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Vol.98 『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』

アーサーと魔王マルタザールの逆襲マスコミ試写にて『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』を観賞。リュック・ベッソン監督によるファンタジー映画で、3部作の第2作。
前作『アーサーとミニモイの不思議な国』で身長2mmのミニモイ族が棲むミニモイの国で大冒険をしたアーサー。魔王の手からミニモイの国を救い、英雄となったアーサーの冒険第2章は、さらにスリル満点!


昆虫の乗り物とか、その小ささを感じさせる要素が盛りだくさんで、とてもおもしろいギミックのキャラクターなどがたくさん出てきて、それを観ているだけでもおもしろい。また、途中、ネズミとのチェイスシーンはスピード感のある、迫力の映像となっています。
実写と3DCGを組み合わせ、人間の世界は俳優たちが演じている映像にCGを付加。ミニモイの国はCGアニメで描かれ、独特の世界観を作り出しています。実写とCGのギャップは確かにあるので、その差がつらいと感じる人には合わないかも知れません。
『アバター』を観たときは、実写のSF映画を観に行ったつもりだったのにCGアニメを観させられたという点が私の中では大きなマイナス点だったのですが、今作は最初からCGアニメを観るというつもりで観たので、そういうガッカリ感はありませんでした。逆に実写部分もCGで作ってしまえばもっとよかったんじゃないかとも思いましたが。
話としては、誰もが子どもの頃に夢見るようなファンタジーと言えばいいでしょうか。自分の家の軒下に小さな種族が棲んでいて、そこに自分が入っていって冒険をする……。子どもたちからしたら夢のようなお話しだと思いますし、公開時にはすべて日本語吹き替え(試写は字幕でした)での上映ということなので、小さなお子さん連れでいくといい気がします。
ただし、3部作の2本目の宿命というか、話は非常に中途半端なところで終わります。ここでも何度か書いてますが、続きがあろうがなかろうが、1本の映画として観せるなら1本の映画として成り立たなければいけないと私は考えます。前作はそれだけできちんと完結していましたが、今作は「えっ? ここで終わり??」という感じ。そこまででエピソードが完結していればいいのですがそうではないのがちょっといただけないですね。
続編映画にありがちな、前作を観ていないとついていけないということはなく、この作品から見始めても問題ない作りになっていただけに、さあここから!というタイミングで終わってしまうラストがとても残念です。
その分、第3作に期待がかかるわけですが……でもやり方として、私はちゃんとこの作品だけで完結してほしかったなと思います。
『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は4月29日より全国ロードショーです。
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