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ゲキ×シネ『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』大ヒット御礼トークショー第2弾

中島かずき&山本むつみが語る
ゲキ×シネの魅力と時代物を描く醍醐味
大ヒット御礼トークショー第2弾開催
日時:4月17日(木) 18:30@新宿バルト9
登壇者:中島かずき 山本むつみ
現在公開中のゲキ×シネ『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』。大ヒット記念トークショー三連弾の二弾目が行われ、劇団☆新感線の座付き作家であり最新作『蒼の乱』も現在公演中の中島かずきさんとNHK大河ドラマ『八重の桜』等で知られる脚本家・山本むつみさんが登場した。

ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII


お二人の交流は中島さんが『八重の桜』が面白いとTwitter でつぶやいたのがきっかけで始まったとのことだが、実は山本さんは雑誌編集者時代に劇団☆新感線が東京進出したばかりの小劇場時代から観劇し、取材もしていたというベテランの新感線ファン。「古田(新太)がまだ痩せててかっこよかった頃だよね。このかっこいい男と芝居やってたら飯が食えるかもと思ってた。みるみる太っていったけど(笑)」と中島さんは思い出を語った。
そんな初期の頃からの新感線ウォッチャーである山本さんだが、ゲキ×シネは未体験だったとのこと。「新感線のお芝居は映像向きではないと思っていたのです。生で観ないとあの迫力は伝わらない!と。でも今回初めて観てその考えが根本から覆されました。お芝居の劇場中継的なものとは全く違う、シネマとして捉え直している。それがスゴイ」と絶賛。
中島さんも「前作『シレンとラギ』からハリウッドのほうで音の編集をしています。非常に音が明瞭なんですよ。意図のある音の入れ方をしていて、今回の『ZIPANG PUNK』でよく言われたのは、お話がよくわかったと(笑)なぜかと言うと台詞や歌詞が劇場で観るよりも聞き取りやすくなってるんですね。ゲキ×シネも進化しています」と感心した。
新感線初出演だった三浦春馬さん、蒼井優さんに関しては「本当に新感線じゃないみたいな爽やかさで(笑)春馬くんは身体も動くし歌も上手いし殺陣もできる。蒼井さんは(演出の)いのうえ(ひでのり)の無茶なアテフリに対してちゃんと心を入れた演技をしている。ツワモノでした」ととにかく絶賛だった。
また中島さんが『八重の桜』で感動した点は「敗者から描いた歴史」だったことと言い、山本さんも中島さんが描く「正史ではない稗史の物語」との共通点と納得。お互いに山田風太郎や隆慶一郎の小説がお好きとのこと。時代物を描く醍醐味を山本さんは「フィクションの中に歴史的な出来事を入れて膨らましていくのが楽しい」と述べ、中島さんは「時代物は死が近くにある世界を描けるのでドラマチックに作りやすい。新感線では自分が好きな活劇要素も入れられる。そして今の時代を描くのに時代劇のほうが重いテーマを書きやすい」と語った。
最後に『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』をこれからご覧になる方へ山本さんは「圧倒的に楽しい!音・演技・役者さんの演技、あとあんなに三浦さんにアクションさせて殺陣やってそのあとに長セリフを言わせてヒドい!っていう(笑)中島さんのドS振りをお楽しみください」と言い、中島さんは「過酷な役をみなさん一生懸命演じて下さいました。最近あまり無い王道の時代活劇なので肩の力を抜いて楽しんでください」と締めくくった。

『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』
新宿バルト9他全国公開中
(C)2014ヴィレッヂ・劇団☆新感線
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