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Vol.139 『戦争の犬たち』

戦争の犬たち観賞映画振り返りコラムの52回目は1981年に観た『戦争の犬たち』。戦争映画好きの父親に連れられて、弟と3人で観ましたが、どこの映画館で観たのか覚えてません。テアトル東京だったような気もするんですが。
『ジャッカルの日』で知られるフレデリック・フォーサイスの原作を映画化した傭兵物。イギリスの資本家から依頼された傭兵がアフリカでクーデターを起こし、資本家の扱いやすい大統領を擁立しようと画策する物語で、単なるドンパチではない裏の駆け引きが見どころ。


が、原作にあるような緻密なストーリー展開がうまく感じられず、キャラクターの掘り下げも足りない感じがしました。かといって戦争映画としてどうかというと、そのアクションに驚く部分はほとんどなく、普通といってしまえば普通かと。同じアフリカ傭兵物では『ワイルドギース』のほうがはるかにおもしろかったと思います。
主演のクリストファー・ウォーケンはあまり傭兵という感じはしないのですが、そこはギラギラとした演技が得意なこともあり、かなりがんばっていたと思いますが、それでも『ディア・ハンター』の時と比べるとやはり見劣りしてしまいます。ほかにもトム・ベレンジャーなども出ていたりするのですが……推測の域は出ませんが、監督の演出力のなさではないかなぁ。
傭兵というの職業がどういうものであるかを、これまでの戦争映画とは違った視点から描ける作品だっただけに、もう少し緻密さがほしかった気がします。なんていうか男臭さが感じられないというか、せっかくのキャストがそれぞれがんばっているのに、その余韻が感じられない……うーん、言葉にするのが難しい(^_^;)
まあ、ラストシーンはとても印象的ですし、溜飲を下げる結末ではあるのですが、そこへいたるまでのアプローチがはしょりすぎている感じが否めませんでした。
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