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Vol.106 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』

超電王トリロジー ORIGINAL SOUNDTRACKTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』を観賞。『仮面ライダー電王』の劇場版5作目で、3部作(トリロジー)の1本目。
前作『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』の続きというわけではなく、TVシリーズの正統なる続編となっています。TVシリーズを通して観た人が気になっていたであろう侑斗と愛理の愛の物語。最終回から2年以上経って、こうした話が観られるのはファンにはうれしいんじゃないでしょうか。


仮面ライダーの映画、電王の映画でもそうですが、これまでの劇場版というと、新しい変身フォームや新しい仮面ライダーが出てきて活躍することが売りだったりしましたが、この作品ではそういう要素はいっさいなし。あくまでTVシリーズのサイドストーリーとしてのテイストで展開します。
ただ、その分、TVシリーズを観ていなかった人には少々つらいかも知れないという感じはしました。主軸である侑斗と愛理の関係についての解説は多少ありますが、この二人の関係への思い入れがあって初めて成り立つ話なので、その部分の知識がないとわからないかもと……。
それにしても、映画自体は70分ぐらいなのに、侑斗と愛理の話、電王と新しい敵イマジンの戦い、暴走するデンライナーといったエピソードがきちんと収められているのがすごい。今回はゼロノス編ということで、当然のことながら侑斗と愛理のエピソードが中心となるわけですが、二人の、お互いの想いが伝わってくる静かなシーンがわりと多く、そのシーンに尺を取られているわりに他のエピソードもまとめられているということに感心しました。
さらに感心したのは映画を観ていた子ども達。仮面ライダーですから、当然親子連れも多く、中には3年前観てなかったろ?と思うような小さな子どもも観ていたのですが、これが全然騒がない。特撮映画を観に行くと、普通はドラマ部分で子どもが飽きてしまって騒ぐことが多いですよね。しかし今作では、静かなシーンも多いのに、そういったシーンでも騒ぐ子どもがおらず、みんな見入っていました。これはすごいことです。どこに子ども達を惹きつける部分があるんでしょうね。逆にイマジン達のドタバタシーンのほうがにぎやかだったかも(^_^;)
個人的には、中村優一さんも松本若菜さんもパンフレットのインタビューで書いてますが、監督に好きにやっていいと言われたというデネブの妄想シーンがとてもおもしろかったです。他とテイストが違うためにさらに引き立つというか、大爆笑でしたね。
話としてはしっとりとした大人の話という感じもあり、この先をあれこれ想像してしまう終わり方もとてもよかったと思います。仮面ライダーという素材でこのようなラブストーリーが作られるということに驚きつつ、逆に、新しい可能性が示された作品として評価したいと思います。
これから2週間置きにあと2本公開されるわけですが、続くEPISODE BLUE、YELLOWにも期待したいと思います。赤、青、黄……モモタロス、ウラタロス、キンタロス……まさか冬はリュウタロスのEPISODE PURPLE!?
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