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Vol.148 『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』

三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船完成披露試写にて『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』観賞。TOHOシネマズ渋谷での3D上映。
『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソン監督による、これまでにない、まったく新しい『三銃士』。17世紀のフランスとイギリスを舞台に繰り広げられる、ダルタニアンと三銃士の冒険活劇。愛と友情、策略と陰謀、剣劇と飛行船……これでもかといわんばかりにエンターテインメント要素が凝縮された作品になっています。


なんといっても最大の見どころはダ・ヴィンチの設計図を元にして作られたという設定の飛行船での戦い。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の海賊船での戦いにも負けず劣らず、大アクションシーンが展開されます。
舞台となっている中世ヨーロッパの宮殿や城などは世界遺産などで撮影し、その絢爛豪華さもこの作品の魅力の一つ。3D映画ならではの奥行き感も手伝い、臨場感あふれる背景に。歴史物ではこうした部分が嘘くさいとそれだけで台無し。その点この作品は、まさに中世に撮影したのではないかと思わせる存在感がありました。
アクションについては『バイオハザード』シリーズで培ったワイヤーアクションに、剣による戦いが組み合わされ、これまた見応え十分。中世のボンドガールをイメージしたというミラ・ジョヴォヴィッチの華麗なアクションは、やはりどことなくバイオ風でしたが。
主役は『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマンなんですが、初めて悪役を演じたオーランド・ブルームがキラッと光ってました。なんというか、黙ってそこにいるだけで威圧感を感じるというか。通常『三銃士』というと枢機卿のほうが目立ちますが、この作品ではブルームのバッキンガム公爵のほうが格が上に感じます。
難を言うと、少々CGが浮き気味かなぁというところでしょうか。飛行船のCGがどうも気になってしまう感じがあり、ちょっと惜しい感じでしたね。
最初に「これまでにない、まったく新しい『三銃士』」と書きましたが、もちろんベースは『三銃士』ですから、三銃士とダルタニアンの活躍や、ユーモアあふれる対話などもきちんと描かれてます。ただ、ここまで現代向けにアレンジするのであれば『三銃士』でなくてもよかったのではないかという気がします。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』ではありませんが、まったくオリジナルの冒険活劇としてキャラクターを作り、物語を書いてもいいような気がします。『三銃士』でなければもう少しキャラクターを減らすことができ、それぞれの見せ場を増やすことができたと思います。
余談ですが、この作品でルイ13世を演じているフレディ・フォックスはエドワード・フォックスの息子だそうです。そう言われてみるとどことなく似てるかも。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような冒険活劇が好きな方にはオススメの『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は東京国際映画祭の公式オープニング作品として上映された後、10月28日(金)からTOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショーです。
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