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相武紗季『唐山大地震 -想い続けた32年-』実写映画アフレコに初挑戦!!

『唐山大地震 -想い続けた32年-』
相武紗季 『大切な人と観てほしい』
実写映画のアフレコに初挑戦!!
『アバター』『レッドクリフ』をオープニング成績で超え、中国映画の歴代最高記録を樹立した話題の映画『唐山大地震 -想い続けた32年-』(配給:松竹)。
本作は、1976年に実際に起こり、死者24万人、重傷者16万人という被害を出した20世紀最大の震災、唐山大地震を舞台に、地震により運命づけられたある家族の32年間を描いた感動作。本国では、2000万人が感涙したことから、“催涙(さいるい)弾映画”とも呼ばれています。
この度、3月26日(土)の日本公開に向け、「日本語吹替版」で主人公ファン・ドン役を演じる相武紗季さんの公開アフレコを、2月23日(水)に実施いたしました。


自身も子供の頃に阪神大震災を経験した事もあり、より強い想いで吹き替えに挑んだ相武さん。実写映画の吹替えは今回が初挑戦。冒頭では、今回起ったニュージーランドの地震の被災者の方へのお見舞いの言葉を述べ、公開アフレコが行われました。
映画の見どころとなるシーンを、迫真の演技で公開アフレコし、記者たちはその名演技に息を飲んでいました。
またその後の記者会見では、今回同役の幼少時代を演じた天才子役、芦田愛菜さんついても絶賛!コメントをいたしました。
●イベントの冒頭での相武さんのお見舞いのお言葉
ニュージーランドの地震によって被災された皆様にお見舞い申し上げます。いまだに発見されていない方々が一刻も早く発見されますこと、そして被災者の皆様の生活の、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
イベントタイトル:『唐山大地震 -想い続けた32年-』公開アフレコ収録
日程:2月23日(水)
場所:アバコクリエイティブスタジオ
登壇者:相武紗季
MC:映画の感想をお聞かせください。
相武:非常に迫力のある作品でした。地震によって、バラバラになったある家族を通して本当に考えさせられる作品でした。
MC:催涙弾映画と呼ばれている本作を見て泣きましたか?
相武:中盤から最後にかけて涙が止まりませんでした。アフレコでは何回も同じシーンを見るので何度も泣きました。アフレコ中は涙を抑えて挑みました。
MC:実写映画の吹き替えに初挑戦した感想を聞かせてください。また演出の方からのアドバイスはなにかありましたか?
相武:すごく難しかったです。動いている生身の人間を演じるというのは、とても難しい経験でした。演出の方からは遠くにいる場合、近くにいる場合などで声の張り方に気を配るよう、アドバイスをいただきました。
MC:演じた主人公の感想、彼女の生き方をどう思いますか?
相武:ファン・ドンは淡々としていて、どこか割り切った感じがある女性だと思いました。そしてすごく強い女性でトラウマを抱えながら生きています。また一人の女性の少女から母になるまでを演じるという貴重な経験ができました。もし自分がこういう立場にたったらどうするかわかりませんが、芯の強いかっこいい女性なので憧れますね。
MC:芦田さんが主人公の子供時代を演じていますが、いかがでしたか? また印象に残ったシーンは?
相武:やっぱり、すごいなぁと思いました。私が子供の頃は何もできなかったです。すごく勉強になりました。一番印象に残ったシーンは、ファン・ドンが養母と死別するシーンです。口には出さない感情を表現したシーンです。
MC:震災を経験されていますが、本作への思い入れは?
相武:人ごとではないなと思いました。日本は地震が多く、それが人にどういった影響を及ぼすのか、この映画を見てすごく考えさせられました。
MC:映画を見る方へのメッセージをお願いいたします。
相武:大切な人、そしてご家族と一緒に見てほしい作品です。改めて人の大切さを知ることができる映画です。
MC:今回の役を演じるにあたって、何か気を付けたことはありますか?
相武:中国語の方が早口なんですが、シーンによって口の動きを合わせながら、ゆっくりしゃべるようにしました。
●なぜ吹き替え版を作るのか?
災害によって引き裂かれた32年の家族の絆を描いた『唐山大地震 -想い続けた32年-』。
本作品を観た方々からは、家族への想いを新たにし、「家族を大切にしたいと思った!」「田舎の母に電話をしたい!」という感想が寄せられています。また、中国でもこの映画の影響で昨年から田舎へ帰る人の数が増えたとも言われています。
今回、本作品の吹き替え版を作ることにより、小さいお子さんや、字幕離れが進んでいるといわれる若者、そして高齢者の方々など、家族全員で一緒に本作を観ていただきたいと思い、吹き替え版を制作することになりました。
●相武紗季さん演じるファン・ドン(チャン・チンチュー)について
幼少時に起きた大地震で、家族と離れ離れになり、養父母に育てられる。実は地震の際、瓦礫の下敷きになり、母親に見捨てられ、死体置き場で奇跡的に息を吹き返すという壮絶な体験をしている。養父母の愛で立直り、前向きに生きる女性に成長している彼女だが、今でも心に深い闇を背負っている。
●ストーリー
1976年7月28日、中国・唐山市を未曾有の大地震が襲った。倒壊する建物の中で夫を失った母は残された二人の子供の行方を捜す。翌朝、瓦礫の下で姉弟が奇跡的に息をしていることが伝えらえるが、同時にどちらか一人しか助けられないというあまりに残酷な状況が告げられる。「息子を・・・」泣き崩れる母親。だが、その消え入るような声は瓦礫の下の姉の耳にも届いていた。
時は流れ、娘の死を想い続けながら母親は生きていた。そして奇跡的に生き延びた娘も養父母の元、成長していた。今、32年の時を経て親子の運命が大きく動き出す。
監督:フォン・シャオガン(『女帝[エンペラー]』『狙った恋の落とし方。』『戦場のレクイエム』
エンディング曲:フェイ・ウォン
出演:シュイ・ファン、チャン・チンチュー、リー・チェン、チェン・ダオミン
吹替版キャスト:相武紗季、芦田愛菜、戸谷公人、他
原作:「唐山大地震」チャン・リン(角川文庫刊)
上映時間:2時間15分
提供・配給:松竹
特別協賛:ニトリ
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『唐山大地震 -想い続けた32年-』
3月26日(土)全国ロードショー
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