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Vol.95 『サウンド・オブ・ミュージック』

サウンド・オブ・ミュージック 製作40周年記念版観賞映画振り返りコラムの37回目は1980年に観た『サウンド・オブ・ミュージック』。1965年製作のアカデミー賞5部門を受賞した、言わずと知れた名作ミュージカル。日劇(現在のではなく旧日劇)でのリバイバル上映で友人と観ました。
最近はビデオ・DVDの普及でリバイバル上映というのはあまりありませんが、この頃はけっこう多かった気がします。見逃した映画や、年齢的に観ることができなかった映画などを映画館で観られる機会があったというのはいいことでしたね。


映画は第二次世界大戦直前、ドイツに併合される前のオーストリアが舞台。7人の子どもを持つトラップ大佐のもとに家庭教師として赴任した修道女のマリア。子どもたちと打ち解け、音楽の楽しさを教え、トラップ家の雰囲気そのものが変わっていくなか、大佐とマリアはいつしかお互いに心惹かれ合っていく。しかしその一方で、戦争の影は確実に忍び寄り、一家は大きな決断を迫られる……。
全編にわたって歌に彩られるこの作品は、戦争直前という雰囲気を感じさせることなく、明るく楽しい映画です。ドレミの歌やエーデルワイスなど、いまでは誰もが知っている歌が登場しますが、個人的には子どもたちに歌の楽しさを教えるドレミの歌のシーンがとても気に入っています。
カーテンで服を作ったり、マリアたちを応援する修道女の行動など、思わずくすっと笑ってしまうようなユーモアも散りばめられ、これから戦争に突入するという暗さを感じさせないストーリーもファンが多い要因だと思います。
ミュージカル映画というものを観たのはたぶんこの映画が初めてで、ストーリーに沿ってはいるが、いきなり登場人物が歌い出すことに関してはとても違和感を覚えた記憶があります。この後も、名作と言われる様々なミュージカル映画を観ましたが、どうもこの違和感だけはなくならないですね。みんないい映画なんですが「なぜここで歌わないといけない?」とつい思ってしまうのは、ミュージカルというものが自分になじまないジャンルなのかも知れません。
また、3時間近い上映時間と、スローテンポな展開が少々つらく感じるのも事実。同じような上映時間のミュージカルでも『マイ・フェア・レディ』はそういうふうに感じないのですが何が違うんでしょうね?
もちろん映画としては歴史に名を残す名作ですし、内容もそれにふさわしい作品だと思います。映画好きなら一度は観ておくべき作品でしょう。
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おすすめ平均
stars「サウンド・オブ・ミュージック」のアニメ版。ホントは亡命後のアメリカ編のほうが面白いらしい。
starsマリアの成長は子供達の成長でもある
stars世界名作劇場復活の暁には…
stars本当に温かい…。これこそ名作劇場です。
starsいつでも明るく。

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