ Powercastの制作協力のもと、すべて韓国で実施されます。
吉沢悠 ペ・スビン
酒井若菜 石垣佑磨 塩谷瞬 黒川智花 近野成美 チョン・ダヌ チョン・スジ
市川亀治郎/堀部圭亮 田中要次/大杉漣 手塚理美
監督:高橋伴明
脚本:林民夫
原作:江宮隆之 (「白磁の人」河出書房新社 刊)
製作総指揮:長坂紘司
エグゼクティブ・プロデューサー:與田尚志/倉内均
プロデューサー:紀伊宗之/小川勝広
製作:小説「白磁の人」映画製作委員会/「道~白磁の人~」フィルムパートナーズ
制作:アマゾンラテルナ
制作協力:CJ Powercast
配給:ティ・ジョイ
宣伝:ヨアケ/プレシディオ
助成:文化芸術振興費補助金
助成自治体:山梨県(予定)/北杜市
(C)2012 「道~白磁の人~」フィルムパートナーズ
『道~白磁の人~』
日本公開:2012年初夏 新宿バルト9他にて全国ロードショー
韓国公開:2012年
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