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『軽蔑』高良健吾・鈴木 杏・廣木隆一監督初日舞台挨拶

映画『軽蔑』 6月4日(土)初日舞台挨拶
高良健吾・鈴木 杏・廣木隆一監督
“地元の悪友3人組”がサプライズで乱入!
6月4日(土)、芥川賞作家・中上健次による純愛小説を映画化した『軽蔑』が、公開初日を迎えました。
主演は、今最も旬な俳優・高良健吾と、若手演技派・鈴木杏。若く才能溢れる二人が、体当たりで本格ラブストーリーに挑んでおります。
公開初日である4日(土)、角川シネマ新宿の初日舞台挨拶にて、高良健吾さん、鈴木杏さん、廣木隆一監督のほか、劇中で高良健吾さん演じるカズの地元の友人役を演じ、3名とはプライベートでも仲の良い俳優・小林ユウキチさん、日向寺雅人さん、蕨野友也さんがサプライズゲストとして登壇致しました! 登場を知らされていなかった3名はびっくり&大喜び! 撮影中のエピソードなど思い出トークに花を咲かせ、大いに盛り上がりました。


登壇者:高良健吾さん・鈴木杏さん・廣木隆一監督コメント
●ご挨拶
高良健吾:数多くある作品の中でこの作品を選んでもらえて、初日にこのスクリーンで見ていただけて嬉しいです。
特別な思いがある映画なので、とても嬉しいです。(映画のコピーに)「世界は二人を愛さなかった」とありますが、みなさんにはこの二人のことを愛していただけたらうれしいです。
鈴木杏:『軽蔑』はすごく思い入れがあり、私にとってとても大きな作品で、これからも大切にし続ける映画だと思います。
初日を迎え、うれしい気持ちとちょっと寂しい気持ちが入り交じっています。私はカズと真知子の二人が大好きで大切なので、みなさんにもたくさん愛してもらえたらうれしいなと思います。
廣木隆一監督:初日にこんなにたくさんのお客さんが来てくれてすごくうれしいです。ありがとうございます。
Q:どのように役に入っていこうと思いましたか?
高良:芝居は、どちらかといえば見せ方やテクニックとかも考えなきゃいけないと思うのですが、この現場では『ただそこにちゃんと居よう』と思いました。見せ方やテクニックではなく、こうしよう、ああしようと思うのではなく、セリフだけ覚えて、その場所で感じてみようと思いました。芝居は基本的には『嘘をつくこと』だけど、この作品の現場では、『嘘はつきたくない』と思っていました。
Q:お二人は共演されて、いかがでしたか?
高良:お互い台本と違うことばかりでしたが、それでもそこに疑問をもつわけではなく、二人でやってみよう、二人でしかできないことをやろう、と意識していました。感覚として杏ちゃんが演じる真知子が言うセリフだから感じられることがある。そういうことが多かったので杏ちゃんには感謝しています。いつも僕が足を引っ張っていたので……(笑)
鈴木:高良くんはひたむきな人で、エネルギーがすごく大きい方です。今回私もいろいろなことに挑戦したので、そのエネルギーに逆にすごく助けてもらっていました。もともと素敵な俳優さんだと思っていて、今回一緒にできると聞いてとても嬉しかったです。想像以上に素敵な俳優さんでした。
Q:鈴木さんは体当たりの演技でしたが、ポールダンスシーンもあり、ラブシーンもあり、相当な覚悟が必要な役だったと思います。どのように乗り越えましたか?
鈴木:もともとポールダンスは大変だろうと思っていたのですが、肌を見せることに関しては、あまり抵抗がありませんでした。そういうシーンを監督はすごく大切に撮ってくれますし、何よりも私自身が真知子という女性に憧れを持ち、惚れ込んでしまったので、あまり抵抗がなく飛び込んでいけました。
Q:真知子を演じることで、世界観は変わりましたか?
鈴木:世界観がすごく変わりました。勝手に背負っていた物、鎧みたいなものを監督に剥がされました。
撮影中に剥がされたときはとても不安でしたし、落ち込んだり苦しく大変でしたが、そのまま進んでみたら、ゼロに戻りました。ニュートラルに戻った感じで、すごく気持ちが楽になったし、ちょっと強くなれたかなと思っています。次の作品に挑んでいくことも、『軽蔑』で真知子を演じ切れた今では、怖くありません。
Q:高良さんと鈴木さんのコンビはいかがでしたか?
監督:すごく楽しかったです。自由に二人でやってもらって、毎回芝居が違ったんです。それでどんどん創り上げていく。二人とコミュニケーションをとりながら、僕はてっきり『この三人うまくいってるじゃん!』と思っていました(笑)二人は全然(うまくいってない)と言ってましたけど…
Q:カズさんと真知子ちゃんとお別れという日ですけれども、いかがですか?
高良:今まで演じた役に対して、ちゃんと『さよなら』をいつもしていません。、役が終わるから、終了、という感覚ではなかったんです。なので、今日はある意味、お別れかもしれないけど、『軽蔑』も僕の中にずっと残ると思います。
鈴木:真知子と出会えたこと、監督や高良くんと出会えたことが奇跡的な出会いだと思っています。役者としても人としてもとても大きな影響を与えられました。確かに、真知子には羽ばたいていろんな人のところに行って欲しいですが、自分の中に真知子が刻みつけられている感じがするんです。ちょっと寂しい気もしますが『これで終わり』という感じはしないですね。違う形で続いていくような気がします。
高良:『会ってなくても、友達は友達』というのと、少し似ているような気がします。
ここでサプライズゲスト、共演者の小林ユウキチさん・日向寺雅人さん・蕨野友也さん登場!
Q:撮影現場での高良さん、鈴木さんはいかがでしたか? 素の部分も教えてください。
日向寺:高良くんは撮影現場で精神的に追い詰められたらしく、演技が終わって部屋に戻るとベッドの上で体育座りをしていました(笑)
小林:みんな同じ世代なのですが、特に杏ちゃんは中学生の時からテレビに出てた人で、僕から見れば憧れのアイドル。なので、共演出来て、うれしかったです。ありがとうございました! 杏ちゃんは全然飾らなくて、男っぽいサバサバした感じでした。カズと真知子が喧嘩するシーンで、僕は杏ちゃんの動きを止めにかかったのですが、とても力が強くてびっくりしました(笑)
蕨野:よく現場終わってからみんなで自転車に乗って飲みに行ってました。二人とも現場の時はぴしっとして、現場を締めてくれて、撮影が終わるとすぐに切り替えて、『飲みに行こう!』という感じでした
Q:監督より締めの一言
監督:本当に今日はありがとうございました。こんなアホな感じで撮影をしていましたが(笑)、とてもいい作品になったと思います。何回も見ていただけたら、いろんなことが分かると思いますので、一度ではなく二度三度四度と、観てもらえたら嬉しいです。原作もぜひ読んでみてください。
●ストーリー
世界は二人を愛さなかった──
夜の街で欲望のままに生きる男・カズ(高良健吾)と、歌舞伎町でダンサーとして生きる真知子(鈴木杏)。孤独な二人は、一瞬で恋に落ちた─。衝動的なカズの情熱に流されるまま、二人はカズの故郷で新しい生活を始める。まじめに働くことを知らず、好き勝手に生きてきたカズは地方の資産家の一人息子だった。「ここじゃ、五分と五分でいられない」愛すれば愛するほど、運命が二人を隔てていく。
出演:高良健吾  鈴木杏 / 大森南朋 / 忍成修吾 村上淳  根岸季衣 田口トモロヲ / 緑魔子 / 小林薫 小林ユウキチ 日向寺雅人 蕨野友也 山田キヌヲ 蒼井そら
監督:廣木隆一
原作:中上健次「軽蔑」(角川文庫刊)
脚本:奥寺佐渡子
製作:角川映画 ステューディオスリー
配給・宣伝:角川映画
(c)2011「軽蔑」製作委員会
『軽蔑』
角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿ほか絶賛公開中
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